4月14日(金)

蓼科聖光寺の桜を見た後、清里高原までやって来た。

 

JR鉄道最高地点の石碑の少し先からは、スマホナビの独壇場。

その案内を頼りに、野辺山宇宙電波観測所脇を走しり、少し進むと「平沢峠駐車場」に到着チョキ

スマホナビに感謝!

 

広い駐車場は空いていた。

 

駐車場の中央にあった「野辺山高原・平沢峠」標識。

ここは標高1450m。

八ヶ岳が目の前に広がっていた。

蓼科から見る八ヶ岳とは、表情が違って見える。

 

脇には八ヶ岳の山名と南アルプスの山名。

 

道路側に「日本の分水嶺」と書いた物が・・・

分水嶺とは

空から降り落ちた雨の行く先は太平洋か、それとも日本海か? その運命を決める一本の線があるが、ここがその分かれ目の所。右が太平洋、左が日本海へ流れている分岐点。

 

駐車場脇が、しし岩。

その説明があった。

この一帯は200万年以前の新生代第三紀の火山活動によって出来た火山岩と言われている。平沢峠駐車場横から岩場の道へと入って行くと、獅子が横たわっているように見えることからこの呼び名となったようだ。(NPO法人清里観光振興会より抜粋)

駐車場の道路向こう側が、飯盛山登山口。

 

脇にあった地図を拝借して、今日登るコースを赤く記してみた。

 

登山口に入ると、石ころがゴロゴロする道が続いている。

 

途中、7歳のワンちゃんを連れたオジサンが登って行く。

途中で追い越したが、暑くなって上着を脱いでいたら追い付かれた。パー爆  笑

その時、オジサンと少し立ち話。

 

清里にお住いのオジサンは毎日登山をしているようで、ワンちゃんもオジサンと一緒にとても健脚だ。

そのオジサンのお話によると、今日は昨日より黄砂が凄くて、南アルプスも見え難いらしい。

今日は飯盛山からの、眺望を楽しみにきたのに!

 

お別れした後、元気なワンちゃん達はどんどん先へ行き、直ぐに見えなくなった。

私はゆっくりマイペース。

 

左下には大きなパラボラアンテナが見える。

そこは「野辺山宇宙電波観測所」だ。

以前、一度見に行ったことがある観測所。

次回来た時に、また立ち寄ってみよう!

 

 

 

南西方面に見える景色のあちこちに、白い物が見える。

まさか、残雪ではないよね!

違います。あれは温室等のビニールのようだ。

 

坂道を登りきると、素晴らしい景色が広がる。

そしての目の前には、アルプスの山々クッキリと見えるのだが・・・

見えない。ショボーン汗

春霞?とも思えるが、これは犬連れのオジサンが言っていた黄砂だ。

 

黄砂を吸い込むと、花粉症と同じような症状が現れるそうだ。

花粉症の私は、思わずマスクを取り出して、しっかり口と鼻を覆った。ショボーン汗

 

道向こうに見える三角形の山。あそこが飯盛山だ。

ここからは横歩き。

黄砂は花粉症と同じ症状で、私は鼻水が止まらなくなる。

今回もマスクをしていても息は苦しくないから大丈夫だ!グッ

 

近寄ってみる飯盛山は、本当に三角のお握りのようだ。

でも名前の由来はお握りではなく、この山が飯を盛ったような形からつけられたようだ。

 

その頂上にある「山頂標識」

標高1643m。

周りに遮るものが無いから、とても見通しが良い。

 

でも、近くの八ヶ岳も霞んでいた。

やっぱり今日は黄砂が多いようだ。

 

黄砂が無ければ、こんな景色が見られたのだが!(2019年11月07日撮影)

 

そして左の方には冨士山も!(2019年11月07日撮影)

 

人生には良い時もあれば悪い時もある。

なんて自分をなだめている私。

 

またこの景色を見に、リベンジしに来るとしよう!グー爆  笑

 

 

隣に小高い丘がある。あそこは大盛山?

飯盛山と大盛山。ご飯つながりの山だ。

あそこは前回登った時に、飯盛山が人が多すぎたので、大盛山へ行って昼食をした所。

 

目の前に、清里の駅前の街並みが見えた。

最近行っていないな~!

 

時計を見たらもう昼時。

昼を用意してなかったので、予備に持っていたコロッケパンを食べて直ぐ下山開始。

 

帰る道の分岐点。右へ行くと平沢山・山頂。

平沢山は前回行ったので、今日はパス。

 

後は下りの坂道を下りて行くと、目の前に「獅子岩」が見えて来た。

 

獅子岩の左側が平沢峠駐車場。

車は少なく、本当に静かだ。

 

駐車場の前に看板。

 

平沢古道の案内だ。

かつて佐久甲州街道は山梨県韮崎市から、長野県佐久市岩村田の中山道と合流するまでを結ぶ交通の要所であった。(案内板より)

 

他にも「フォッサマグナ発想の地」の石板。

 

駐車場に戻り、今日の登山は完歩。

 

今日の記録

 時間:1時間59分(休憩含)

 距離:4.3Km

 

飯盛山は、黄砂さえなければ、360度の展望は素晴らしい所。

また時期を変えて登りに来るとしよう。パー

 

 

帰り道、高原の畑には、ビニールハウスなどがいっぱい。

これが山頂から見えた白い物の一つだ。

ここは高原野菜の産地。

あちこちにビニールハウスや野菜畑が広がっている。

 

 

清里を下って行くと「道の駅南きよさと」の鯉のぼりが見えて来た。

お腹も空いたので、昼食をしに立ち寄りました。

 

それにしても、沢山の鯉のぼりがとても綺麗だ。

 

 

 

 

桜の花の向こうに、リフトカーが見える。

リフトカーに乗り頂上エリアへ行くと、そこは「花の森公園」

 

この景色を見ながら、お蕎麦を頂きました。

とても美味しかった!

 

腹ごしらえが出来たら、後は帰るだけ。

帰りはのんびり国道20号線を、のんびりとドライブを楽しみました。

 

甲府昭和IC近くなったら、車内温度は一気に上昇。

窓を開けると黄砂が気になるので、今年初めてのエアコンのスイッチを入れた。

 

車外温度も26度を超えていた。

 

 

甲府駅近くまで来た時、目の前を「新型コロナワクチン輸送中」と書いた車。

そういえば、新型コロナも随分静かになって来た。

今後、感染が広がらないと良いのだが。

 

今では、マスクを付けるのが当たり前となってしまった。

これからさらに暑くなる。

マスクをしなくても大丈夫であると良いのだが!

 

そんなことを考えながら、思ったより空いている国道20号線を八王子方面へ帰りました。

 

 

今回、4泊5日の長野への旅。

桜をいっぱい楽しむことが出来ました。

そして、適度に山歩きも楽しめた。

 

次回は黄砂が無い時に出かけようと思います。

 

 

最後までお付き合い有難う御座いました。バイバイ