『妖怪ふた口女房』
男の家に ある日
訪ねて来た女は、美人であった。男の嫁取りの条件は

『飯を喰わない、よく働く、美人』

男『おめぇは、飯を喰わずに 働けるか?』の問いに 
女『へぇ』と 答えた。

一緒に暮らし出すと 
事実 男の前では 飯を喰わない。

男は さぞかし 米が残っているとほくそ笑んだが、米がからっぽになっていた。

男がいなくなると、米をとぎ 
飯を炊き 顔の口と後頭部の口で
わっさわっさと喰う。

ご存知『妖怪ふた口女房』だ。
男の心を 妖怪が利用した。
現代でも ありそうな話しだ





なんか、最近 飲み薬の影響か
食事の度に
『もう一口、もう一口』と 食べてしまう。

当然 太った………