マルコさんが記事にするのを待っていては手遅れかも… | swordedge002のブログ

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糖質制限やMECはフードファディズムなアホがやる事。Ⅱ型糖尿病の身でこれらデタラメメソッドに頼らず改善する為のブログ

何の話かというと、ヒートショックです。

 

マルコさんは人気ブロガーですが、記事の情報源はあくまでもマルコさんの旦那の病態であり、病態は患者によって違う2型の場合、他の患者には参考にならない場合もあります。

 

ですが、2型患者に共通している事があります。

その主な病態が神経障害です。

 

神経障害は完全な糖尿病合併症です。

市場調査した限りでは、高血糖の記憶を持つ2型患者の誰もが就寝時に足先が冷たかったり、痺れたりという経験があるそうです。

 

 

何故、本日2回目の記事をわざわざうpしたか。

ヲチ派の床屋を通じて知り合った、お茶飲み友人の主婦から祖父の事で相談を受けたからです。
 
その祖父は毎夜入浴する度に設定温度を45℃に上げるので困っているそうですが、朝飯は抜いて昼食ドカ食い、歩くときはポケットに手を突っ込んで前かがみになる(実は将来歩けなくなる一番ダッセー歩き方)等、どう考えても体に悪い事のオンパレードで、家族が自堕落を注意すると「うるせーな!」と怒鳴るそう。
 
年寄りの我儘とスルーしていたそうですが、家族が祖父の入った後の風呂の温度調節にホトホト困るようになり、その主婦のススメで同居家族が拙者のビートショックの記事を始め色々と調べたらしく、更に糖尿病の疑いをも持ったそうですが、祖父は「俺は絶対大丈夫」と市の健康診断を受けようとしないそうです。
 
一言。
 
かなりの確率でヒートショックが元で死にますよ。
特にこれからの時期は。
危ない状態です。
マルコさんのブログはヒートショックに関して、旦那がそれ程高齢になっていないし、起きていないからネタにしていないだけです。
ですが、就寝時の足先の冷えや痺れは当然経験しているハズです。
 
 
この祖父の場合、猶予はないと思っ方がいいです。
家族が無理矢理でも病院送りにするしか…(冗談)。
 
救急車の世話にならなくても脱衣所と湯舟の温度差で血圧の乱高下が100%起きているのは確実なので、不整脈を誘発しやすいです。つまり、そんな生活を毎日続けていると心房細動へと…。
 
 
2型患者の場合怖いのは、血糖値が高い状態での神経障害というのは、交感神経が優位の場合痺れや痛みを殆ど感じない事にあります。
 
冷たさや痺れを感じるのは副交感神経が優位になる就寝時です。
 
もしこれが起きている状態で足先が冷たく感じるようならば、他に何らかの合併症を起こしている場合が殆どだそうです。
 
更にヒートショックでは特に心臓が悲鳴を上げているのも関わらず、それに準じた自覚症状が無いのです。
 
高血糖状態にあると、狭心症や心筋梗塞が起こっても胸がちょっと痛いかな、と見逃してしまう程自覚症状がないそうですから、実は非常に危険なヒートショックも無自覚でスルーしてしまいかねません。
 
 
話を戻して、風呂の温度を45℃まで上げるというのは、自覚症状は無くても神経障害が進行している証です。
どこぞの北陸在住の合併症持ち糖尿ブロガーがSNSで焼き肉ドカ食い自慢している、本当の理由を察してあげて下さい。
 
 
眼底出血したから神経障害はオワリ、というのはありません。同様に糖質制限で断糖しているから合併症は一切起こらない、というのもありません。
合併症は症状が加算されていきますし、幾ら糖質制限しても体内で生成された糖によって合併症は進行していきます。
 
神経障害を端に発する合併症を食い止めるには、アルドース還元酵素を抑制しなければなりません。
素人考えの糖質制限では食止められません。
これについてはまたの機会に。