3月13日(金)
伊豆へのドライブもいよいよ最終日。
昨晩、「帰りにどこへ立ち寄ろうか」と考えてみたものの、なかなか思い浮かばないまま朝を迎えてしまいました。
とりあえず宿をチェックアウトし、帰路へ。
箱根駅伝で有名な、あの急な坂道を下りながら湯本へ向かいます。
長い坂を下りながら、「このまま帰るのも少しもったいないな〜」と、立ち寄り先を考えながらのドライブ。
湯本駅前を過ぎたあたりで、ふと思い出しました。
そうだ、神奈川県立「生命の星・地球博物館」がこの先にあったはず。
そういえば、ここを訪れたのはコロナ禍より前。
時間はたっぷりあるので、立ち寄ってみることにしました。
ここが入口

館内に一歩足を踏み入れてびっくり。
広くて天井の高いエントランスホールの中央には、大きな恐竜の骨格標本が展示されていました。

その標本はチンタオサウルスです。
さらに目を引いたのが、大きな魚の骨格標本。

これはクシファクチヌスという古代の魚だそうです。
その奥には、なんとクジラの全身骨格まで展示されています。

後ろ部分

改めて見ると、クジラは骨も大きいですね。
ホールの中でもひときわ存在感を放っていたのが、アラスカヒグマの剥製。

大きな体で立ち上がった姿は迫力満点です。
館内を進んでいくと、今度は隕石の展示コーナー。
抱えきれないほど大きな隕石があり、皆さん実際に触れていました。

その脇に説明書き

他にもたくさんの隕石が展示されています。

さらに目を引いたのが、白く輝く大きな石。
抱えるのもやっとというほどの大きさです。

これは水晶でした。
少し変わった石も展示されていました。

これはブラジル・ミナスジェライス州で採取されたリチア電気石。
説明によると、複雑な化学組成をもつ電気石グループの一種で、リチウムを主成分とするものだそうです。
•••とはいえ、説明を読んでもなかなか難しいものですね。
さらに館内を見ていると、壁に説明書きがありました。

「恐竜の足跡化石」と書いて有ります。
こちらが、その恐竜の足跡。
どれが足跡?と探して見ると・・・

きれいな三本指の足跡がありました。
恐竜と聞くと怖いイメージがありますが、足跡を見るとどこか可愛らしく感じます。
隣の壁を見ると、一見普通の石の壁のようですが…
見るとアンモナイトがびっしり。

絵画のようです。
さらに、クラゲのような形の化石もあります。

これはウミユリの化石のようです。
近くには、岩に絵が描かれているような標本もありました。

これは古代の魚類の化石群が、岩石の中に閉じ込められたものだそうです。
この他にも、ウミユリ類や三葉虫類の化石など、興味深い展示がたくさん並んでいます。

壁に飾られていた大きな標本にも驚きました。
それはなんとリュウグウノツカイ。

こんなに大きな魚だったとは、改めてびっくりです。
ケースの中には、糸のように細い骨格標本もありました。

これはミズオオトカゲの骨格標本。
奥に見えるのがその剥製のようですが、剥製の姿からは想像できないほど骨が細いことに驚きます。
館内には、この他にもなかなか見ることのできない標本が数多く展示されていて、一つ一つ「へえー」と驚きながら見て回りました。



最後の方には、「相模湾の生きている化石」というコーナーもありました。

展示はこちら。

たくさんの生き物が紹介されていましたが、ここでは説明は省略します。
こんな案内板もありました。

日本にいる鳥類は何種?
館内には多くの鳥の剥製も展示されていて、その多くが見慣れた鳥たちでした。

そして帰り際、館内を振り返ると、マンモスの標本が見送ってくれているようでした。

この博物館には、化石や隕石、骨格標本など、地球の歴史を感じられる展示がたくさんあります。
特に、化石や地球のことに興味のある子供たちには、きっと楽しい場所でしょう。
楽しんていたらお腹も空いて来ました。
そんな時、館内のレストランが目に入りました。
メニューを見ると、アジフライ定食がとても美味しそう。
思わずチケットを購入し、早速頂きました。
カリカリに揚がったアジフライは、とても美味しかったです。
そう言えば、ここの傍には小田原漁港があります。
美味しいわけですね。
素敵な博物館を見学し、お腹も満腹になり大満足。
「今度は孫を連れて来たいな」
そんなことを思いながら館内を後にしました。
骨格標本や隕石など、地球の壮大な歴史を感じる展示を見たあと、博物館前の庭の景色を眺めると、なぜかホッとした気持ちになります。

今見てきた長い長い地球の歴史の上に、こうして私たちの暮らしや自然の風景があるのですね。
改めて、自然の凄さとありがたさを感じました。
これからも、この地球を大切に守っていきたい。
そんな思いを胸に、帰路につきました。
地球博物館の詳細はこちらから
↓
今回の伊豆・箱根への2泊3日のドライブも、これでおしまいです。
海の景色を楽しみ、小室山の絶景に感動し、温泉でゆったりとした時間を過ごし、そして最後は地球の歴史に触れる博物館へ。
振り返ってみると、短い旅でしたが、いろいろな景色や出来事に出会うことができた、思い出深いドライブになりました。
こうして気軽に出かけられることにも感謝しながら、また季節を変えて、どこかへ出かけてみたいと思います。
最後まで「伊豆ドライブ」に
最後までお付き合い有難うございました。![]()
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追記
読んで頂いた方より、恐竜の色の事を聞かれました。
私も分からなかったので、早速AIに調べて貰ったら、こんなことが分かりましたのでご紹介します。ご覧ください。
AI による概要
恐竜の体色は、近年の研究により化石から科学的に推定できるようになりました。主に羽毛や皮膚の化石に残された細胞レベルの痕跡を調査しています。
1. どのように色がわかるのか?
化石の中に、メラニン色素を合成・貯蔵する細胞内の小器官である「メラノソーム」が残っている場合があります。このメラノソームの形状を電子顕微鏡で観察し、現代の鳥などの色素と比較することで、当時の色を特定できるようになりました。(ナショナルジオグラフィック日本版)
細長い形状(ユーメラノソーム):
黒や灰色などの色を発現。球形(フェオメラノソーム): 赤や茶色、オレンジ色(ショウガ色)などの色を発現。(毎日新聞)
2. 実際に判明した恐竜の色
これまでの研究で、特に保存状態の良い化石から以下の恐竜の体色が明らかになっています。
アンキオルニス(小型獣脚類):
全身が黒とグレーで、頭には鮮やかな赤茶色(ショウガ色)の冠羽があり、翼には白い斑点模様。
プシッタコサウルス(角竜類):
背中側が濃い茶色、お腹側が明るい色という「カウンターシェーディング(保護色)」を持っており、捕食者から隠れるのに役立っていた。
ボレアロペルタ(ヨロイ竜類):
赤褐色の皮膚を持ち、背中側が濃くお腹側が薄い保護色であった。
シノサウロプテリクス(中華竜鳥): 尾にオレンジ(赤茶色)と白のシマ模様がある。 (ナショナルジオグラフィック日本版)
3. 色の役割
恐竜の色は単なる装飾ではなく、生き残るための重要な役割を果たしていたと考えられています。
カムフラージュ:
周囲の景色に溶け込み、敵から隠れたり獲物に気づかれにくくしたりする(例:カウンターシェーディング)。
ディスプレイ: 仲間へのアピールや、異性を引きつけるための派手な色を持っていた可能性がある。(ナショナル ジオグラフィック日本版)
現在でも多くの恐竜(ティラノサウルスなど)の色については完全な特定には至っておらず、現代の爬虫類や生息環境からの推測に基づいて図鑑などで描かれています。(福井県立恐竜博物館)





