昨日の補足です。
この前東電管内大停電の可能性ありって話がありましたよね。
騒がせておいて結局何もおきないじゃんか、と思った人が多いと思いますが、実は本当に危なかったのです。
詳しい数字は忘れましたが、デマンドに対する供給量余力が1%を切った状態でした。
余力30万Kw程度だったと思います。
30万kwもあるじゃん、と考えるのは素人です。
因みに供給能力が30万kwの場合、30万kw全ては供給できないのです。
中学校の理科でV×A=Wと教わったと思います。
交流の場合そうはならないのですが、分かりやすくV×A=Wとして話します。電圧・周波数や力率の条件についても無視します。
電源が入るときに定格電流の数倍の突入電流という大電流が流れます。
もうお分かりだと思いますが、電圧は一定なので、突入電流が流れる数秒間は見かけ上、出力=Wが増えるのです。
例えば2.2Kw200V50Hzのモーターを起動させるのにどれくらいの発電出力が必要だと思いますか。
始動方法によっても異なりますが、安全率を見ると大体15kwくらいの出力が必要なのです。
よって物凄く単純に考えると、余力は4万Kw程度であったと言うことになります。勿論一斉に電源が入った場合ですけどね。
あわやデマンドオーバーで電力会社の遮断機がトリップし、エリア全停電寸前という状態だったわけです。
みなさんのご協力で事なきを得ましたが、評論家連中はこんな事知りませんので無責任なことを言っているんですね。
