身の回りのことがいろいろ齟齬をきたしています。それでも何とかやりくりしなければなりません。

昨日は、昔の仕事仲間たちが20名ほど集まって新年会でした。
会場になった市内老舗の中華レストランは近日中に閉店だそうです。
80を超えた女性オーナーに、帰り際に別れを告げました。
彼女の一人息子が一年半前に難しい病気で亡くなりました。
若い頃から私とも縁があり、何度かは酒を酌み交わした仲でした。
その訃報は、知らずに出した年賀状への返事として奥さんから届いた寒中見舞いで知りました。

オーナーに遅ればせながらお悔やみを言いました。
「残念です」というと、「本当に残念です」と、オーナーが涙ぐみました。

明後日は、一年に一回のピアノの調律です。
私の整理整頓の悪さのせいで何年も家人が弾けなくなったピアノは、この日だけ命を甦らされます。