ツール作成していると、別ファイルの特定のセルから値を取得する処理を作るというのがあったりします。
この特定のセルというのは、コードで自動で処理される箇所ではなく、ユーザーが任意のセルを選択または入力できるようにして、その入力したセル番地から値を取得するというものです。
例えばツール内に「設定」という名前のシートがあったとします。このシート内の指定の箇所にユーザーが「B3」と入力、その後ツール内にあるボタンを押下したとします。
すると別ファイルの特定のシートの、ユーザーが入力したセル番地の「B3」セルから自動で値を取得できるようにする、というものです。
しかしユーザーに任意で選択・入力できるようにさせたとしても、手入力だと何らかの入力ミスをする可能性もあります。例えば空欄であったり、「3B」などアルファベットと数値を逆にして入力してしまうケースも考えられます。
そのような場合を考慮して、メインの処理が始まる前にユーザーが入力したセル番地が本当にセル番地として正しいのかチェックできる機能があると安心です。
今回は、そのセル番地がセル番地として正しいかチェックするコードについて説明していきます。