色々な表情を見せる八ヶ岳に、豪雨が虹をプレゼント!
窓から見える八ヶ岳。その姿は刻々と表情を変える。
今回はそんな八ヶ岳をご紹介!
7月21日午後2時30分の八ヶ岳。
蓼科側から見る八ヶ岳。
この八ヶ岳の姿は、東側から見ると随分違う。
蓼科へ来る時「鰐塚の一本桜」辺りから撮影した、東側から見る八ヶ岳。
随分違って見えるでしょう!
この形なら一つの山の頭が崩れた感じで、昔話にある様に「冨士山と高さ比べして、冨士山に頭を叩かれて崩れた」形だね!(^^♪
ところが蓼科側から見ると、一つの山が崩れた?とは思えない。
それぞれの峰が独立した山に見える。
高所で菓子袋が膨らんだ!腐ってしまった?
ここで少し違う話になるが・・・
持ってきたお菓子を取り出すと、袋がパンパンに膨れていた。
おやつ用に買って来たランチパックも、こんなに!
ここは標高1200m程。
大気が薄くなって、袋の中の空気が膨れたのだ。
この袋が膨れることで、こんな思い出がある。
それは随分昔の事だが、持ってきたお菓子を開けようとしたら、袋が膨れてパンパンになっていた。それを見て、お菓子が腐ってしまった!と袋のままゴミ袋に捨ててしまった。後で膨らんだのは腐ったのではなく「気圧の差」で膨らんだ事を知り、大きく肩を落とした!というお話です。
捨ててしまったのは誰かって?
それを言うと、当人が落ち込んでしまうので秘密とさせてください。✋(^_-)-☆
こんな嘘みたいな話があったほど、袋の膨らみ方は凄い。
初めてみたら、驚くだろう! 気圧って凄いな~!
でも、このこれだけ膨らむので、体には影響ないのだろうか?
そう言えば、気圧の変化で体調不良を起こす「高山病」という病がある。
多かれ少なかれ気圧の急な変化は良くない様だ。
豪雨後の虹と夕焼け
さてさて、今回は素晴らしいショーもありましたよ!
22日も晴天の猛暑だったが、夕方5時20分頃、スマホの「緊急警戒注意報」が鳴る。
茅野市に集中豪雨発生の警報だ。
暫くしたら八ヶ岳が雲で隠れてしまった。
そして間もなく辺りには強い雨が降って来た。
最近緊急警戒警報が鳴るほど、集中豪雨が多い日々だ。
最近の警報の精度も高く、予報時刻にかなり強い雨が降って来た。
大丈夫かな~?と窓の外をみていたが、程なく小降りになり一安心。
その時見る八ヶ岳は、厚い雲に隠れていた。
早く雲が切れると良いな~と見ていたら…
八ヶ岳の手前に薄っすらと虹が出きたではないか!
その虹は、どんどんはっきりとしてくる。
虹が出来始めてから2分程。
さらに虹は濃くなり、写真では見え難いが、薄っすらともう一つ虹が出来ていた。
午後5時半、さらに濃くなるが、この頃から段々虹は消え始めた。
虹が消えた後、午後6時には黒い雲は消え、青空が広がっていた。
さらに午後7時頃になると、八ヶ岳は真っ赤な夕焼けに包まれた。
その夕焼けも、日没と共にあっという間に薄くなっていく。
朝は姿全体を見せていた八ヶ岳だが、豪雨に包まれ、虹も出た。
そして夕焼けに映え、目まぐるしく変化した一日だった。
虹が出た翌日23日10時の八ヶ岳。
空には雲も少なく良い天気だ。
一日中快晴で、熱中症警戒警報も出た程暑かった午後4時の八ヶ岳。
一番高い赤岳(標高2899m)の赤い山肌が良く見える。
手前の「阿弥陀岳」も尖った山頂をクッキリと見せていた。
刻々と表情を変える八ヶ岳。
今日も大勢の登山客が登っている事だろう。
最近、山岳事故をよく耳にする。
人気の冨士山でも死亡事故が多発しているようだ。
そんな時代背景だからか、「マウンテンドクター」と言うTV番組の放映も始まった。
山に登る時にはドクターのお世話にならないよう、準備と注意をして楽しい山登りでありますようお祈りしています。
最後までお付き合い有難う御座いました。