タイヤ交換をして、1週間程経った。
200Km程走ったので、慣らし運転も大分進んだろう。
タイヤ交換の時に、少し高めに入れてくれた空気圧も、そろそろ指定圧で良いだろう!と、空気圧調整をした。
空気を入れるのは「車用タイヤ空気入れ」
電源は車のシガーソケット。
早速、シガーソケットにプラグを差し込み、タイヤに空気圧のチューブを繋ぐ。
メーターに表示される空気圧を見ながら調整。
その作業中、もたもたしてしまい、空気を抜き過ぎてしまった。
空気を入れようと電源を入れると、大きな音を立てながら空気が入って行く。
メーターを見ながら、無事指定空気圧に調整完了!
これで、当分は安心してドライブ出来るだろう!
エンジンが反応しない!壊れた?
空気入れ等を片付けて、ちょっとドライブ!とエンジンのスタートボタンを押した。
うん?押したよ! ???
押したよね?
でも、車の反応がない。
どうしたんだろう?
慌ててメーターを見ると、エラーマークがでているが意味が分からない。
何度もスタートボタンを押すが、車は動く気配がない。
暑いので窓を開けようスイッチを押すが窓ガラスは下がらない。
何もかも動かなくなってしまった。
車は若い頃から興味があり、オイル交換や簡単な整備は自分で行っていたが、ハイブリッド車の事は良く分からない。
レッカー車を依頼する事に!
対応に困り、トヨタへ電話した!
整備士の方が電話に出たので、状況を話すと「レッカー車で、トヨタまで車を持って来て!保険会社に電話して頼んでください」という。
えっ?見に来てくれないの?
出張サービスが無いようだ。
自分で何とかトヨタまで車を運ばなくてはならない。
車両保険には、レッカー移動無料サービスというのがある。
早速、保険会社へ電話すると快く手配をしてくれたが、先日の八王子市に降った雹で被害に合った車移動で混雑している様子。
予想では、私の家へ来るまで1~2時間以上かかるとの事。
止むを得ないよね。
私には何も出来ないので、ただただ待つのみ。
ジッと待っていたら、程なくしてレッカーの運転手から電話が入る。
場所の確認と、30分程で来ることが出来そうだ。早く来てくれそうで一安心。
動かない原因は
補機バッテリー上がり
レッカー車は30分程で到着。
早速、私は運転手に動かなくなった様子を話すと、彼はいろいろ見ていたが、エンジンフードを開けて中を確認し始めた。
そして、レッカー運転手の診断結果は
「補機バッテリーが空になってしまったようですね、充電してみましょう!」と、手際よく充電バッテリーを用意して、バッテリーに繋いでエンジンスイッチを入れてみた。
そしたら、何の問題も無かったように、エンジンはかかったではないか!
そして彼は、「エンジンがかかれば、エンジンを止めるまで走れます」
「あとはトヨタへ行ってバッテリー交換して貰ってください。でもくれぐれもエンジンスイッチは切らないでくださいね!」
良かった!エンジンを止めなければ大丈夫のようだ。
これならレッカー移動はしなくても良いので、大事にならずに良かった!
エンジンがかかったのを確認した後、作業内容用紙に私がサインをして今回の出張サービスは終わり。
出張費や作業費がかかるかも?と思っていたが全て無料。
保険に入っていて良かった!
適切な作業をしてくれたレッカーの運転手さんには、丁重にお礼を申し上げてお帰り頂いた。
補機バッテリー交換で問題解決
バッテリー交換ならバッテリーを買って来て、自分で交換も出来るが、他の電気系統の問題もあるかもしれない。
そこで今回はトヨタにお願いをする事にした。
レッカーが帰ったあと、直ぐトヨタの営業所へ行き、バッテリーチャージでエンジンがかかったので、自力で来たことを説明して車を見て貰った。
幸いな事にバッテリー交換だけで、他に問題は無さそうだ。
そこで迷わずバッテリー交換をお願いした。
後は交換作業が終わるの待つだけ。
しかし整備は順番なので、ただただ椅子に座ってジッと待つことに。
1時間半程で無事バッテリー交換が終わり、サービス洗車もしてくれて綺麗になって戻って来た。
新しい補機バッテリー
作業が終わったら支払いだが、バッテリー交換費用は25,000円でお釣りが来た。
予定外の出費だが、思ったより安くて良かった。
支払いを終え、車に乗ってエンジンスタート。
愛車は何もなかったように、いつも通りに動いてくれた。
お店の方に見送られながら、無事家に帰りました。
補機バッテリーの交換時期
今回のトラブルだが、予兆が有れば事前にバッテリー交換もしたのだが、まるっきりその気配は無かった。
マニュアルを調べたが、バッテリー上がりの時には、メーターにバッテリーマークが表示されるようだが、今回は出ていなかった。
突然のバッテリー上がりは何だったのだろうか?
考えてみたら、かからなくなる前に、「車用タイヤ空気入れ」を使った。その時の電源は車のシガーソケットだ。
これは車のバッテリーをかなり使う事になるので、弱っていたバッテリーの電気を全て使い切ってしまったのかも。
それしか原因が考えられない。
補機バッテリーの交換時期を調べると、
補機用バッテリーはエンジン車と同じ12Vの鉛バッテリーのため、定期的な交換が必要です。大電流の放電が必要なエンジン始動の役割がないため、バッテリーへの負荷が小さくエンジン車のバッテリー(寿命2~3年)よりも長持ちしますが、3~5年で寿命を迎えます。
バッテリー上がりが起こると、ハイブリッドシステムが起動できず駆動用メインバッテリーに十分な容量があっても車を動かせなくなります。ハイブリッド車の補機用バッテリーは、定期的に交換しましょう。
補機用バッテリーの寿命が近づいているサインが分かれば、バッテリーの交換時期を判断できますが、ハイブリッド車では見極めが難しいとされています。
例えば、エンジン車ではパワーウィンドウの開閉が遅いなどのサインが出ますが、ハイブリッド車では駆動用メインバッテリーが電力供給しているため、ユーザーが予兆に気付くことなく寿命を迎えるケースが大半です。
(ジーエス・ユアサバッテリーより)
更に詳しくはこちらを↓
いろいろ調べてみたが、補機バッテリーのバッテリー上がりの予兆を知るのは難しそうなので、定期的に交換しするしかなさそうだ。
次回は3年経った頃、トヨタへ行ってチェックして貰う事にしよう。
その時期を忘れないよう、整備記録に書き込んだ。
いつも身近にあるのが当たり前、いつも動くのが当たり前と思っていた我が愛車。
今回、動かなくなった愛車を見て、改めて「私の生活に無くてはならない大切な相棒」である事を再確認。
これからは、今まで以上に大切に運転や手入れをして行こうと思います。
愛車のトラブルの話に・・・
最後までお付き合い有難う御座いました。