「ヤツボ」って何?

 

1月23日(木)

友人の案内で、相模川自然の村公園を歩いて来ました。

 

その帰り道、珍しい所を紹介するよ!と案内してくれたのがここ。

大島中ノ郷のヤツボ

 

ヤツボとは?

相模原市は、水利に乏しい相模原台地に広がっていますが、段丘崖には湧水が豊富に見られ、古い集落の多くは、こうした湧水や、その水を集めて流れる河川沿いに開かれました。
江戸時代の緑区大島から田名周辺では、湧水を石組みで囲ってつぼ状のため池にしたものを「ヤツボ」と呼び、井戸とともに生活用水として活用していました。当時、このようなため池が8カ所あったため「八壺(ヤツボ)」と呼ばれたとの解釈がありますが、実際にはその倍ほどあったともいわれ、真偽の程は不明です。
その後、時代と共に水道の普及が進み昭和30年以降になると、役目を終えたヤツボは埋まったり、コンクリートでふさがれたりして次第に忘れ去られていきました。
現在、同地区には豊富な湧水が見られるヤツボが複数残っており、石垣を組んだつぼ状のため池という伝統的な形を残す「中ノ郷のヤツボ」と「水場のヤツボ」は、相模原市登録文化財に登録されています。(相模原市HPより

 

 

友人の話によると、その昔、平地は畑に活用されていて、集落は段丘沿いに建っていたそうだ。しかし川より高い所には水が無い。そこで段丘から湧き出す水は貴重だったようだ。

 

その一つがここにあるようなので、是非見せたい!と案内をしてくれた。

 

 

大島中ノ郷のヤツボ

その場所は、キャンプ場から長い階段を登った所から、歩いて数分の所にあった。

 

案内板の右に、下へ降りて行く階段がある。

行って見ました。

擁壁のコンクリートが、土砂に押されて道側にズレていて、人がやっとの狭い道。崩壊が心配だ!

 

少し下った所にあった案内。

 

この案内のすぐ先に、そのヤツボがあった。

 

右下辺りに水が溜まっている。

上の丸印の所に石碑らしきものがある。

 

 

水神様が守る「ヤツボ」

上の石碑に近寄って見ると、大日天 八大龍王と書かれている。


八大龍王とは

水に関わる自然を司る神として、雨乞いや河川氾濫の防止などの願いを捧げられてきた神様のようだ。

 

水は生きるために大切な物。

大切に守ってきたようだ。

 

友人の話だと、昔はもう少し深く水が溜まっていて、飲み水、洗い物、野菜を洗ったりしていたようだ。

 

今も、その流れは冷たく清らか!

 

残念ながら、現在はこの水は飲用には適さないようで、口にするのは控えた。

 

ヤツボの水は、段丘を流れ落ち相模川へと行く。

友人の話によると、以前はここから下の釣り堀まで道が有ったと言うが、今日見るとその道は崩れてしまったのか跡形も無かった。残念だ。

 

 

今も守られているヤツボ

しばし昔を想像しながら、清い流れを見た後、降りて来た道を戻りました。

 

崖にへばりつく様な道だが、枯れ葉も無く綺麗に掃除されていた。

水道が有る今も、大切にヤツボを守っているようです。

 

このようなヤツボは、相模川の段丘の崖に今も沢山のヤツボが現存しているようだ。

今度「ヤツボ巡り」しようと友人と約束した。楽しみです。

 

 

歴史のある地域

ヤツボを見た後、段丘沿いの道を少し案内してくれた。


畑だった所に新しい住宅がいっぱい出来、昔の村とは様子が変わってしまったようだが、昔ながらの家も点在していた。


庭木が綺麗な家。

この家の庭先には「つるべ井戸」があった。今は古民家園等でしか見ることが無い、珍しい井戸だ。

 

立派な門のある家。

昔ながらの門構え。

現代の住まいも快適だが、こうした風情も素敵だ!

 

今回は友人の案内で、いつもとは違った相模川自然の村公園を満喫。

友人に感謝を伝え、帰路に着きました。

 

 

 

 

 

ヤツボの話に

最後までお付き合い有難う御座いました!バイバイ