最近、どこへ出かけても葛(くず)が目につきます。
道路沿いや山肌を覆い尽くしている光景を見ることも珍しくありません。
我が家の竹林に葛が繁殖し始めたため、昨日、除草剤を散布しました。

ところが散布後まもなく雨が降り出し、「せっかく散布した薬剤が流れてしまったかもしれない…」と少しがっかり。
そんな竹林ですが、以前から気になっていたことがあります。
それは、竹が昔よりずいぶん高くなったことです。
子どもの頃に見ていた竹林と比べると、倍くらいの高さになったように感じます。
「これは地球温暖化の影響なのだろうか?」
最近、この事がずっと気になっていました。
そこで調べてみたところ、意外なことが分かりました。
● 最大の原因は「放置竹林」
竹が高くなった一番の理由は、温暖化ではなく竹林の手入れ不足だそうです。
昔はタケノコを収穫したり、竹細工や建材として利用したりするため、定期的に間引きが行われていました。
ところが現在は、輸入品やプラスチック製品の普及、竹林所有者の高齢化などによって、手入れされない竹林が全国的に増えています。
その結果、竹が密集しすぎてしまい、竹同士が太陽の光を奪い合うようになります。
すると竹は、少しでも早く光を浴びようとして、上へ上へと細長く伸びる性質が強くなるそうです。
● 竹は地下では一本につながっている。
さらに驚いたのは、竹は一本一本が独立しているわけではなく、地下茎でつながっているということでした。
新しく生えてきたタケノコは、まだ葉がないので光合成ができません。
その代わり、周りの親竹が作った栄養を地下茎を通して受け取り、一気に成長します。
だから密集した竹林でも勢いよく育ち、条件が良ければ一日に数十センチから1メートル近く伸びることもあるそうです。
まるで地下に巨大なネットワークが広がっているようですね。
● 密集するとさらに高くなる。
竹林が混み合うほど林の中は暗くなります。
すると竹は「早く上へ出なければ光が当たらない」と判断し、さらに背を伸ばします。
その結果
壁のように高い竹林になり、周囲の木々にまで光が届かなくなってしまいます。
また、あまりにも密集すると竹は細くなり、タケノコの品質も落ちてしまうそうです。
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今回調べてみて分かったこと
私は「竹が高くなったのは温暖化の影響かな」と思っていました。
しかし実際には、人の手が入らなくなったことで竹同士が光を奪い合い、その結果として背が高くなっていることが大きな理由でした。
普段何気なく見ている竹林にも、このような理由が隠されているとは驚きです。
身近な風景も、少し調べてみると新しい発見がありますね。
これからも疑問に目を向けて行こうと思います。
最後までお付き合い有難う御座いました。![]()



