3月3日(日)
今日は「ひな祭り」、別名「桃の節句」とも呼ばれ、子供の成長と健康を願う年中行事の日。
その3月3日の今日、度々散歩をしに訪れる「津久井湖城山公園・根小屋地区」で「津久井城まつり」が開催される。
昨年散歩に来た時、この祭りに出会い、とても良かったので「今年も是非見たい!」と、出かけて来ました。
朝10時から、いろいろなイベントを開催するが、私のお目当ては午後行われる、津久井城をテーマにした甲冑劇と火縄銃(空砲)だ。
開始は12時45分からで、展望広場前の馬場で上がる狼煙が合図。
公園の駐車場は平時でも満車の駐車場。
そこで今日は、津久井湖脇の「花の苑地駐車場」に車を停めて、会場へ向かう事にした。
もう少しすると、桜が満開になる桜の小道を歩いて行く。
右向こうに見えるのは、南高尾山稜の榎窪山。
「とばぼり橋」を渡り、城山の反対側へ回って行く遊歩道。
途中、桜が咲いていた。
下を向く咲き方はオカメザクラかな?
イベント会場の「展望広場」へ続く遊歩道。周りは杉の木がいっぱいで、マスクをしていても鼻水が流れてくる。
杉花粉は苦手です。
駐車場から15分程で「展望広場」へやって来た。
時間は12時35分。狼煙は12時45分からだ。間に合った
既に狼煙を上げる準備は終わっているようだ。
下の広場を見ると、既に観客が仮設ベンチに座って待っている。
早速行ってみよう!
一番左端のベンチに腰掛けて、開始を待つことに!
目の前には「展望広場」、その上には城山山頂(津久井城跡)。
上の広場の狼煙(のろし)も見える。
狼煙・甲冑劇・火縄銃・発砲の開始
まず公園責任者の挨拶でスタート!
狼煙が上がる
挨拶が終わると狼煙が上がり、甲冑劇、火縄銃(空砲)の開始です。
補足・・・
戦国当時仲間の城との連絡として、狼煙が使われており、とくに津久井城は小田原~八王子という「首都と副都心」を結ぶ重要な通信基地でもあったようだ。
しかし、今日は風がとても強く、煙は横に流れてしまった。
これでは、連絡し合う八王子城址などからは見えないね!
戦国当時に狼煙を上げたのは、津久井城址隣の尾根に狼煙場の跡がある。
当時はそこから連絡の狼煙を上げていたのだろう。そこから風があっても見えるだろう!
津久井城の詳しい事はこちらを↓
甲冑劇スタート!
狼煙が上がり、甲冑劇スタート。
当時の小田原攻めと津久井城とのやり取りが演じられた。
甲冑劇が終わり、一同整列してご挨拶。
大きな拍手が鳴り響いた!
演者との記念撮影
その後、演者と観客の記念撮影大会。
滅多に見る事が無い鎧を着た人達との触れ合い。子供達には良い思い出となるでしょう!
撮影会も終わり、次の演目を待つ人達。
鉄砲隊による火縄銃の発砲!
後ろで待機していた鉄砲隊。
隊列を組んで、ステージ前に移動し始めた。
ステージ前で、隊長のご挨拶。
挨拶が終わり、発砲場所へ移動。
横一列に並んだ甲冑武者たち14名。
隊長の指揮で、発砲準備!
火縄銃は火縄に火を点けるのが大変で、口でフウフウ風を送って準備。
まず隊長が最初の発砲!
その後いろいろな形の発砲を見せてくれた。
一斉発砲。
発砲の後、ほら貝を吹く!
片膝落として発砲!
昔の火縄銃とはいえ、火薬が破裂する音は凄まじく、体に発砲の衝撃が感じられた程の迫力。
6回程の発砲を見せてくれただろうか?
なかなか見ることが出来ない、迫力の火縄銃だった。
最後に「御来場の皆様のご健康を祝して」と、一斉発砲してくれました。
感謝!
発砲を終え、火縄銃を手にステージ前に戻る鉄砲隊。
一列に並んでご挨拶。
並んだところで、隊長が戦国当時の話をしてくれました。
火縄銃に関する質問と回答
話が終わった所で、観客からの質問タイム。
質問と回答を少しご紹介。
Q:玉はどれほどの大きさ?
重量11g前後。
Q:どれほどの射程距離?
的に確実に当てるための有効射程距離は50m程。
その他色々な質問に、淀みなく答えていました。
最後に隊長の合図で、観客に一礼。
観客からは大きな拍手が鉄砲隊に送られた。
火縄銃にご興味ある方はこちらを↓
なかなか見ることが出来ない、甲冑劇と火縄銃の発砲。
とても満足した「津久井城まつり」でした。
犬連れの方や、お子さん連れの観客も、徐々に広場を後にしました。
また、来年の雛祭りに行われる「津久井城まつり」が楽しみだ。
今日は風が強く寒いので、周遊園路を散歩するのは中止。
また散歩しに来よう!✋
城山を右回りで、津久井湖畔の花の苑地駐車場へ戻ります。
左に見えるのが津久井湖。
この道は城山の北側。山陰となるので風もヒンヤリと冷たい。
風邪を引かないよう、襟を立てて速足で車に戻りました。
「津久井城まつり」に・・・
最後までお付き合い有難う御座いました。