⑩からの続きです
さて、アヴォン駅から2駅、モレ・シュル・ロワン駅に到着です。ガイドブックには、あんまり詳しい事は書いてありません....地図をプリントアウトして持ってくるどころか、見る事さえ忘れてた
徒歩30分とあったけど(ガイドブックのは、大抵その時間では着かない事が多い)、どっちに歩けばいいかも解らない
取り敢えず、バス停に行ってみましたが、街の中心地に行くようなものは見あたりません。さて、どうしようか...
駐車場に行くと、タクシーの電話番号が3件程書いてあります。しかし、こんな田舎で英語は無理?つか、喋れないし
で、近くのベンチに座っていた、黒人のお姉さんに、タクシーを呼んでくれますかと携帯電話を差し出して頼んでみたんだけど、イマイチ通じなかったのか、窓口に行ってなにやらタクシーを呼んであげてと頼んでくれている様子。しかーし、窓口のおばちゃんは「ノーーーンっっ」と、取り合ってくれなかった
そこへ、黒人の女性を迎えに来た白人の小柄なおじさん。事情を聞いて、自分の車に乗れと言って下さいましたあんまり街には詳しくないらしく、写真を見せてここまで行きたいんです...とカタコトで説明し、出発
おじさんの車は、トヨタ車でした
車は長細い駐車場を抜け、延々とまっすぐ走って行きます。で、5分後、街に入る門の所に到着です。ここには、観光案内所があるのです。
一生懸命お礼を言って、車を降りました。いやー、親切な人達でした
到着したのは、ここです。
さて、この左手に観光案内所があり、ここでパンフレット等を貰います。聞くと、やっぱり街の中心近くから駅までのバスは無いとの事。帰りは歩きか~と思いつつ、街中へ。
こじんまりしていて、お土産屋さんとかもありません。門を入ってすぐ、とても古い木造のカフェ?がありました。観ているとおじいさんが寄ってきて、写真取ってあげるから並びなさいと言ってくれて、有り難く写真を撮って頂きました。結構有名なのかな
近くで見ると、かなり年期が入ってます。
そこからぶらぶら歩いていると、お総菜屋さんがありました。見ていると男の人が寄ってきて、何やら料理の説明をし始めました。このお店の人
かと思ったら、聞くと今日はパリから一人で観光に来ていて、このお総菜はとっても美味しいから、買って帰ったら
と勧めている...らしい
確かに、美味しいそうだし、持って帰りたい。
持って帰りたいのはやまやまだけど、なんせ気温が34度位あるフランスだし、保冷剤を入れてくれる...なーんて、デパートじゃあるまいし、あるわけない。
せっかく色々言ってくれたけど、無理だわ食べさせるレストランも併設してないようだし、断念
その人に別れを告げ、また、とことこ歩き出します。入った門の反対側の門をくぐり抜けると...
なんと、そこには...
素晴らしい光景が
私がビデオを撮っていたら、いきなり少し水をかけられました撮られるの、嫌だったのかな
と思ってたら、水をかけた少年が下の写真の左上に、橋の欄干を乗り越えて行って...
飛んだ
上の写真で解ると思いますが、先端から飛び込める深さの所まで、3㍍は
ありましたその後、みんなで手を振ってくれたので、実は撮って欲しかったらしいです
実は、シスレーが描いた絵で有名なのは、上の写真をずっと左に行った場所から、こちらを描いた物です。帰りも歩かないといけないので、今回は行きませんでした。
長くなったので、モレ・シュル・ロワンは、まだ続きます