毎年、7月に行われる菩提寺の施餓鬼法要。

今年もその法要が先日行われた。


〈施餓鬼法要とは〉

お釈迦様の弟子の一人である阿難(あなん)が、餓鬼に死を予告された際に、お釈迦様の教えに従って、陀羅尼(だらに)を唱えながら餓鬼に食事を施したところ、その功徳によって餓鬼が救われ、阿難も寿命を延ばすことができました。
こうした説話に基づいて、施餓鬼が行われるようになったようです。

いい葬儀より)
 

私の寺の施餓鬼法要は、毎年7月。

コロナ禍以前は、大勢のお坊さんが他寺より集まり、本堂で法要が行われていた。

 

そして法要後、ご住職の知人による津軽三味線の演奏奉納があり、檀家の人達は楽しみにしていたが、コロナ禍以後は、お坊さんも2~3人と少なくなり、奉納演奏も無くなった。

 

控えめになった施餓鬼法要だが、当日檀家は本堂にお参りして、お経料と塔婆代を奉納し、塔婆を墓を供えてお参り。

 

今年も、その施餓鬼法要が午後1時より始まった。

 

 

お経が始まると、ゾロゾロと集まり始める。

そこで寺役は、境内に作られたテントで受付業務の開始。

寺役は6人で私もその一人。

前年までは、それ程気にならなかったテントでの受付だが、今年のテント内は異常に暑かった。ショボーン汗

 

風は吹いているが、熱風で更に照り返しが強く、ピザガマの前にいるような暑さだ。

 

受付担当者用に、ペットボトルのお茶など用意してはあるが、温いので飲む気がしない。

そんな時、住職が持ってきてくれた冷えた経口保水液は、どんなものより美味しかった!グッ照れ

 

 

テントで行う受付業務は、来訪者が受付台帳に自署しご納金を提出。

受付はお返しに、お札やお盆のしおり等の入った袋をお渡しする。


檀家はそれ程多くないので、受付人数も150人程度だが、それでも時間になると行列が出来るので、スムーズに流れるよう配慮しながらの受付業務だ。

 

最終的に、受け取ったお金が、台帳と合わないと大変。

そこで、金額をチェックしつつ最終合計が間違いない事を確認した後、お寺へ納めて受付業務は終わりとなる。

 

暑いテントの中でずっと椅子に座っていたので、立ち上がったらお尻も汗でビッショリ。さらに照り返しで、頬はヒリヒリ。えーん汗

日焼け止めクリーム塗れば良かった!と反省。

 

片付けなどすべて終わると、寺役と住職が庫裏に集まり、お弁当を頂きながら「ご苦労さん会」だったが、コロナ禍以降はそれも無くなり、代わりに仕出し弁当を頂いて解散と寂しくなった。

 

寺役の面々は、本尊にお線香をあげ、自家の塔婆を頂きお墓へ行き、お墓の塔婆立に納めてお参り。

 

これで、今回の寺役としての役目は終わりだ。

 

私の菩提寺は築年数が少ないので、雑務も少なく受付などが中心。

他の受付は、お盆や彼岸等だが、施餓鬼法要以外は、本堂の中に受付を用意できる。

 

年々暑く、テントでのうけつけ大変になってきている。

来年は室内で出来るよう、住職と相談してみよう!と寺役一同が思う程、今年は暑かった


 

 

最後までお付き合い有難う御座いました。バイバイ