カメムシが最後の姿で教えてくれた、嫌われ者の理由
今日は朝から雨。
出かけられないのは寂しいが、久し振りの雨に庭木が嬉しそうです。
そんな庭木を見よう!と玄関ドアを開けたら、枯れ葉の上に乗った「カメムシ」がいました。
死んでいるのだろうか?
嫌われ者のカメムシにも、人生(虫生)がありました。
ところで、カメムシは苦手な私です。
その理由は、独特の強い臭いが堪らないから。
苦手なので、カメムシの事は良く知りません。
そこで、カメムシの事を調べて見ました。
カメムシは主に春から秋(4月〜10月)にかけて活動する吸汁性の害虫で、植物の汁をストロー状の口で吸って栄養にします。強い悪臭を放ち、秋には越冬場所(家屋の隙間)に大量に侵入してきます。日本では約1,300種が存在し、農作物に深刻な被害をもたらす代表的な害虫です。
寒さが苦手なカメムシは、洗濯物などについて家の中に侵入することもあます。またわずか2~3mmの狭い隙間からでも屋内に侵入してしまいます。一部の種類のカメムシは成虫で越冬するため、秋に集団で家屋内に侵入することがあり、侵入すると翌年の春まで居座ることも。その間悪臭を放ち続ける大変厄介な害虫です。(アース製薬)
やはり、彼らの生きようとする行動は、人間に嫌われる事になるようです。
納屋にもいた2匹のカメムシ
この後納屋へ行くと、棚の上に2匹のカメムシが居ました。
寄り添うように動かない。ペアなのでしょうか?
この2匹は、越冬するため納屋に入っていたのだろうか?
その納屋で息絶えるとは・・・
彼らにとっての越冬は、命がけなのでしょう。
暖かい場所を見つけられなければ、そのまま力尽きることに。
彼らの世界には炬燵も無いので、寒さを凌ぐのは大変なようですね。
カメムシといえば、匂いの印象ばかりが先に立つ。
でも、あの匂いは、天敵から身を守るための防御のようです。
小さな体で生き抜くための、精一杯の工夫なのですね。
でも、それが嫌われる一番の理由なのです。
今日出会ったカメムシ。
枯れ葉の上の一匹、納屋の二匹も、きっとそれぞれの春を過ごし、暑い夏をのり越え、冬を迎えたのでしょう。
嫌われ者と呼ばれながらも、彼らは彼らの一年をまっとうしたのですね。
動かないカメムシの姿をあらためて見ると、不思議と責める気持ちは湧いてこない。
「ああ、生きていたのだな」
「お疲れ様!」
と言う気持ちになりました。
生きるために、匂いを武器にした小さな命。
静かに終わったその姿は、どこか人の一生にも似ているようにも思えます。
ひっそりと動かないカメムシの姿に、そっと手を合わせました。![]()
カメムシの話に
最後までお付き合い有難うございました。![]()



