8月9日(日)
久し振りに、蓼科高原の「バラクライングリッシュガーデン」を訪れました。




ここは長野県茅野市にある、日本初の本格的な英国式庭園です。

1990年に開園し、約1万平方メートルの広い敷地には、約5,000種類もの植物が植えられているそうです。

「バラクラ」という名前から、私はどうしても「バラ園」というイメージを持ってしまうのですが、ここはバラだけの庭園ではありません。
四季折々の草花が、自然な雰囲気の中で美しく調和している庭園です。

とはいえ、「8月の今は、花も少ないのではないかな?」

そんなことを思いながら訪れてみました。

ところが…
その予想は、見事に外れました。

庭園に入ってみると、そこには想像以上にたくさんの花が咲いています。

こんなに花が咲いているんだ!

思わず嬉しくなり、さっそく庭園散策のスタートです。

まず目に入ったのは、カフェテラス前のノウゼンカズラ。

 



庭園の中へ一歩足を踏み入れると、綺麗に手入れされた庭と、色とりどりの花が迎えてくれました。

 

 

 

 



どこを見ても絵になる風景です。

庭園の所々には彫刻もあり、英国式庭園らしい雰囲気をさらに引き立てています。


これは「ピーターパン」かな?

そんなことを想像しながら歩くのも楽しいものです。

ユリの花とフロックス。


そして、大きなカサブランカも見事に咲いていました。


その花を眺めていると…
「花びらの上に何かいるぞ!」

近寄って見ると、なんとニホンアマガエルでした。



花の上でじっとしている姿が、何とも可愛らしい。
こんな小さな出会いも、庭園散策の楽しみですね。

ここは標高約1,100メートルの高地。
そのためでしょうか、関東地方ではすっかり終わっている紫陽花が、まだ綺麗に咲いていました。


季節が少しゆっくり進んでいるようで、何だか得をした気分です。

さらに歩いていくと、庭園のあちらこちらに美しい花が咲いています。

 

 

 

 

 

 

 


花だけではありません。
奥へ進むと、緑の深い森のような庭園が広がっています。


木々の中に置かれたベンチ。


思わず「ここに座って、しばらく景色を眺めていたい!」と思ってしまいます。

庭園の中に置かれた彫刻も、とても良い雰囲気です。


池のほとりには「ヨットを持つ少年」の銅像もありました。


通路も、まるで一枚の絵のようです。


ベンチの間に置かれた鉢植えも素敵でした。


そして、庭園散策の最後の通路脇にも、まだまだ沢山の花が咲いています。


庭園には、庭造りの参考になる事がいっぱいです。

 

ゆっくり歩きながら、庭園をぐるっと一回りして、カフェテラスまで戻ってきました。

そこから眺める庭園も、絵に描いたように素敵です。

 



今日、この庭園を歩いてみて、改めて英国式庭園の素晴らしさを感じました。

幾何学的で整然とした美しさを楽しむフランス式庭園も素敵ですが、英国式庭園には、自然の風景をそのまま切り取ったような、自然体の美しさがあります。

「こんな庭を、我が家でも少し取り入れてみたいな!」

そんな気持ちにさせられました。

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音符 思いがけないピアノコンサート

庭園散策を終え、とても満足した気持ちでいると、
「ピアノコンサートがありますよ」
と教えていただきました。

「BARAKURA Got Talent's」という演奏会です。


頂いたパンフレット

 



年に一度開催されるピアノ演奏のオーディションで、英国屈指の音楽家による審査で選ばれた方々の演奏を聴くことができるそうです。

しかも、演奏に使われるピアノがまた特別なもの。
なんと、約200年前のイギリスで作られたという、大変貴重なアンティークピアノです。


音楽を聴くのが好きな私は、
「これはぜひ聴いてみたい!」

お言葉に甘えて演奏会を聴かせていただくことにしました。

開場へ行ってみると、すでに会場は満席。
それでも何とか入場することができました。

そして13時30分、演奏会が始まりました。

子供部門から4人、大人部門から3人。
合わせて7人の受賞者による演奏です。

一人ひとりの演奏に耳を傾けていると、皆さん本当に素晴らしい演奏です。


これからの未来が楽しみな子供たち。
そして音楽を愛し、努力を重ねてきた大人の皆さん。

それぞれの演奏から、音楽に対する思いが伝わってくるようでした。

演奏が終わると、ケイ山田さんから各演奏者に表彰状が授与されました。


その後、演奏者や関係者の記念撮影をされるようなので、邪魔にならないよう、静かに会場を後にしました。


今日は、素敵な庭園を楽しんだだけでも十分満足な一日でした。

それなのに、偶然にも素敵なピアノコンサートまで聴くことができました。
しかも、約200年前の貴重なアンティークピアノによる演奏です。

何とも贅沢な時間を過ごすことができました。


ところが、演奏会が終わった頃です。
突然、ザ~ッ!…という大きな音が聞こえてきました。

「何だろう?」と思って外を見ると…
なんと、大粒の雨が滝のように降ってきたのです。

庭園を歩いている時でなくて良かった!
コンサートの最中でなくて良かった!

そう思いながら、胸を撫でおろしました。

外へ出る頃には小雨に変わり一安心。

傘をさし庭園を後にしました。


振り返ってみれば、今日は花いっぱいの素敵な英国式庭園を散策し、可愛らしいアマガエルにも出会い、さらに思いがけず素晴らしいピアノ演奏まで聴くことができた一日でした。

こういう「思いがけない出会い」があるから、出掛けることは楽しいですね。

今度は季節を変えて、また訪れてみたいと思います。

 

 


花に癒され、音楽に心を癒された一日。

そして、最後は激しい雨。
その雨もまた、今日という一日を忘れられない思い出にしてくれたのかもしれません。

そんな想いでを胸に、雨の蓼科高原を後にしました。


庭園散歩に

最後まで、お付き合い有難う御座いました。バイバイ