3月14日(火)

友人から、カタクリが咲き出したよ!と連絡が入る。

そうか!もうカタクリの花の季節なんだね~。

 

そこで早速、近くでカタクリの花が咲く「片倉城跡」へ行って見ました。

 

入口にある公園案内図。

 

入口を入ると、彫刻家の北村西望の彫刻や西望賞受賞作品が展示。

 

その他多数の彫刻。

 

北村西望の作品。

北村西望の代表作は、誰でも知っている?長崎の平和の像。

茅野市の「蓼科高原芸術の森彫刻公園」で馴染みの彫刻家だ。

 

北村西望氏は晩年は武蔵野に住み、武蔵野の自然や緑豊かな八王子の自然をこよなく愛した方で、昭和55年名誉都民となる。昭和62年に102歳で逝去。

 

 

 

彫刻を楽しんだあと、直ぐカタクリの花を見に行きたい所だが、まずは神社にお参りしよう。パー

 

神社へは長い階段。

 

階段傍に黄色い「キブシ」の花が綺麗だった。

 

森の道を少し進む。

以前来た時、銀杏の実がいっぱい落ちていたことを思い出す。

独特の臭いも蘇って来た。パー爆  笑汗

 

 

階段を登った所に住吉神社。

住宅街とは思えない程静かだ。

 

これによると、651年の歴史のある神社。

 

境内の左脇の斜面が赤く染まっていた。

 

赤く染めていたのは椿の花だった。

 

この公園は名前の通り、お城があった所。

 

今は城はないが、小高い丘の上の公園。

本丸広場と二の丸広場の空堀に架かる橋が、当時の面影を残している。

 

橋を渡った所が広い二の丸広場。

 

広場には、元気な子供達の声が響いていた。

この子供達は、公園入口脇の保育園の子供達のようだ。

こんなに素敵な公園を、毎日散歩できるとは羨ましい限り。

 

二の丸広場の向こう側からは、東京工科大学が直ぐそこに見えた。

 

八王子市山田町にある、雲龍寺の五重塔も見える。

 

二の丸広場の向こう側の林の道。

 

歩いていたら、目の前にキジバト。

人に慣れているのか、近寄っても逃げないぞ!

 

林の向こうには、京王高尾線の電車が見える。

大きなビルは、サザンスカイタワー八王子。

この「片倉城跡公園」は自然一杯で、住宅街にある公園という事を忘れてしまう。

 

公園の向こう側にお寺がある。行って見ましょう。

 

山門手前に六地蔵。

 

1487年開創の由緒ある「松門寺」

お参りさせて頂きました。お願い

 

 

 

本堂の右側に真っ赤な花を付けた植木。

ボケの花だ。

 

左側には白いボケ花。

 

松門寺のお参りを終え、公園に戻る道脇に咲く黄色い花。

レンギョウの花だ。

 

お花に見とれていたら、目の前に覆いかぶさる様に杉の木。えーん

風が吹いたら黄色い粉が舞ってきそうだ。

マスクをしっかり顔に押し付けて、速足で通り過ぎた。ランニングダッシュ

 

その姿を笑うように、木の枝で見ているカラス。

カラスは、花粉症にはならないのかな~?

 

水車が見えて来た。

 

水車が見えた場所の右側が奥の沢と空堀。

この斜面地にカタクリの花が群生しているはず。グー

 

早速、カタクリの花を探すが、なかなか見つからない。

まだ早かったか?ショボーン汗

 

探しながら歩いていたら、白い小さな花二輪。

名前は不明だが、カタクリではない!ショボーン

 

探しながら空堀の斜面地を歩いていたら、木の根元の草の中に何か咲いている。

近寄って見たら、カタクリの花だ!チョキ照れ

 

やっと出会えたカタクリの花。

さらに探すと、所々に咲いていた。

 

 

 

 

 

まだ咲き始めと言う感じだ。

あと1週間もしたら、斜面のあちこちに花が見られるようになるだろう。

 

少し来るのが早かったようだが、それでも妖精のような姿を見ることが出来ました。OKウインク

 

ところで、カタクリと言うと片栗粉を思い浮かべる。

調べてみたら、片栗粉は本来は「カタクリ」の地下茎から作られたデンプンの粉(澱粉)だそうだ。しかし料理に使われている片栗粉の多くはジャガイモ(馬鈴薯)から製造される馬鈴薯デンプン。(Wikipediaより)

 

 

カタクリの花を楽しみ戻る途中、休憩してたお爺さんが、「向こうの道脇に、ユキワリソウの花が咲いているよ!見て来た?」と声をかけて来た。

 

カタクリの花に気を取られ、「ユキワリソウ」の花は分からなかった。

そこで、お爺さんに教えてもらい、戻って見に行って見た。

 

しかし、道脇を探すが分からない。

さらに懸命に探してみたら、咲いていた。パーウインク

 

白いユキワリソウ。

 

紫色のユキワリソウ。

 

崖の石の間から顔を出す花。

これもユキワリソウかな?

 

花を楽しんだ後、菖蒲田の方へ行って見る。

 

池の中に茶色い丸い物を撮影している人がいた。

近寄ってみると、枯れた蓮の葉かな?

 

その脇では、ムクドリが食事中。

 

公園の北側に枝垂桜のいっぱいある「いこいの広場」へ行って見た。

この広場の枝垂桜は本当に綺麗なのだ。

 

今日都内では開花宣言があと1輪咲かなかったので、出なかったようだ。

流石にここは無理かな?でも、数輪でも咲いていないかな?と花を探して見た。

しかし蕾も堅く、ここの枝垂桜の開花宣言も、もう少し先になりそうだ。

 

それでも花を探していたら、咲いていた。チョキウインク

この枝だけ数輪咲いていた。

 

花を見ていたら、二の丸広場で出会った子供達がやって来た。

静かだった広場は一気に活気づく。

本当に子どもは元気だ。グー

 

カタクリの花を見にやって来たが、少し早かったようだ。

日を改めて、枝垂桜も見ながら来るとします。バイバイウインク

 

 

今日歩いたコースはこちら。

 

カタクリの花が咲く所は、コース番号の⑦~⑧番辺りの谷合の斜面地(黄色〇です。

 

 

カタクリの花は、八王子などの一部多摩地域では絶滅危惧種の1つの様です。

管理されている方の努力を無駄にしないよう、マナーを守って鑑賞しなくてはいけないね!

 

 

 

場所や公園の案内はこちら

 

 

片倉城跡公園のカタクリの話に、

最後までお付き合い有難う御座いました。バイバイ