TODAY'S
 
熱海梅園を歩く約60品種の梅とペチコートスイセン

 

2月18日(水)

熱海の柔らかな湯に疲れを溶かし、心ゆくまでリフレッシュした翌朝。
9時過ぎに宿をチェックアウトし、今日の目的地「熱海梅園」へと向かいます。

フロントの方に「これから梅園へ」と伝えると、「駐車場が混むので、車をここに置いて歩いて行った方がいいですよ!」と親切なアドバイスを頂く。

 

 

■ 坂道の途中から見た景色
行く道は、熱海特有の急な坂道。
でも「健康のため!」と自分に言い聞かせ、アドバイスに従い歩いて出発です。
 
途中、振り返れば坂の下に見える熱海市街。

地元の人の足腰が強い理由を身をもって感じながら、悲鳴を上げそうな足を叱咤して歩くこと数十分。

ようやく辿り着いた梅園の駐車場は「満車」。 

「歩いてきて正解!」と、宿の方の助言に心から感謝。 

 

梅園入口には、既に行列が出来ていました。

列に並んで入場券購入。

 

ここで嬉しいサービスがありました。

入園料300円ですが、熱海市内に宿泊した人は100円という嬉しいサプライズ。

 

 

■ 496本の梅が紡ぐ、静かな春の鼓動

熱海梅園には、約60品種、496本もの梅が植えられています。 

早咲きから遅咲きまで揃っているため、期間中はいつ訪れても梅の花を楽しめるのが魅力です。

 

園内には、あちこち出店もあり、お祭り気分も高まって来ます。

 

 

ところで梅の花ですが、開花状況は「もう一息」ですが、「梅畑」の曽我梅林とはまた違う見どころがあります。

 

・「梅見の滝」

滝の裏側のトンネルを抜ける時の、水音と梅の共演。

 

・高台からの展望

下から見るのとは違い、梅の絨毯のような景色。

 

・中山晋平記念館と韓国庭園

歴史ある別荘や朝鮮王朝時代の様式美が、梅の風景に奥行きを与えてくれます。

 

 

ふんわり風船ハート「梅見の滝」

素敵な赤い橋を見ながら、早速「梅見の滝」へ行って見ましょう!

 

これが「梅見の滝」

1993年に造られた幅約28.5m、落差約13mの人工滝。滝の裏側に洞窟のようなトンネル遊歩道が整備されており、流れ落ちる滝越しに梅や紅葉の園内を眺められる絶好の撮影・散策スポット。

 

トンネルの内側から見た滝と、園内風景。

 

トンネルを出た所から見る滝。

 

滝前の橋では、大勢の人が記念撮影真っ最中!

邪魔をしないよう脇を通り、少し上側へ行って見ましょう。

 

 

チョキ「高台からの展望」

坂道を登って行くと、眼下に梅の花がいっぱい!

ジュータンの様に咲く、梅の花が良く見えました。拍手

見上げるより綺麗です。

 

日本 中山晋平記念館

さらに歩いて行くと、お洒落な建物。

これが中山晋平記念館です。

 

当記念館は、大正初期から大衆音楽の普及に大きな足跡を残した、著名な作曲家「中山晋平」の別荘を西山町より梅園内に移築し一般公開。

 

 

韓国 韓国庭園 

その隣には「熱海梅園韓国庭園」

 

異国情緒たっぷりの建物です。

 

内部の様子。

 

この韓国庭園は、熱海で開催された日韓首脳会談を記念して整備された庭園。

広さはないものの、朝鮮王朝時代の伝統様式にこだわったメイドイン韓国の本格的な庭園。

伊豆・駿河観光ガイド『駿河湾★百景』

 

 

足 源泉かけ流しの足湯

韓国庭園を出た所に、梅まつり期間中だけ開放される「源泉かけ流しの足湯」。

 梅の花を眺めながら無料で足湯に浸かれる贅沢。

歩き疲れた足には、何よりのご褒美ですね。

 

足湯を見たところで、園内散策もそろそろ終わりです。そろそろ戻るとします。

 

 

チューリップ黄 足元に咲く小さな花 

戻る道沿いに、黄色い可憐な「ペチコートスイセン」が咲いていました。 

 

その愛らしい形に、思わず足を止めて見入ってしまいました。

 

さらに下ると、右の方に大きな橋が出現。

「澤田政廣記念美術館」へ行く橋です。

この美術館は、熱海出身の文化勲章受章者・澤田政廣の代表作品を集めた美術館で、 多くの木彫作品をはじめ、絵画・墨彩・陶芸・版画・書など、 あらゆる領域にわたった芸術作品を展示しています。

 

 

 

 

乙女のトキメキ 旅の記憶を彩る、笛と出会い

帰り道、澤田政廣記念美術館へと続く大きな橋の近くで、カラフルな服を纏った外国人の女性に出会いました。

熱心に梅を撮影する彼女の瞳には、日本の春はどう映っているのでしょう。

 

戻る道脇にもお店があります。

ここでは梅干しやお茶、美味しそうな羊羹などを販売。

 

出口付近では、ウグイスの笛を吹くお店の音色が響いていました。 先ほどの女性も興味深そうに耳を傾けています。 お国にはないであろうその音色が、彼女にとっても素敵な旅の1ページになればいいな、と願いながら園を後にしました。

 

 

キラキラ 梅が教えてくれる「静」の美しさ

桜の花の華やかさや、散り際の潔さとは違った魅力が梅の花はあるようです。

 

厳しい寒さを耐え抜き、一輪、また一輪と、誰に媚びることなく綻ぶ姿。 それは、どこまでも穏やかで、凛とした静けさを纏っていました。 

賑やかな春が来る前の、ほんのひとときの静寂。 熱海の坂道を登った先には、そんな優しい時間が流れていました。

 

素敵な時を楽しんだ後、宿泊先まで戻りました。

帰りは下り坂なので、足も軽く熱海の急坂を楽しみました。

 

久し振りに出かけて来た梅見の旅。

次は何処へ行こうかな?と考えながら帰路に着きました。

 

 

最後までお付き合い有難うございました。バイバイ