4月18日(火)
最近、出かけた所で興味深い物を見た。
それが、こちら!
竹で出来たトンボのヤジロベーだ。
丁寧に作られ、仕上げにニス?が塗ってある。
見ていたら、自分でも作れそうだな~!
そう思ってしまったのが、後で後悔をすることに。![]()
ずっと気になっていたヤジロベー。
竹はいっぱいあるし、先日枯れた竹も伐採したので材料はある。
この程度の物なら、簡単に出来るだろう!![]()
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そこで竹林へ行き、斬り倒した竹をカットして材料はOk !![]()
竹の枝と幹。
1個で良いのだが、失敗した時の予備としてもう1個。
まず、土台を作成。
竹を半分にカットし、尖った角で怪我をしないようヤスリで角取り。
そして、トンボを支える支柱を差し込む穴を開ける。
支柱は枝をカット。
枝の下側の先を削って差し込んだ。
差し込んだ枝先は、少し凹まして竹トンボの口先が乗って落ちない様にした。
これでトンボを支える土台は完成だ。![]()
ここまでは、順調に作業は進んだ。
しかしこれから試行錯誤の泥沼にはまってしまった。![]()
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次は、動体と羽を作る。
まず細く竹を割り、二種類の部材を切り出した。
短い方が胴体。
長い方は羽を作るので、同じものを2本用意。節を除いて計4枚の羽を作る。
部材が揃ったら、加工開始。![]()
悩みながらの作業だったので、製作途中の写真撮影は出来なかった。![]()
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そこで、完成したトンボでご紹介。
まず胴体部分。
頭部分は羽を挿すので横幅を広くした。
胴体は重いとバランスが取れないので、幅は細く、厚みも薄く加工。
この加工は、ナイフを使って削り取らなければならない。
少しづつ竹を削っての作業。
竹は縦に割ったり裂くのは楽だが、節部分を削り取る加工は硬くて大変だった。
また、棒に載せるクチバシ部分は直角に曲げなくてはならない。
そのためには薄くして、火で炙りながら少しづつ曲げないと折れてしまう。
最初の時は、上手く曲がらず折れてしまい、胴体部分を作り直すことに!![]()
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2度目の時は細心の注意で、竹の皮を残すように薄くして、ロウソクの炎で温めながらユックリ丸めた。
また、載せる先は細くしなくてはならないので、クチバシのように先を細くカット。
頭部分が黒いのは、炎で焼けたため。
温めすぎると焦げるし、温めないと折れてしまうので、温め具合と曲げる力加減が難しかった。
何度も様子を見ながら、ユックリ曲げた。
時間があれば、曲げた後サウンドペーパーなどでこすれば、焼けた黒い部分は落ちるが、今回はそのままにした。
そして、一番難しかったのが 、羽の取り付け方だった。
羽の位置と角度でバランスを取るのだが、それが難しい。![]()
結果としては、頭よりかなり前方へ羽先を出し、胴体より羽先を下げると、バランスが取り安い。
2度目に作った胴体は、羽を取り付ける穴の位置と向き(角度)が悪く、バランスが取れない。
一度開けた穴は修正が出来ないので、また動体部分を作り直しとなった。![]()
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これで、胴体部分の製作は3つ目。
3回も失敗すると、 少しはコツも分かってきた。
慎重に調整しながら、何とかバランスが取れる位置に羽を取り付けることが出来た。![]()
しかし、組み立てた時、尻尾の方が重すぎて、支え坊に抱き着くような形だ。
そこで、胴体の尻尾を短くカットしてバランス調整。
いろいろ微調整をしながら、出来上がったのがこちら!
出来上がった動体や、羽、そして土台は風雨にさらされた竹そのまま。
出先で見た物と比べると綺麗さは落ちるが、初チャレンジなので今回はこれで良しとした。
今度作る時は、組み立てる前に竹の汚れを落とし、磨いてから組み立てるようにしよう!![]()
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何も知識が無く、見よう見真似で作った、初作品の「竹とんぼのヤジロベー」
まあまあの出来!と自己満足。![]()
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早速、玄関に置いてみた。
離れて見ると、汚れや作り込みの甘さなどは目に付き難い。
何とか飾っておいても大丈夫そうだ。![]()
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今回作ってみて、コツはなんとなく覚えたので、次回作はもう少し、しっかり作り込んでみよう。![]()
えっ!まだ作るの~?という声が聞こえてきた。![]()
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作り終わった後、ネットを調べたら、作り方が見つかりました!
寸法や、羽の角度等も紹介されていた。
作る前に調べるべきだった❗と大反省![]()
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以上が、初めて作ってみた「竹とんぼ・ヤジロベー」奮戦記でした。![]()
最後までお付き合い有難う御座いました。![]()













