5月21日(日)

朝から始めた庭木剪定。

午後2時過ぎまで行い、少々疲れました。パー爆  笑汗

 

しかし、疲れた~!なんて言っていられない。

今日は知り合いのお通夜があるのだ!

 

時間は午後6時からなので、まだ少し時間がある。

そこで、愛用のマッサージ機で疲れをほぐしていたら、そのまま転寝をしてしまった。絶望汗

 

目が覚めたら、出かける時間の30分前。

慌てて、式服を着て準備した。

 

 

着る機会が減った式服!

 

コロナ禍のせいか、ここ数年式服を着る機会が無かったので、昨日、式服やワイシャツをクローゼットから出して確認。


しかし、式服に付随する「黒のネクタイ」は?、「黒の靴下」は?、「黒の革靴」は?、と探す始末。爆  笑汗

 

式服と言えば、ネクタイは違うが結婚式にも使うが、その結婚式にも呼ばれることも無くなった。


随分、世の中が変わってしまい、最近戸惑う事が多い。

 

 

地域の付き合いも変わってきた!

 

付き合い方が変わった!と言えば、こんなこともある。

 

私の地域では、昔から「地類・組合」と言う組織がある。いや「あった」と言う方が正しいかな?

 

・地類とは:土地(農地)を分け合った血縁。
・組合とは:
結婚式やお葬式や農繁期作業など、互いに労力を出し合って協力しあう隣近所。
 

昔、結婚式場も葬儀会場も無かった時代。結婚式は家で行い、その全ての準備を地類・組合の人が集まり行った。

葬儀は土葬の時代。一人ではお墓の穴を掘ることも出来ないので、皆で協力しあった。

 

その絆を保つために、元旦に地類組合の当番の家に集まり、新年の顔合わせをした。当時は、コンビニもスーパーも無い時代。年末から三が日は開いている店も無く、おもてなしする料理の材料入手に当番の家は苦労した。

 

大変だったのは準備だけではない。

人が集まれば、いろいろトラブルもあった。料理の不満や意見の食い違いなど、表に出ないが裏ではいろいろな問題もあった。

 

もうこんな付き合いなんて、無ければ良いのに!

と、心の底では皆思っていた。

 

しかし、今は斎場や結婚式場も出来、関係する業者も多くある。

お願いすれば全ての事を行ってくれるので、地類組合は必要とされなくなった。

これで、いろいろな問題からも解放される!と、一気に家で行う儀式は無くなった。

 

それでも地類組合の繋がりは続き、結婚式や葬儀に参加した。

しかし、参加はするがお手伝いするのは「受付」位となった。

 

そんな状態が最近まで続いていたが、コロナ禍以後大きく変わった。

葬儀も身内だけの家族葬が当たり前になってきた。

 

当初は、地類組合の方が亡くなったと聞くと「どうしたら良いだろう?」と皆で相談し「口見舞い」だけでも!とお伺いしたものだが、それも今ではお伺いする事も無くなった。

 

また結婚式も呼ばれることも無くなり(結婚する人も減ったせいもある?)終わった後に結婚されたことをお聞きする事が増えた。祝い金などの義理も無くなり、地類組合も有名無実となりつつある。

 

この様な大きな変化に「地類組合なんて無くなれば良い!」と思っていた私も、人との繋がりが無くなって行く事に、一抹の寂しさを感じています。

 

 

 

久し振りのお葬式に参列

 

そんな中での、今回のお葬式は葬儀店の斎場で行われた。

 

出かける前に香典を用意した。

香典袋を入れている引き出しを開けたら、予備の義理袋がいっぱい。

義理袋も、使う機会が無くなったからね!パー

 

 

身なりを整え、時間に間に合うよう葬儀斎場へ向かった。

香典を受付に出して、斎場へ入った。

 

久し振りに見る大きな祭壇で、僧侶の読み上げるお経のなか、お焼香をしてお別れをしました。

故人は、戦中戦後と大変苦労をされた方。その苦労を乗り越えて素晴らしい人生を送られたが、寄る年波には勝てず施設に入っていたようだ。

 

享年92歳、本当にお疲れさまでした!お願い

 

今日の参列者は50人越えと、久しぶりに大勢の参加する立派な葬儀でした。

 

 

お焼香を終えると、そのまま精進落としの間に案内された。

最近の葬儀は、流れ作業のようだ。

 

なかにはその流れに逆らう人も。

焼香後も席に残り、継続して葬儀に参加していたい!と言う方もいて、係の人は困っている様子もみられた。

 

そういう方はご高齢の方達。

昔のようにユックリお見送りしたいのだろう。

 

私は誘導されるままに精進落としの間に行き、ジュースを頂いていたら、子供時代の友人が声をかけて来た。

懐かしい友人はしっかりお爺さんになっていた。

そういう私も、同じだな!・・・バイバイ爆  笑汗

 

何十年ぶりに会う友人と、昔話と近況を語り合った。

その友人から、家族葬が多い中、今回一般葬を行った理由を聞いて納得した。

 

その理由とは、

家族葬も考えたそうだが、家族葬を行った人の話では、終わってから弔問に訪れる人が予想以上に多い。そうすると、香典のお返し等の用意しなくてはならなく、その手間が大変らしい。


その話を聞いた知り合いは、付き合いが多かった父親なので、家族葬では後々多変になりそうだ。それなら家族葬ではなく、皆さんに参列して頂ける一般葬で!という事となったようだ。

 

時代と共に人との付き合い方が変わり、葬儀も大きく変わってしまった。

私の時の葬儀はどんな形になるのだろうか?

 

友人とは、またの再会を約束してお別れし、受付で引き出物を頂き帰路に着きました。

 

人との付き合い方の変化に、戸惑いを感じる通夜式参列でした。

 

 

最後までお付き合い有難う御座いました!バイバイ