東出昌大、三浦貴大主演の『Winny』を見た。




三浦さんと、あと脇がとにかくみな演技がうまい。

すごく良かった。


警察は何故開発者を狙ったのか、警察の裏金問題告発、そのあたりは最後まで物語として詳細には描かれてなかったのだけど、とにかく伝えたいことは分かる。


警察は決して私達の味方ではない時もある。


袴田さん事件、子供の頃からその裁判をずっと見てきたから。

まぁ否応なしに我が地方の住民はそこは体感できているんじゃないかな。

夕方のニュースでよく特集組まれるのよ。


話を映画に戻そう。


東出さん、いつも通りまぁ滑舌悪いと言うか声が安定しないと言うか。

とにかく流石東出さんって感じ。


なのに!!!

神がかってました✨


かえってそれが技術職特有のコミュ症(偏見すみません)に見えるし、台詞が不安定に話されるのも裁判で緊張しているかのようにごく自然に見えた。


姉への電話で名乗る時に自分の名前さえ滑舌悪くて『いさむ』なのか『いさみ』なのか聞き取れなかったのに⋯⋯

裁判の最後、『科学技術』という単語でさえ何度もうまく言えてなかったのに⋯⋯


でも!

とにかく今回の役はすごくあってて。

びっくりするくらい良い演技に見えた。


波瑠主演のドラマ『あなたのことはそれほど』で猟奇的な夫の役をやった時もなかなか良かったのよね。

ちょっと特徴ある役って演じやすいのかな?


とにかく私的に、今回の映画は東出さんの代表作になることは間違いないって感じでした。


(でもね、ラストの金子勇さんご本人の映像を見たら、東出さんが演じる金子よりも全然普通の話し方で⋯分かってはいたのだけど、やはりあれは役作りではなかったのだなと少し悲しくなったw)


あと東出さん、ビジュアルはやはり良い。

映画の中で昔の冴えないメガネかけて冴えないスーツ着てたり、あと前髪チョロってしててやはりすげぇダセェはずなのに⋯⋯


等身が最強なのだろうな、どんなときでもカッコ良いし、顔も真面目そうに見えてすごく良いのよね。


ビジュアルが良いって才能なのだろうな、そんなことも感じました。