やっと搭乗。あとは13時間でフランスね
と喜んだのも束の間。次のトラブルは直ぐにやって来たのです。
 
シャルル・ド・ゴール空港に到着後、荷物を受け取りバス乗り場へ移動しようとした時、ツレが「ちょっと待って、なんか、キャリーケースが変」見てみると、なんと車輪の外側が破損しています。車輪自体が無くなっている訳ではなかったのですが、これで石畳を転がす事は困難です
...「破損証明、取っていく?」旅行保険には入ってきたので、保険が効くかもしれません。
 
けれど、2人はあまり気乗りしなかったのです
何故なら長時間のフライトでとっても疲れていたし、おまけに私達『英語もフランス語もダメ』だから。英語の簡単な文書ならなんとか読めますが、とにかく聞き取りが出来ません。まぁ、でも、どうにかなるわ...(毎度の事)
 
 
荷物の紛失や破損を受け付けるカウンターへ。最初、綺麗な女性職員が「あら?これは...書類が必要ですね。いま、カウンターが空いてないから、ちょっと待って」みたいな事を言って、その人がやってくれるんだと思っていたら、しばらくたって姿も見えなくなった
時間は5時過ぎ。もしかして、引き継ぎもしないままご帰宅ですか
流石フランス人
 
仕方ないので、カウンターが空くのを待って別の女性に事情を話します。キャリーケースを確認して、書類を作る時に
 
係員 「何年前に購入しましたか
私  「えーと、8年前位」
 
ここで女性の顔が険しくなります。あからさまに、『そんな年数が経ったキャリーケースに、保証なんか求めるの?』と言う顔です
そして
 
係員 「購入金額は?」
私  「たぶん、500ユーロ位かなぁ」
係員 「...


」..ますます、信じられな?いという顔。
 
だって、本当なんだもの
 キャリーケースだけど、生地はNASA開発の特殊生地で、ナイフでも切り裂けないと言うのを使ってるし。事実、かなり長持ちしてます。しぶしぶ書類は作ってくれたけど、最後は無言で投げるように書類を渡す彼女
この処理に1時間半は掛かってしまって、より疲れは倍増
 
本当はバスで市内まで行きたかったけど、疲れ果てて結局タクシーで行く事に。でも、夕方で大渋滞の上に、タクシーの運転手はわざとのようにのろのろの車線を走る
うう、ロワシーバス(乗ろうと思っていた
)にまで追い越されている
こんなんなら、私が運転したい
行くホテルはパリの東側で、大渋滞の環状線を走る位なら、途中の出口で降りてそっちの方面へ行ったらと言っても、大丈夫、大丈夫の繰り返し....何が大丈夫なんじゃ


 
 
結局、20ユーロほど通常料金(ホテルの人に聞いた)をオーバーして到着。渋滞は仕方ないけど、ホテル前の一方通行の道をツレが指示した(ツレはGoogleのストリートビューで道を確認していた)のに、「違うよ?」なんて暢気に言って結局大回り
大体、住所を見せた時に大丈夫か確認したのに、ナビがあるから大丈夫と言いながら、大渋滞の中で「ナビが上手く動かない、これ、ダメだね」とか言い出す始末

だからタクシーに乗るのは嫌いなのよ
で、着いたのはこんなホテルです
 

 
すみません、正面からの写真が無くて
左側には、細長い公園が延々と続いていました。中には子供達の遊び場もあって、夕方7時過ぎても親と一緒に沢山の子供が遊んでいます
 

 
ホテルの部屋は狭くて、パティオに面していました。お向かいの家の中が丸見えなんだけど、皆さん、あまり気にしてない様子
 

 
次はサン・マルタン運河を巡る遊覧船に乗船した話。次回からは楽しい話しが多いです
セーヌ川のクルーズ船に乗った方は多いと思いますが、こちらはあまりいらっしゃらないかも
お楽しみに