9月1日(火)
「暑い、暑い!」と言っている間に、もう9月です。

本当に月日の経つのは早いものですね。
その早さに、なかなか気持ちがついていけない私です。

ところが、今日は外へ出てみると、随分と涼しく感じます。
吹いてくる風も、どこか秋を思わせます。

「9月の風が吹いてきたのかな?」

そんなことを思いながら、今日は津久井湖城山公園へ歩きに出かけてきました。

10時前に「花の苑地」の第2駐車場に到着。
国道413号線を渡り、橋を越えて城山の周りを歩いていきます。


歩き始めると、道端に赤い花が咲いています。

 

近づいてみると、なんと「ヒガンバナ」でした。


「ヒガンバナ」といえば、例年なら9月中旬から下旬、秋のお彼岸の頃に咲く花という印象があります。

それなのに、まだ9月1日。
随分早い開花ですね。

「今年は少し早いのかな?」

そんなことを考えながら歩いていると、その隣には黄色い花も咲いています。


それは「ヤエヤマブキ」でした。


「ヤエヤマブキ」の開花時期は春頃だったと思うのですが……。

異常気象の影響なのか、それとも植物には植物なりの事情があるのか。
自然は不思議ですね。

そんなことを考えながら歩いていると、道端に「頭上注意」の案内がありました。


どうやらナラ枯れによる倒木や枝折れがあるようです。

ナラ枯れは、「カシノナガキクイムシ」が媒介する菌によって木が枯れてしまう現象だそうです。

人間の世界でいえば、コロナのようなものなのでしょうか。
木にはワクチンもありませんから、大変ですね。

さらに歩いていると、今度は「クビアカツヤカミキリにご注意!」という案内もありました。


こちらは樹木に被害を与える特定外来生物です。


花が咲いていると「きれいだな」と思う一方で、木々の世界では病気や害虫との戦いもあるのですね。

自然いっぱいの津久井湖城山公園ですが、そこには私たちの知らない苦労もあるようです。

さて、そんなことを考えながら、湖畔展望路を歩いて城山の南側へ向かいます。


道沿いには、次々といろいろな花が姿を見せてくれました。

まずは「メヤブマオ」

 

そして、可愛らしい「ツユクサ」


こちらは「ボタンクサギ」

 



花の咲く道を楽しみながら歩いていると、今度は道端が大きく掘り起こされています。


どうやら、イノシシが土を掘って食事をした跡のようです。

花を楽しむ私のすぐそばで、イノシシも一生懸命に食事をしていたのでしょうか。ニコニコ

緩やかな道を登っていくと、やがて城山湖が見えてきました。

その右端には城山の山頂も見えています。


春には水が少なく、水涸れのように見えていた津久井湖も、今は満水。
季節が変わると、湖の表情も随分変わりますね。

城山をぐるっと回り、根小屋地区の遊具がある広場までやって来ました。


いつもなら子どもたちの元気な声が聞こえてくる広場ですが、今日は違います。
響いていたのは、エンジンの音。


見ると、乗用草刈り機で広場の草を刈っていました。


ほかにも小型の草刈り機が2台。
まだ蒸し暑さが残る中、皆さん汗を流しながら作業を続けています。

 



子どもたちが安心して遊べる場所を守るために、暑い中でも頑張ってくださっているのですね。

「ご苦労さまです!」

と心の中で声を掛けながら、先へ進みます。

根小屋地区の周遊園路は、城山の斜面に沿って作られた長い上り坂です。


つづら折りのデッキ園路を頑張って登っていると、長いレンズを付けたカメラで何かを撮影している男性がいました。


「鳥を撮っているのかな?」

いったい、どんな鳥がいるのでしょう。
気になりますね~。

息を整えながら、さらに頑張って登ります。

ようやく登り切ると、今度は森の中の道。


少し歩くと、「展望広場」に到着しました。


ベンチの後ろにある温度計を見ると、なんと25℃。


随分涼しくなりましたね!

今日もここで少し休憩することにしました。
目の前に広がる景色は、いつ見ても素晴らしいものです。


持ってきた飲み物とお菓子をいただきながら、しばし休憩。


水分補給も済ませ、ウォーキング再開です。

ここから少し歩くと、「花の苑地」へ続く道になります。
そして、この道がまた花いっぱい!

まずは「キンミズヒキ」


続いて「センニチソウ」


こちらは「アベリア」です。

 

そして「コマツナギ」


「ヒヨドリバナ」



さらに、可愛らしい「キツネノマゴ」も咲いていました。


「キツネノマゴ」とは、なんとも面白い名前ですね。

名前の由来にはいくつかの説があるようですが、こんな名前が付いていること自体が面白くて、思わず足を止めてしまいました。

そして、ひときわ目を引いたのが「ヤマホトトギス」です。


独特な花の姿には、何ともいえない気高さを感じます。

「どうして自然は、こんな不思議な形の花を咲かせるのだろう?」

眺めていると、自然の不思議さに改めて驚かされます。

さらに草原の中に、白くて丸いものを発見。


近寄って見てみると……


それはキノコでした。
これは「オオシロカラカサタケ」でしょうか?

こうして歩いていると、花だけでなく、いろいろなものが目に入ってきます。

草花の間には、「アブラゼミ」の抜け殻もありました。


抜け殻を見ていると、あちらこちらからセミの鳴き声が聞こえてきます。

「まだまだ夏だなぁ~」

と思ったら、今度はその鳴き声が、まるで私の耳鳴りのように聞こえてきて……。
うるさいほどです。(苦笑)

そんな「アブラゼミ」ですが、最近では都心部で数が減り、乾燥や暑さに強い「クマゼミ」が勢力を伸ばしているともいわれています。

昆虫の世界でも、気候の変化によって生息する場所や勢力に変化が起きているのでしょうか。

自然の中を歩いていると、花や木、昆虫たちの変化からも、地球の環境の変化を感じることがあります。

そんなことを考えながら、満水になった津久井湖を眺め、デッキ園路を下って「花の苑地」へ戻ります。


道沿いのベンチに座って、津久井湖を眺めているご婦人たちの姿もありました。


暑さも少しずつ和らぎ、外を歩くのが気持ちよくなってきました。

そして今日は、思いがけずたくさんの花に出会えたことが嬉しかったです。

まだ残暑はありますが、津久井湖城山公園には、少しずつ秋の気配が近づいているようです。

これから季節が進むにつれて、どんな景色に変わっていくのでしょう。
また秋の気配を探しに、この公園を歩きに来たいと思います。


 ―― 今日の散歩を終えて ――

9月になり、風の中に少し秋を感じるようになりました。
 

季節の移り変わりは、気が付かないうちに進んでいます。
これからは暑さを気にせず、もう少し気軽に歩ける日が増えてくれると嬉しいですね。

今日も自然の中を歩きながら、たくさんの花と出会い、いろいろなことを感じることができました。

変化に戸惑う最近の地球ですが、それでも自然はステキです。

そんな自然を楽しみに、訪れようと思います。

 

 

最後までお付き合い

 有難う御座いました。バイバイ