ちと古いですが、かつての「いか天」においてネズミ小僧スタイルで名を馳せた人間椅子。当時はBUDGIEの"BREADFAN"をカバーしていましたが、これはKING CRIMSONの”太陽と戦慄partⅡ”。使用ギターがSGなのが残念ですが、結構本家に忠実。尚、他に同”21世紀の精神異常者”やRAINBOWの"Stargazer"のカバーも動画にありますが、それらは辛口で言って今一つ。
余談ですが、YouTubeのコメントに「座ってやらなくてもよい」ｗ本家のRobert Frippは寧ろジャズスタイルで、座らないと独特のストロークが出来ない。一度弾いてみろ。実際に当時コンサートでも座っていたんだけどなｗ
ギターだけのコピーですが、よく頑張りました。というのも、本家はメチャウマ速弾きのAllan Holdsworthなので。流石に速弾きになるとリーチが短いので音が薄くなる。まあ、それは無理ぽ。ここまで出来れば合格。大抵このパターンの動画は”バカだも～ん(BARK AT THE MOON)”とかのメタルばかりだし、取り上げたのがプログレと言う点で偉いわ。
実際に10年以上前に六本木PIT-INNでのAllan自身のライブを観たのですが、メタル小僧が憧れて早く弾こうとしても一か所でジョコジョコと指を動かしているだけなのとは大違いで、フレッド上をタランチュラが這っているような指使い、気持ち悪い程の圧倒感だった。
ま、野郎ならボロクソに酷評なんだけど、キュートな女の子だから本家のを紹介しただけでヨシ。
これも上の女の子と同じバンドのメンバー。ただ、この曲の一小節目のギターでのブリッジを忘れたのかアレンジで入れない事にしたのか…あと、途中のキーボードがやるべきハンマリング・プリングの繰り返しは要らない。オリジナルでいう冒頭のアコースティック・パートのリフの方が断然良かった。Steve Howeっぽい指使いは文句なし。これはプログレだけどチャック・ベリーも聴いてね。因みにこの曲をカバーしているLAST LICKSも一小節目のギターブリッジはちゃんと入れている。