したか?軟水体験が出来るオーガニックワイン専門店『マヴィ福岡』さんも、
舞鶴公園のすぐ側です。限定で『桜』ワインが出ているのですが、とっても
今日は軟水器の「再生作業」についてお話しします。中に入っているイオン
交換樹脂の働きについては先回お話ししましたが、樹脂がマグネシウムや
カルシウムを取りきれなくなった場合、当然軟水器から出る水の硬度は上
がっていきます。
いきなり元に戻る事はありませんが、私の場合ですと10ppm以下でも気が付きます。
大抵、お風呂に入った時に、ざっとお湯を被ってから最初に湯船に入ります。(最初に身体を洗うという方、気にしないで下さい)その時に癖のように腕を撫でるのですが、
少しでもギシッという引っかかりを感じたら、大抵硬度が出ています。その後、石けんやシャンプーの泡立ちが若干悪くなっている事が多いので、薬品で硬度を測ります。
ここで硬度が出ていれば再生作業をします。樹脂は元々持っているナトリウムと水中の金属イオンを交換しています。再生とはこの逆で、今度は塩水を通す事によって樹脂が持っているカルシウムとマグネシウムを塩水中のナトリウムと交換させるのです。
こうやって、イオン交換樹脂は元の状態に戻ります。
軟水器には色々あって、私が最初に使っていたのは軟水器に直接塩を入れる物でした。今は塩水を最初に作ってから、それを流す物です。一体、どちらが作業効率が良いのか、判断が付きません。メーカーでは食塩水を流す事を推奨しているようです。
軟水器には、イオン交換樹脂が1リットル程度しか入ってない物も見かけます。もし、これを4人家族で湯船まで使えば、数日しか保たないでしょう。家族の人数、月々の水の使用量、こまめに再生するのか、最低月1回で抑えたいのか...それぞれの家庭によって、選ぶ軟水器は違ってきます。それに加えて重要になるのが住んでいる場所の硬度です。これも加味しなければいけません。
上記の事をアドバイスしながら、各ご家庭に合った軟水器を販売して行ければ良いなと
考えています。次回は、せっかく軟水になったんだもの、『無添加石けんで身体を、純石けんでお洗濯に挑戦』です。