最近、足首が痛い。
昔から捻挫を良くしていたので、その後遺症でしょうか?
痛みに耐えかねて「サポーターをしよう!」と、しまった場所を探したのです…
見つかりません。![]()
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最近、このように「しまった場所」に物が無く、あちこち探すことが多くなりました。
これって認知症?![]()
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無くても困らない物ならいいのですが、今回は足首が痛いのでサポーターは欲しい。
そこで、収納庫の隅から隅まで探しました。
大変でしたが、ようやく奥の方から見つかりました。![]()
早速、足首に取り付けて一安心。
足首の痛みに加えて、しまった場所まで忘れてしまうとは…。
歳はとりたくないですね~!
サポーターは見つかったのですが、少し気持ちが落ち込んでしまいました。![]()
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探し物で見つけたペンタプリズム
でも、探し物をしたことで、嬉しいこともありました。
それは…
収納庫をあちこち探しているうちに、すっかり忘れていた「思い出の品々」が出てきたのです。
最初に見つけたのが、このガラス達。
右側は直径4.5cm、高さ2cmの円形のガラスの塊で「ゴブ」と言うもの。
左側は、一眼レフカメラに使われる「ペンタプリズム」の磨く前の物です。
これは、相模原の友人から頂いた貴重な物。
彼が勤めたていた会社は、光学レンズの製造会社。
そこで造っていた物の一つが、このペンタプリズムです。
ペンタプリズムとは、一眼レフカメラの主要なガラス部品の一つ。
このペンタプリズムを造るのには、まずガラスを溶解して、丸い「ゴブ」と呼ばれるガラスの塊を作ります。
そして、これをプレス機でプレスしペンタプリズムの形に成型します。

この後、研磨する会社に引き渡し、きれいに磨き上げられてから、カメラに組み込まれるという流れです。
ペンタプリズムの役割
(たかす写真館HPより拝借)
一眼レフカメラには無くてはならない部品です。
この会社では、このほかにもいろいろな光学製品を作っていたようです。
その中には、アポロ11号の観測装置や、すばる望遠鏡、大型望遠鏡などに使われるレンズもありました。
まさに、当時の最先端を走っていた会社です。
プレス前のペンタプリズムは、一般の人が見ることが出来ない品です。
これは今でもかけがえのない友が、社会人として勤め出した頃、私に譲ってくれた貴重な品。
これからも、友情の証しとして大切にしようと思います。
新しい世界へチャレンジ
もう一つ、思い出の品が見つかりました。
それは私の思い出の品です。
卒業して、最初に勤めた会社で定年まで勤めるものと思っていた私です。
でも、人生とは分からないものですね。
ある時、「賃金は払うが交代で1週間休んで!」と会社からの通達。レイオフです。
丁度時代は、第1次オイルショックで、世の中は戦後初のマイナス成長の時代。
給料をもらいながら休める事に、社員は喜んで交代で休みを取りました。
そんな時、休みのことを知った内装業の友人から、
「忙しいので休んでいる間だけで良いから手伝って!」
と頼まれました。
その頃日本では、団地があちこちに建ち始め、ちゃぶ台を囲む生活から、テーブルや椅子を使う生活へと変わり始めていた頃。
カーテンや椅子、ベッドなど、それまでとは違った家具やインテリアが必要となり、人々の生活スタイルが大きく変わり始めていました。
住宅建築がどんどん進み、内装業者は猫の手も借りたい程忙しく、頑張れば頑張っただけ稼ぐことが出来た時代。
平均年収100万円位の頃に、月100万円以上稼げるとの事。
一週間手伝った最後の日に、友人から「今の会社を辞めて一緒にやらないか?」と誘われました。
今の仕事に不満はありませんでしたが、インテリアに興味があった私です。
そして、頑張れば頑張っただけ成果が得られることに惹かれ、自分を試してみたくなりました。
それでも未知の世界へ転職することは大変です。
転職がそれ程珍しくない今と違い、ほとんど無い時代です。
当然、家族からは大反対されましたが、思いは募るばかり。
迷いに迷いましたが、その思いを打ち消すことが出来ず、私はインテリアの世界へと転職したのです。
次に見つけたのはペルシャ更紗
その頃は、インテリアコーディネーターの資格制度も正式にスタートした頃でした。
まだ資格保有者が日本全国で500人にも満たない頃でした。
会社の命を受けて資格を取得しました。
取得後は、社員を集め資格取得のための勉強会を開いたりもしました。
以後はインテリアの現場から管理へと仕事は変わりましたが、時代と共に変わるインテリアは飽きる事がありませんでした。
そんな当時の事を思い出させてくれる品が、今回の探し物の中から見つかりました。
当時、絨毯と更紗の職人をペルシャから招き行った展示会の時に、購入した物です。
「ペルシャ更紗」です。
ペルシャ更紗(さらさ)とは、イラン(旧ペルシャ)の古都イスファハーンなどで伝統的に作られている木綿の染色布。
現地では、ペルシャ語で「ガラムカール」と呼ばれているそうです。
でも、いつの間にか仕舞い込んでしまい、すっかりその存在を忘れていました。
今回、その一つが見つかったのです。
せっかく見つかったのですから、早速テーブルに掛けてみようと思います。
テーブルにかけた更紗やガラスのペンタプリズムなどを見ながら、私が生きてきた、昭和〜平成〜令和は、変化の連続だったことを改めて感じました。
障子やちゃぶ台のある和の住まい。
洗濯も手で洗っていた時代。
固定電話やラジオが生活の中心だった頃から、食卓セットや洗濯機が家庭に普及し、テレビ放送も始まりました。
そして、やがてバブル景気に沸き、世の中が浮かれに浮かれた時代も経験しました。
今回のサポーター探しで、思いがけず「昔の自分」に再会することができました。
ペンタプリズムとペルシャ更紗。
この二つの品物が、私の記憶の扉を開いてくれたような気がします。
まだまだ忘れていることが、たくさんありそうです。
もしかしたら、次に探し物をしたときにも、何か懐かしいものが出てくるかもしれませんね。
認知症が進む前に、これまで歩んできた道を、振り返ってみたいな~!
そんな出会いを楽しみに、押し入れの整理を続けようと思います。![]()
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古い想い出話に…
最後までお付き合い有難う御座いました。



