あの「ナニワ金融道」の青木雄二氏の本を久々に読んだ。
もの凄く新鮮でワクワクした。
新入社員のみなさんへ初めての職場には慣れましたか?
わしはキミたちに「サラリーマン」などと耳ざわりのええことは
言いまへん。「労働者」と呼ばしてもらいます。
こんな切り口だ。
マルクスとドストエフスキーの「罪と罰」をこよなく愛する氏はインテリ
とナニワのこてこて感が微妙に混ざり合い、また岡山の高校をでて
大阪に出てきてから水商売など30以上の職を転々とし、
30才から8年間は会社経営を。そしてなんと44才になってから漫画家
として大輪の花を咲かせるなど劇的な人生をおくってきている。
わしが水商売に染まらず夢を追えたのは、20代ですでに
資本主義というのはこんな汚れたもんやという本質を知っとった
からや。哲学的なものの見方ができるやつが、結局一番強いんや。
20代に社会の裏を見たことで、わしは人間の業そのものがリアル
に描けるのや。 氏はこう話している。
25歳でコミックの新人賞の佳作はとったが44歳で漫画家になり
「才能」を認められたわけや。結局、天才というのはキャリアとか
時間などに全然関係なく、ある日突然、現れるものなんや。
しかし天才とは何もしないで天才になれるかというと大間違いや。
その人の天才性が現れるまでに、はるかに長い下積み期間が
あることをしらなあかん。長嶋が天才なのは、立教大学時代に砂押
という鬼監督の手で、月夜の千本ノックいうてメチャクチャな鍛錬を
しとるからなんや。落合もしかりや。人の見えんところで、
しっかり稽古をやっとる。天才は99%の努力と1%の才能やと
エジソンが言うとるけど、まさにそのとおりやね。
あたりまえなことだけどもの凄く新鮮。
何か大切なものを思い出した。
まだ駆け出しのころ、うまくは喋れなかったけど朝までデニーズで
コーヒーを死ぬほどおかわりをしながら熱く語ったよな。
昼も夜もなにも食べないでABCを連続で倒れそうになるまでやったっけ。
でも夢にむかってワクワクどきどき、寝ている時も頭の中にはマップが
浮かんで苦しいとかつらいとか、不安とかお金がないとかそんな
くだらないことなんか何ひとつ感じるひまもなかった。
自分が最高タイトルをかけた2ヶ月目、ラリーで1ヶ月先に上がった人の
表彰をみながら来月は自分があそこに立つんだと思いながらも不安と
希望がいりみだれ気がつくとにぎった手のひらがあせだらけだったこと、
その月さいごの書類を会社に出した帰り道、自分は達成したんだという
感動と充実感でなみだがこみ上げてきたことなど……忘れていたな!
よし元にもどすぞ! 本当のネットワーカーというものをみせてあげます。
何かベーターエンドルフィンと成長ホルモンが一気に出てきた。