3日間のバンクーバー旅行、楽しかったー、のかな?!
彼の誕生日のお祝いを兼ねて行ってきたんだけれど、初日の夜、レストランで食事をした後ホテルへ歩いて戻る途中で財布を落としてしまったみたい。
気づいたのは翌日(誕生日当日)の朝、出かける準備をしていたとき。
ジャケットのポケットに財布が無いのに気がついて頭が真っ白になってしまいました。
パスポートにクレジットカード、免許証にホテルのカードキー、ワーホリのビザもSINカードやIRDカード、すべて財布の中に入ってる。
部屋中探しても無いし、どこで落としたか覚えてもいない。
財布を落としたのなんて生まれて初めてだから、何からどうしたらいいのかわからない!
とりあえずクレジットカード会社に電話をしてカードを止めてもらい、部屋のカードキーも入っていたのでレセプションで新しいカードを作ってもらい、コンシェルジュで近くの警察署の場所を教えてもらい、誕生日そっちのけで手続きに奔走してきました。
日本領事館でパスポート再発行の申請書をもらい、戸籍謄本が要るのであわてて親に電話して頼み、警察へ行って財布紛失の届けを出し、中身の詳細などわかる限り詳しく説明をし、カナダのイミグレーションでビザ再発行の手続きの説明を受け、NZ領事館でビザの再発行申請書をもらってきて、もうここまでで丸一日つぶれました。
せっかくの誕生日、いろいろプランはあったし彼も行きたいところもあったのに、ヘコんでパニクってるわたしにつきあって一日一緒に歩き回ってくれました。
せめておいしいディナーでも、と思って夜は少し奮発して高級レストランへ。
バンクーバーのメインの通りにある、広くて落ち着いたレストラン。
お店の雰囲気は抜群に良く、スタッフのサービスも一流、お料理はもちろん申し分無くとってもおいしくて大満足でした。
あれは忘れられないお店。バンクーバーに行ったらまた食事しに行きたいなぁ。
3日目、記入済みの申請書を持って日本領事館へ。
パスポートの再発行のため番号札を持って待っていたら、ケータイが鳴りました。
なにやら警察からの電話のよう。
と同時にわたしの番号が呼ばれて慌てて立ち上がり、申請書を持ってカウンターまで行きました。
が、警察の話を聞いてみると、わたしの財布が見つかった、とのこと。
本当にわたしの財布なのか、財布の形や色、中身を確認しても、間違いなくわたしのものらしい。
その警察署は少し遠くにあるらしく、場所がよくわからないと言うと、この領事館前まで届けに来てくれると。
カウンターのオネーサンにその旨を伝えて慌てて外に出てパトカーを待ちました。
何分か待って到着したパトカーの助手席には間違いなくわたしの財布が座ってるじゃないですか!
それを持って出てきた警察官が天使に見えました。
話を聞くと、わたしたちが泊まっていたホテルのある通りで、ローカルの女性が財布を拾ったそうで、ただ近くの警察がどこなのかよくわからず、財布を一日持っていたんだそう。
近くの警察署がどこか調べてやっと翌日届け出てくれたそうで、中身を確認してわたしのものと判明、紛失届けを出していたのでケータイに連絡が来た、と。
警察官の目の前で一応もう一度、自分のものか、中身が無くなっていないか確認をしました。
カード一枚、レシート一枚も無くなっておらず、すべてそこにきちんと元のまま入っていました。
もう嬉しくて嬉しくて言葉になりませんでしたねー
自分の不注意で財布を落として、せっかくのホリデーがその処理だけで終わってしまったけれど、最終的には無事に見つかったわけだし、彼にとっても忘れられない誕生日になったことでしょう(笑)。
それにしても、ものすごいタイミングで見つかったもんだなぁと、あらためて感心。
加えて、ずっと見つからなくてあきらめかけていた、2ヶ月前にNZのお店宛に送った小包のトラッキングナンバー。
これで見つからなかったらあきらめよう、と思って探していたら、引き出しの奥から見つかりました。
スキーしに行ったら最高のコンディションに恵まれるし、なんだかラッキーウィークのようです。