3月21日(木)
一昨日は強風が凄かった。
畑の傍に住んでいる友人の話だと、強風で畑の土が舞い上がり、家の中まで土だらけになってしまったそうだ。
そして、昨日は晴れている!と思ったら急に雨が降ったりしてビックリ。
天候不順が続いている最近。
今日は青空だが、これから大丈夫だろうか?と不安になる!
でも、考えていてもしょうがない。
久し振りに出かけよう。
今日のお目当てはカタクリの花。
行く先は、久し振りの「片倉城跡公園」
この公園の一角に、カタクリの花が咲いているはず。
駐車場に車を停め、早速散策開始。
歩き始めて蓮沼を過ぎると彫刻広場。
そこには沢山の彫刻が野外展示されている。
代表的なのがこの像。
浦島-長寿の舞/北村西望
北村西望・自刻像
北村西望氏は長崎県出身の日本の彫刻家で、代表作に長崎平和公園設置の巨大像「長崎平和祈念像」、国会議事堂内設置の「板垣退助翁」などがある。文化勲章・紺綬褒章受章を受賞するなど、文化功労者でもあります。(Wikipediaより抜粋)
その北村西望氏が、昭和 50 年代半ば「市内の街頭や公園に彫刻を」と“彫刻のある街づくり”が進められた際、日本彫刻会主催の「日彫展」に設けられた“北村西望賞”受賞作品を野外展示する「彫刻公園構想」が進められました。彫刻家・北村西望が本公園を非常に気に入り、展示場所として自ら選定されました。(八王子市HP↓)
西望賞受賞作品、総数19体の彫刻が展示され、丘陵地の雑木林の遊歩道を、歩きながら楽しむ事が出来る公園です。
さて、今日のお目当てはカタクリの花。見に行って見よう!
田園風景を楽しみながら進む道脇に、真っ黄色な花が群生。
「ヒメリュウキンカ」の花かな?
さらに進むと水車小屋。
水車小屋周りに広がる田園風景。
長閑な風景の向こうには近代的なビル。
中央の大きなビルは、JR八王子駅前の「サザンスカイタワー」
折角なので、更に奥へ進み雑木林を登ろう。
葉を落とした雑木林がとても綺麗だ。
登りきると、急に開けた大地。
向こうに見える三角屋根のビルは「東京工科大学八王子キャンパス」
西の方にも、何処までも続く田園風景。
何処からか、トラクターの畑を耕す音が聞こえてきた。
八王子市にこんな風景がまだあった?と思う程、長閑な風景だ。
その隣にある広場が「二の丸広場」
二の丸広場周辺には空堀などがあり、城跡の遺構を見ることができる。
さて、お目当てのカタクリの花は、この辺の筈。
探して見ると、ポツンポツンと咲いていた。
例年だと今頃が見頃で、この辺にはいっぱい咲いていたのだか随分少ない。
今年は寒いからかな?
今日も強風が谷合を吹き抜けている。
やっと咲き始めようとしているカタクリの花を見つけた。
ここは空堀の跡だろうか?
この斜面地に毎年沢山咲いていたのだが・・・
本当に今年は少ない。
やっと綺麗に開いた花を見つけた。
強い風に揺れているので、撮影は苦労した!
それにしても、花が少ない。
どうしたのだろうか?このまま消滅!ってことにならないことを願うばかり。
カタクリ以外の花も咲いていない。
探していたら、一株だけ白い花を見つけた。
「ミスミソウ」かな?
少ないが、頑張って咲いている花を見ることが出来て良かった!
寒い窪地を後にして、斜面の細い坂道を登り「休憩広場」までやって来た。
木々の向こうに見える八王子の街並み。
この公園は平地の中の小高い丘の上。
お城があった時は、周りが良く見えた事だろう。
休憩広場の少し先、片倉城跡の片隅にあるのが「住吉神社」
平日だが、参拝する人が並んでいた。
私もお参りしました。
片倉住吉神社は、八王子市片倉町にある神社です。片倉住吉神社は、片倉城主長井大善大夫道広が、片倉城の鎮守の神として、摂津国(大阪市)住吉大社を応安5年(1372)勧請したといい、慶安年間(1648-1651)には江戸幕府より社領7石の御朱印状を拝領したといいます。(猫の足あと)
境内には大きな杉の木。
急な階段の参道。
森の小道を歩き、駐車場へ戻ります。
神社への登り口に住吉神社の謂れが有りました。
グルっと一回りして、駐車場脇の彫刻広場まで戻って来た。
カタクリの花が楽しみで来たのだが、今年はちょっと残念だった。
来年、復活してくれることを願いつつ、車に戻りました。
今日の散歩記録
距離:1.2Km、時間:30分
歩数:2,500歩
歩いたコース
散歩コースとしては、ちょっと短いね!
でも近くなので、彫刻とカタクリの花を見に来るとします。
最後までお付き合い有難う御座いました。