今日の朝日新聞の朝刊に夏に向けての電力不足対策が出ていました。
概要はこんな感じです。
・輪番停電なし。
・火力発電所で600万kw調達。
・東電管内の需要家に対し25%の節電を求める。
・ガスタービン発電装置を調達する(出力未定)。
これじゃ4千数百万kwにしかなりません。後は節電で乗り切ろうって言うんでしょうか。
経済が失速し、税収が減り、財政破たんまっしぐらですよ。
なんで発電量を増やす事に躍起にならないのでしょうか。
火力発電所でたった600万kw?火力発電所そんなに少なかったでしたっけ?
原発より出力は大きいんですよ火力って。
休眠しているオンサイト発電機は本当にないんでしょうか。それには誰も触れませんよね。
相当の出力を持っているはずです。休眠しているものがなくても今からでも増やすべきです。
あとは周波数変換装置の増設。託送量を増やす計画はないのでしょうか。
それとガスタービン発電装置って納期かかるんですけど、一体何kw調達する予定ですか。
もし今年猛暑だったら節電で死者が出るかもしれません。
それでも法律で縛って電気を使わせないということでしょうか。
勿論節電は不可避です。でもカットしてもいい部分だけですよ。例えば看板とかネオンとか照明の一部とか。
動力が動かせない、工場が100%稼動できないなんてのは、一時的にならいいですが、長期的には絶対駄目です。
仕方がないなんて簡単に言ってはいけないと思います。
長期的にはエネルギー利用を分散させる必要があるでしょう。何でもそうですが、何か一つに依存しているとそれがなくなるとどうにもなりませんからね。