7月16日(木)蓼科湖を散策した際、隣にある「蓼科山聖光寺」が、いつになく賑わっていました。

山門前にはテントや机が並び、駐車場にも多くのテントが設営されています。

「何か行事があるのだろうか?」と気になり、近くにいた方に尋ねてみると、翌日の7月17日に夏季大法要が行われるとのことでした。

夏季大法要では、
 ・柴灯大護摩供

  (さいとうおおごまく)
 ・火渡り(火渉り)
 ・萬燈供養会

が執り行われるそうです。

蓼科山聖光寺は、蓼科を訪れるたびに必ずお参りしているお寺です。

このお寺は、交通事故撲滅と交通安全を祈願するため、1970年にトヨタ自動車およびグループ各社によって建立された奈良・薬師寺の別院です。

実は私がこれまで乗り継いできた車はすべてトヨタ車。
そんなご縁もあり、蓼科を訪れるたびに交通安全を願ってお参りしています。

その聖光寺で大法要が行われると聞き、「これはぜひ参加してみたい」と思い、翌日あらためて足を運ぶことにしました。

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迎えた7月17日(金)。
朝から空はどんよりとした曇り空で、天気予報では夕方から雨の予報です。

天候を心配しながらも、15時45分の開始に合わせて蓼科へ向かいました。

当日は寺の駐車場は関係者専用となっていたため、蓼科湖の駐車場に車を停め、山門へ向かいます。

山門前には紅白の幕が張られ、祭りらしい華やかな雰囲気に包まれていました。


受付で記帳を済ませ、胸にリボンを付けて山門をくぐると、参道の両側には行灯がずらりと並んでいます。夜には明かりが灯されるのでしょう。

 



参道の先には、紅白の幕で彩られた本堂が見えてきました。


本堂前にも大きなテントが設けられ、その中で明日の法要が行われるようです。


その右手前には、杉の生木や枝葉が高く積み上げられた護摩壇がつくられていました。


この護摩壇に火が灯され、柴灯大護摩供、そして火渡りの儀が執り行われます。

杉の葉は油分を多く含むため煙が立ちやすく、その煙を全身に浴びることで、お清めや無病息災のご利益があると伝えられています。

「火渡り」は、山伏による柴灯大護摩供のあと、素足で熱せられた灰の上を歩く神聖な儀式です。

交通安全祈願や交通事故犠牲者の慰霊を目的とした、地域でも広く知られる伝統行事です。

境内のテントには、すでに多くの参列者が集まっていました。


やがて境内に法螺貝の音が響き渡ります。

 



山伏姿の僧侶の皆さんが厳かに入場し、祈りが始まりました。

そして、いよいよ護摩壇へ点火です。


火がつくと、真っ白な煙が勢いよく立ち上り、瞬く間に境内全体を包み込みました。

 

 

しばらくすると煙は落ち着き、今度は炎が勢いよく燃え上がります。

 


その炎は、あっという間に鐘楼の屋根よりも高く立ち上り、その迫力に思わず息をのみました。


火が落ち着くと、山伏の方々が長い棒で灰を何度もならし、中央に火渡りのための道を作っていきます。


歩く部分の灰を丁寧に砕きながら、安全に渡れるよう整えているようです。

その頃には参列者の脇へタオルも用意されていました。


火渡りを終えたあと、足を洗って拭くためのものだそうです。

火渡りの前には、さまざまな修法も執り行われました。

・九字護身法:

  空中に九字を切って真言を唱え、邪気を祓います。


法弓・宝剣・金剛斧の作法:

  弓や宝剣、斧を用いて魔を祓い、火渡りの場を清浄な結界へと整えます。


・散華・灑水:

  花や清めの水をまき、儀式が安全に行われるよう祈りが捧げられました。




すべての修法が終わると、いよいよ火渡りです。

まず山伏の皆さんが火渡りの道を渡り、その後に参列者が裸足になって続きます。


皆さんが一歩一歩、静かに歩いていく姿は、とても神聖で印象的でした。

私も列に並び、交通安全を願いながら渡りました。

火渡り終わった後も皆さん境内にいましたが、私は予定があったので、後ろ髪惹かれる気持ちで失礼しました。


 

因みに明日(18日)は、関係各社の代表者が参加する「交通安全夏季大法要」が執り行われるようで、その法要にはトヨタ自動車の豊田名誉会長、内山田会長、豊田社長をはじめ関係役員とトヨタ自動車販売店協会などから多数の方々が出席され、交通安全を祈願されるそうです。

 

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今回初めて参加した「蓼科山聖光寺の夏季大法要」は、想像以上に厳かで迫力ある行事でした。

 

交通安全への祈りが受け継がれる大切な伝統を間近で見ることができ、心に残るひとときとなりました。

 

私も今まで以上に安全運転を心がけ、来年もこの式典に参加し、その感動をまた皆さんにお伝えしたいと思います。

 

最後までご覧頂き、有難う御座いました。お願い