4月15日(月)
今日も桜を見に行こう!と計画を立てていたが、まだ咲いていない所が多い。
そこで今日は、久し振りに車山を歩きに行くことに決定。
白樺湖脇を抜け、ビーナスラインに入った所の展望駐車場で小休憩。
目の前には白樺湖、中央に聳えるのが蓼科山。
ビーナスラインを走り、「車山駐車場」を通過して「車山肩」へ向かう。
走って行くと道路際に残雪。
標高の高いビーナスラインはまだまだ寒い。
程なくして「車山肩」の駐車場に到着。
周りを見ると、あちこちに残雪が!
雪を見ながら靴を履き替え、歩き始めたらゴミを拾っているご婦人がいた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240416/08/swontcr95/3d/7c/j/o0800045015426503606.jpg?caw=800)
「まだ雪が残っているのですね!」とお声をかけると···
「1~2月は殆ど降らなかったのに、3月に大雪が3回も降って大変だったのよ!」と話してくれた。
この方は近くで旅館を営んでいるようで、雪の影響は大きかったのでしょうね!
今日は「清掃の日」で、ゴミを拾っているようだ。
皆さんの努力で、ゴミ一つない綺麗な駐車場や道路だった。感謝です!
雪原の車山・登山
さて、ここから車山·山頂を目指して歩こう!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240416/08/swontcr95/45/0b/j/o0800048615426503615.jpg?caw=800)
いつもは、南斜面地を登って行くのだが、今日は逆コースで北斜面を廻って山頂を目指す。
北斜面は山の陰で涼しく、道には雪が残っていた。
滑らないよう注意しながらの草原散歩。
北斜面は雪が溶けない程寒いが、風が吹いていないので、歩くと暑くなり上着を1枚脱ぐほど。
草原の道は気持ち良い!
歩いて来た道を振り返り見る景色。
中央の窪み辺りの道をずっと進むと、八島ヶ原湿原。
数年前に車山からグルっと八島ヶ原湿原まで歩いた記憶が蘇る!
車山を目指し草原の道を進むと、右斜面の上に車山の気象レーダーが見えてきた。
頑張ってあそこまで登っていくぞ〜!
道脇に、桜の木が何本かあったが、まだまだ硬い蕾で、開花は先になりそうだ。
「車山乗越」までやって来た。
標高は1815m。
「車山乗越」を過ぎると、目の前に雪が見えて来た。
この雪はスキーコース。
車山·山頂へ行くには、この雪の斜面を乗り越えて行かなくてはならない。
こんなに雪が残っているとは想定外。
今日はストックを持って無いので、滑って転ばないよう、一歩一歩雪を靴で踏み締めて登って行くしかない。
それにしても、雪の道は長かった。
転んだらずっと下まで滑って行きそう。
恐る恐る雪の斜面を登り、リフト山頂駅まで辿り着いた。
山頂へは更に階段を登って行かなくては!
山頂で遭遇した撮影隊
登りきった所の広場に、大勢の人がいてビックリ
皆さんツアーで来たのかな?と思ったが違うようだ!
山頂に居る多くの人は、何かの撮影隊の人達のようだ。
私は登りきった所にある、車山神社にお参りしたいが、撮影しているので行けそうにない。
どうしよう?と迷っていたら、誘導係の人が「今なら神社の方へ行っても大丈夫ですよ!」と言い、スタッフの方達に声をかけて、通してくれた。
何とか撮影中の脇を抜け、神社にお参り出来ました!
しかし、撮影をしているので、直ぐ戻る事は出来ない。暫く神社の前で立ち往生。
待つ間、近くにいたスタッフの方に「何を撮影しているのですか?」とお聞きすると、TBS系列の「マウンテンドクター」と言う番組の撮影とのこと。
聞いたこと無い番組名。新番組かな?放送は関西系列?
関東では見られないのかな?
因みに放送は7月頃らしい。
暫く待ち、撮影の合間に俳優さんの脇を抜けて気象レーダーの方へ移動した。
脇を抜ける時、失礼とは思いながらも、主役?男優を撮影。(中央の男性)
拝見したことがあるお顔だが名前が出てこない。
何人の俳優さんが来ているのかも不明のまま、展望テラスに移動。
手すりにあった山の紹介パネル。
霞が無ければ、赤丸辺りに冨士山が見える!筈だが今日は見えなかった。残念。
以前撮影した写真で、冨士山をご紹介
気象レーダーの右向こうには大きな蓼科山。
最近出来た展望テラス。
右端は崖の縁まで造られており、ここからの景色は最高だ。
絶景を見ながら、来る時買って来たパンで軽く昼食。
食べていたら寒くなって来た。
理由は遮るものが無い山頂は風がとても強いのだ。
北側の歩いて来た道には雪がいっぱいだったが風が無く、歩いていると暑くて上着を脱いだ程なのに、山頂は陽は暖かいが風がとても強く寒かった。
慌てて上着を着込んだ。
食事も終わったので、風邪をひく前に駐車場へ戻る事に!
また会いに来るね〜と気象レーダーに分かれを告げた。
ところでこの気象レーダーだが、夜TVのニュースで話題となっていた。
それは、実際には雨雲が無いのに、雲があるようなデータを感知したようだ。
これでは天気予報が狂ってしまう。
原因は何処かの電磁波を拾ってしまい、雨雲と間違えてしまったようだ。
これはこの気象レーダーのせいではないが、誤報となった電磁波を出しているのが何処なのか?それを一刻も早く見つけ、正しい予報が出来るよう対処が必要だね!
頑張れ!気象レーダー
やっぱり標高が高い山の上は、風も強いし寒かった!
でも360度遮る物がない展望は、車山ならだね!だから気象レーダーがあるのだ。
素晴らしい景色を見ながら下山開始。
斜面の下の方に、車を停めた「車山肩」の駐車場が小さく見えてきた。
一直線に下れば近いが、大きく横に歩くつづれ織りの道は、来る時歩いた北側の道より長く感じる。
また南斜面地で暖かい筈なのに、雪があちこちに残っていた。
標高が高く、気温が低いから?
長く緩やかな坂道を、まだかな〜?と思いながらも、少しづつ駐車場が近づいてくる。
やっと車の車種が分かる程下りて来た。あと少しだ。
「車山肩」の駐車場に戻って来た!
久し振りの高所の草原歩き、頑張りました。
まだまだ停まっている車はいっぱい。
久し振りの車山。
軽い山登り!のつもりだったが、久し振りの登山に、体が悲鳴を上げた。
常に鍛えていないと駄目だ!と反省。
今日の記録
距離:4.3Km、
時間:1時間16分(休憩含)
歩数:約8,000歩
元気なら、帰りに白樺湖を散策しよう!と思っていたが、そんな元気は残っていない。
せめて記念撮影だけでも!と駐車場に車を停めた。
白樺湖の向こうに聳える蓼科山。
もう一度、あの山頂に立ってみたい。
また登山計画を立てるとしよう!
湖の周りには沢山のホテルがあるが、ここ数年は廃業した建物が目立つ白樺湖だ。
左から3番目の建物も廃業したようだ。
広い駐車場には数台の車だけ。
その車の窓から、外に突き出ている足が見えた。
他の車も、足こそ出ていないが、エンジンをかけたまま休憩をしているのが目立つ駐車場だった。
写真を撮り終わり、早く戻ってお風呂で疲れを癒そうと、車をスタート。
白樺湖周りの桜は、まだ開花していないが、大門街道を下って行くと、道脇に満開の桜。
腕時計の標高を見ると1062m。
白樺湖は標高1416m。
白樺湖の桜が開花するには。400mの標高差を乗り越えなければならないようだ。
果たして、開花まで何日かかるだろうか?楽しみだ。
宿泊先へ戻る途中、道脇に大きな鳥がいた。
驚かせて逃げないように!と車を停めて写真撮影。
その鳥はキジだった、
静かに車を動かして近づこうとしたら、察知されて逃げられてしまった。
もう少し、良い写真を撮りたかったのに残念!
また遊びにおいで!と見送った。
今日は久し振りの登山靴を履いての車山登山。
運動不足を実感する程疲れた。
早々にお風呂にゆっくり浸かり、山歩きの疲れを癒しました。
これから体力をつけ、蓼科山へ再登頂を目標としよう!
最後までお付き合い有難う御座いました。