朝、窓の外が何やら賑やかです。
カーテンを開けてみると、びっくりするほどたくさんの鳥が集まっていました。
朝食を食べに来たムクドリたちです。
ムクドリといえば、街路樹に大群で集まり、鳴き声やフン害などが話題になることも多い鳥です。
でも、目の前にいるムクドリたちは、鳴き交わしながら忙しそうに芝生の中を歩き回り、一生懸命餌を探しています。

ムクドリは、昆虫やミミズ、カタツムリなどの小動物のほか、木の実や果物も食べる雑食性だそうです。
庭ではアリをよく見かけますが、それ以外にも餌になる昆虫がいるのでしょうか?
あちこちを行ったり来たりしながら、夢中になって探していました。
しばらく見ていると、1羽がくちばしに何かをくわえました。
「やっと見つけたね!」
そう思った次の瞬間、後ろからやって来た別のムクドリが、さっと横取りして飛んで行きました。
鳥の世界にも、力の強いものや要領のいいものがいるようです。
もちろん鳥の世界には法律も警察もありません。
生きていくためには、逞しさが必要なのでしょう。
そんなことを思いながら眺めていると、今度は仲良く庭木に集まり始めました。
食後の休憩でしょうか。
しばらく羽を休めていましたが、突然、一斉に飛び立ち、近くの電線へ移動しました。
次はどこへ行こうか?
そんな相談をしているようにも見えます。
またいつでも食事においで!![]()
そんな気持ちで見ていたら、ムクドリたちは再び空へ飛び立ち、どこかへ姿を消していきました。
梅雨空の朝、ほんのひととき庭が賑やかなレストランになったような、楽しい朝の一コマでした。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。![]()
