6月10日(月)
熱海温泉で疲れを癒しに出かけた今回の旅。
行く途中、立ち寄った大雄山最乗寺を後にして、一路熱海へ!
渋滞もなく走ると、熱海の海が見えてきた。
久し振りの熱海だ。
走っていると、道の左側に「青い矢印」のマーク。
何だろう?
私の生活圏内ではあまり見かけないマークだ。
これは「矢羽根型路面表示(やばね)」で、車道の左側に自転車の通行位置と方向を明示するものらしい。自転車に乗る人に「ここを走って!」と促すと同時に、自動車ドライバーに対しても「自転車が走る所」と、自転車通行位置を知らせる役割。
観光地の伊豆半島は、自転車でツーリングする人を良く見かける。
自転車も、車も安全運転に心がけましょう!
今日の熱海は静か。
熱海と言えば、昭和初めの頃は新婚旅行のメッカだった所。
ホテルなどが林立。
新婚旅行の人気観光地だった熱海。
戦後~高度経済成長期前(昭和20年~30年代)、関東では「熱海」や「伊豆・箱根」。関西では和歌浦など。当時は総じて温暖な温泉地が「新婚旅行のメッカ」だったようだ。
「お宮の松」があるサンビーチ脇までやって来た。
宿泊先は山沿いにあるので、本通りから曲がりくねった細い坂道を登って行く。
熱海は家が密集し、曲がりくねった道路は本当に狭い。
安全運転を心がけ、無事宿泊先に到着。
午後3時30分チェックイン。
3階の部屋から見る熱海の海。1年ぶりの景色だ!
部屋で寛いでいたら、急に「ゴ~ッ!」という大きな音が聞こえてきた。
ビックリして窓の外を見ると、左側の住宅街の間を新幹線が通過中。
新幹線の通過音ってこんなに大きな音がするのか?
リニア中央新幹線の工事が始まっているが、リニアの音はどうなんだろう。
私の住まいは駅から離れているので、電車の音を考える事も無かったが、ひっきりなしに通過する新幹線の音を聞いていて、近くに住んでいる人達は大変だな~!と改めて思った。
ところで、新幹線の最初か最後の顔を撮りたい!と何度もチャレンジするが、新幹線のスピードは予想以上に早かった。
何度撮影しても撮れないので、動画で撮影してその瞬間を記録に残した。
その画像がこちら!
(赤丸部分)
休憩をした後、早速温泉に入って来た。
泉質は熱海温泉らしい硫酸塩泉。
効能は、きりきずや末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など。pH8.3の弱アルカリ性で美肌の湯としても人気。
湯温は熱くも無く、適度に温泉を楽しめる。
まだ早かったので、誰も入浴してなくて独り占め!
ユックリ入っていたので体が火照り、汗を抑えるために扇風機に当たる程。
何事もほどほどだね!
ユックリ温泉を楽しみ、疲れも癒された。
部屋に戻ると、暗くなり始めた海と空に、街の灯りがとても綺麗だった。
熱海では花火大会が頻繁に開催されている。
上手く予約が取れれば、目の前に花火を楽しむ事が出来るね。
すっかり暗くなった時の街の灯。
時々通過する新幹線の音を聞きながら、眠りについた。
ところで・・・
新幹線って予想以上に本数が多いのにはビックリ。
平日でも1時間に2本以上、それが往復だから、1時間に4回以上新幹線通過の音を聞くことになる。
本当に近隣の方は慣れるとは思うが大変だ!と改めて感じた。
6月11日(火)
昨日は温泉に入ってのんびり出来ました。
早く床に着いたので、目覚めも早かった。
6時前に窓の外を見ると、重い雲が漂っていた。
天気予報を見るが雨は大丈夫そうだ。
良かった~!
食事を終えて、少し休憩してから、最後の温泉を楽しんだ。
入浴した時間が9時過ぎていたので、この時も貸し切り状態。
今回は、熱海の温泉をユックリ楽しみました。
疲れはとれたかな?
今日の予定はまだ立ててない。
帰りに何処か立ち寄ろうか?と検討していたら、TVのニュースで小田原城の花菖蒲&アジサイが見頃だと紹介していた。
花菖蒲も見てみたい。
そこで小田原城に立ち寄って帰ることにした。
10時過ぎにチェックアウトして、一路小田原城へ!
その頃になると、青空が広がっていた。
気持ち良く海辺の道をドライブ。
快調に走っていた時、フッと考えてしまった。
それは、小田原城址公園の花は見たいが、混雑しそうだな~!
どこもお花の季節になると、とても混雑する。
まして、今朝TVで紹介していたので、今日は駐車場を探すのも大変だろう。
悩んだ末、今回は小田原城へ行くのを止めて、早川の「漁港の駅 TOTOCO小田原」に立ち寄って、少し早めの昼食をすることにした!
行ってみると、平日の11時前だというのに、駐車場はほぼ満車。
人気の漁港の駅です。
この建物の2~3階にある食事処で、海鮮ランチを食べることにした。
沢山の食堂があるが、行って見ると既に長蛇の列行列。
待つとなると、どれだけかかるか分からない。
そこで、ここでの食事は諦めて、お土産を買って帰ることにした。
お土産と言うとお菓子が多い。そこで今日は沢山の名産物がある中で、いつもと違ったものにした。
それでも一つはお菓子をチョイス。
試食したらとても美味しかったので購入した。
もう一つはこちら。
試食は無かったが、「漁師のまかない」という言葉が美味しそうだ。
他に海鮮物が沢山あるが、真夏日の車のトランクではかなり暑くなる。
腐敗が心配なので、乾きものとした。
土産を買った後、目にしたのが美味しそうなプリンやソフトクリームのお店。
特に目を引いたのが「小田原提灯ソフト」
東海道の宿場町ならではの、提灯の形をしたソフトクリーム。
型にはめて作るのかと思ったら、手でグルグル回しながら作っていた。
外のベンチで潮風を感じながら頂きました。
上下にコーンが付いていて、本当に小田原提灯そのもの。
「小田原」と書いた文字も食べることが出来る。
味は濃厚でとても美味しかった。
ソフトを食べ終わり、今度こそ家路についた。
コースは、小田原厚木道路から、16号線の橋本五差路を経由して自宅。約1時間半強のドライブだった。
結局、お昼は家の近くのファミリーレストラン。
TOTOCO小田原の海鮮ランチは、日を改めて食べに行くことにしよう!
2日間に渡り、疲れを癒しに出かけた熱海温泉の旅、
最後までお付き合い有難う御座いました。