蓼科聖光寺で“本州で一番遅い桜”を楽しんだあと、白樺湖を一周。
今回は、その流れで立ち寄った「蓼科高原芸術の森彫刻公園」のお話です。
森と彫刻に癒されて―蓼科高原芸術の森を歩く ![]()
湖側の入口から入ると、まず目に入るのが堂々としたこの作品。
その隣に、北村西望作「花吹雪」
いきなり見応えのある彫刻のお出迎えです。
この公園は標高約1250メートル。
芝生広場や森の中に、北村西望の作品を中心に約70点が展示された野外美術館です。
北村西望は、長崎市平和公園の「平和記念象」で有名な作者。
この方の作品は、八王子市の片倉城址公園にもあることから、私にとっては馴染みのある作家です。
今回はいつもの芝生広場だけでなく、林の中の作品も巡ってみることにしました。
まずは芝生広場から。
平野冨山作「よろこんで」
開放的な空間に、のびやかな作品がよく映えます。
広場の一角にはお花畑もありました。
足元には可憐なタマザキサクラソウが咲いていました。
そして中央にあるのが、北村西望作「自由の女神」
長崎の平和祈念像で知られる西望らしい、力強さと存在感を感じます。
西望作品の魅力は、圧倒的な量感と生命感。
平和や祈りを感じさせる深みと、見る者を引き込む力強さがあります。
102歳まで創作を続けたという、そのエネルギーも伝わって来るようです。
さて、芝生広場を後にして林の中へ。
案内パネルを確認
(赤線=歩いたコース)
整備された林の中には、思った以上に多くの彫刻が点在しています。
宮田卓二作「蒼い風」
北村西望作「夕日を背に輝く健康美」
ふと振り返ると、林の合間から蓼科湖。
少し高い場所から眺める湖はまた違った表情で、爽やかな風が心地よく感じられます。
立山美次作「清麗の賛歌」
井上昭三作「栄光の夢」
歩いてきた方向を見ると、先ほどの東屋や水芭蕉のあたりも見えました。
こうして位置関係が分かるのも、このコースの楽しさです。
途中、思わず表情がゆるむ作品にも出会いました。
日常の一場面を切り取ったような母子の像。
美を競う彫刻の中で、こうした温かさに触れるとホッとします。
さらに進みながら、玉野勢三作「待つ人」
高倉純一作「夏夕ぐれに」
熊谷貴美子作「銀のしずく」
林の中は、なかなかのアップダウン。
少し疲れた頃に東屋が現れ、ここでひと休み。
まだ葉の出ていない木々越しに見る蓼科湖も、どこか静かで趣があります。
休憩のあと、さらに奥へ進むと西望作品が続きます。
北村西望作「天使降臨」
この公園の北村 西望は、馬に乗った作品が多いのも印象的です。
やがて林はより深く、原生林のような雰囲気に。
その中にひっそりと佇んでいたのが、北村西望作「夢」
さらに、北村西望作「孔子像」
北村西望作「不動明王」
最後は迫力ある不動明王で締めくくり、林の中の散策を終えました。
再び芝生広場へ。
戻りながらも作品を楽しみます。
北村西望作「宇宙時代-月神」
広場の東屋でもひと休み。
今日はよく歩いたなあ〜と、しみじみ感じます。
聖光寺の桜、蓼科湖一周、そして彫刻公園の散策。
歩数計を見ると、9,100歩を超えていました。
桜吹雪、静かな湖、そして彫刻たち。
自然と芸術の中で、心も体もすっかりリフレッシュです。
帰り際、小川のせせらぎを眺めながら、今日の散歩を締めくくりました。
聖光寺や蓼科湖ももちろん魅力的ですが、無料開放中の彫刻公園もお勧めです。
次は緑が深まる頃、またゆっくり歩いてみたいと思います。
彫刻公園散歩に
最後までお付き合い有難うございました。![]()




























