本日は横浜海上防災基地に来ています。
サウスウインドから歩いて10分ほどのところにあります。
横浜海上保安部には時折お邪魔しますが、訓練施設に入ったのは初めてです。
訓練水槽(プール)は長さ25m、幅10m。水流最大4ノット、最大波高1.0m、最大風速15m/s(吹き出し口)、ダウンウォッシュ10m/s。
海上保安庁交通部安全対策課が提供するウォーターアクティビティの総合安全情報サイト「ウォーターセーフティガイド」のさらなる内容の充実のための事前検証が行われました。6/5(水)に行われる検証の事前テストです。
数字が書かれているのが送風装置のモーター。その下が吹き出し口。
天井に設けられたダウンウォッシュのダクト。海面近くでヘリコプターがホバリングしたときの風を再現します。
造波装置が動き始めたところ。
カヤックがこの訓練水槽に入るのは初めてのことだそうです。
風速15m/s、波高0.7mで実験。
カヤッカーは日本一周をした経験したことのあるベテラン。
実際の風速は吹き出し直下の水面で10m/s、プールの中ほどでは7m/sくらいでしょうか・・・。
波は反射波が複雑に重なり合って下から突き上げるような、ちょっと緊張する感じです。
横を向いたところでローブレイスを入れています。
※この後、初心者が乗った実験では横向きになった時点で沈してしまいました。
2ノットの潮流を再現している画像。
すべて動画で撮っていたのですがこの時点でメモリオーバー・・・。
この後、同じ条件で初心者が乗った場合の実験やフィッシング用に偽装・装備したシットオントップによる走行、沈、リカバリー。
そして同じくSUPのデモも行われました。
風速・波高、そして乗り手のスキルによって随分と状況が変わることがよくわかりました。
6/5の本番ではもっとわかりやすいリポートができるように頑張ります。