3月8日(水)
「高尾梅郷の梅まつり」が今週末開催。
そういえば、毎年見ている木下沢梅林も、そろそろ見頃のはず。
よし、今日は梅の花を見ながら、1年振りに景信山へ登ろう!
と出かけました。
北斜面にある木下沢梅林は、午後になると日陰になる。
そこで景信山へ行く前に立ち寄ろう!とハンドルを切るが、入口で交通整理のオジサンに「通行できない」と言われてしまう。![]()
何か工事をしているのだろうか?
ネットで調べてみると、昨年まで使えた駐車場が使えないようだ。
近い駐車場を調べてみるが、一番近くても2~3Kmもある。
今日は山登りもあるので、残念だが木下沢梅林の観梅は諦めましょう。![]()
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路上駐車が出来れば良いのだが、道は狭く駐車できない。
丁度前行くバスが居たが、ご覧の通り道幅いっぱい!
そのバスは、バス停に停まる度に大勢の人が降りてくる。
皆さん観梅かな?
今日は暖かく梅も満開だろう。駐車場使えないのが残念だ。
さあ、気分を切り替えて、今日は山登り。
細い道を注意しながら、9時40分に小仏峠入口駐車場に到着。
いつ来ても満車で、置く場所に悩む程だが今日はガラガラ! ラッキーだ。![]()
さて、景信山への登山ルートだが、通常は小仏峠経由だが、今日は駐車場脇の「通行止め」と書いてあるコースを選択。
この登山道は、景信山へ直行の道。
ただし急登で、数年前の台風で崩落場所があるので、現在は通行止めとなっている道だ。
いつも景信山からの帰りに降りてきた道で、様子は分かっている。
気を付ければ問題なく通行できるので、今日は登ってみる事にした。
(通行止めの道は、何があっても自己責任です)
道脇には滝行の場所がある。その場所を撮影したが、霊のためかブレてしまった。![]()
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何故か不吉な予感がするが、心配しても仕方ない。気をつけて登山開始。
昨年通った時、かなり傷んでいた橋は新しくなっていた。
最初はなだらかな道だが、途中から急登。
ところで、私は花粉症。
周りは深い杉林。花粉が大丈夫か心配だが、何とか大丈夫そうだ。![]()
「立ち入り禁止」の案内。
この小川に架かっていた橋が無い。
橋は無くても問題なく通行できた。![]()
途中からは、急斜面で道はジグザグ。
道の角の杉の木に、曲がり角の数値N0が書いてある。
そして最後のN01が見えたら、急登は終わり。![]()
振り返って見る登って来た急斜面。
久し振りの急登なので、ペースを落として登ったので足は楽だった。![]()
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No1の曲がり角からは緩やかな道を10m程進むと、向こうに小仏峠から登って来た道。
ここが合流地点。
景信山まで200m地点だ。
最後の上り坂を登ると、景信山の休憩所。
景信山到着![]()
さあ!楽しみの冨士山はどうかな?
春霞のせいか霞んでいたが、何とか見えた!![]()
目の前には高尾山から江の島方面。
遠景を楽しむなら、晩秋から冬だね!
一段高い所に茶店。
その茶店の方へ行って見よう。
広場にこんな看板が!
ここは、鬼滅の刃の聖地と言われている所。
この茶店の左側からも冨士山が見える。
冨士山を見ていたら、その周りの杉の木が茶色く染まっているのが見える。
思わずマスクを着けなおした。![]()
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一段高い所の広場からは、東側~北側の景色。
目の前には西武ドーム。
標識
ここから陣馬山へは5.7Km。小仏バス停まで2.6Km。
2度ほど、小仏峠入口に車を置いて陣馬山まで往復したが、かなりの距離だ。
距離∶16Km、時間∶約6時間
再チャレンジするには勇気が必要だ。
もう一度歩きたいな〜!
景信山の標識を記念撮影
標高427.1m
スマホの記録
歩き始めて約1.3km 急登は近道なので、思ったより距離が短かかった。
人気が無かった山頂も、大分人が増えてきた。
時計を見ると10時45分。
そろそろお腹もすいて来たので、少し早いが昼食とした。
今日はカップ麺と自作のお握り。
山を登ると塩分の濃い方が美味しい。
お握りも濃い目にして、カップ麺は塩ラーメンにしてみた。
温かくなったとは言え、山で食べる熱いラーメンをフーフー言いながら食べるのは最高!![]()
今日はユックリ1時間程休憩後、11時40分に出発。
帰りは小仏峠を経由して戻ります。
歩き始めて直ぐ、山が茶色く染まった。
土埃?
でも、こんな木の多い山で土埃は立たないよな~???
更によく見ていたら、杉の花粉が舞っていたのだ。![]()
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この斜面の下辺りを午前中登って来た。
しかしその時は全然大丈夫だったのに!
この花粉を見てからが凄かった。
クシャミ連発。汚い話だが鼻水は止まらない。
持ってきたティッシュはすぐ底を着き、タオルを首に巻いて拭うほど。![]()
この状態は、車に戻るまで続くこととなる。
しかし、花粉を避けたいが、今日のコースは何処まで行っても杉の山。![]()
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花粉症でない人は平日の様子。
羨ましい程歩いている人は多く元気だ。
歩きは快調で、30分弱で小仏峠に到着。
狸さんにご挨拶。
今日は、ここから駐車場に戻る予定。
峠の広場にあった案内図。
この案内図を見ていたら、もう少し歩きたくなった。
時間はまだ12時を少し回った所だし、小仏城山まで行って見よう!![]()
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峠には、倒れ掛かった昔の茶店跡。
その前の広場にある石碑。
「明治天皇小仏峠御小休憩阯阯及御野立所」とある。
この少し先にある道標。
見え難いが、向こうを指している案内には、「底沢バス停・相模湖駅3.5Km」と書いてある。
この小仏峠は、昔の重要な道・旧甲州街道だった所。
今は東名高速道や新幹線があるが、昔は歩いていた時代。
少し歩いただけで、疲れた~!と言っていたら、大阪へは着けなかった時代。
現代に生まれて良かった~!とつくづく感じる。![]()
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昔の人に負けないよう、小仏峠から城山へ頑張って登っていたら、後ろからあっさりと追い抜いて行く外国の若い男性。
彼は、景信山を下山し始めた時、小仏峠の方から景信山へ登って来た若者だ。
もう戻って来たの?
あまりの速さに、思わず「健脚だね~!」と声かけたら「有難うございます!」と日本語で返事してくれた。
その時の笑顔が、とても爽やかだった!
すれ違う時、挨拶しても笑顔も無く素通りしていく人が多いい昨今、とても気持ち良かった。![]()
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若者に負けないよう、頑張って登りましょう。
登って行くと向こうに鉄塔が見えて来た。
登り切った所が「小仏城山」
小屋脇に一人のオジサン。
猫に餌を与えていた。猫も、オジサンに甘えている様子。
猫用のエサや水等沢山持っていた。野良猫も大切な命。大事にしなくてはね!
広場は思ったより空いていた。
広場に鎮座している天狗の像。
昔あった天狗像が朽ちてしまい、21年6月に新しく設置された天狗像。
この像は、南高尾山稜を歩いていると、フクロウと龍の像がある。
その龍の像を制作している時にお会いした制作者の伊藤さんが「小仏城山に天狗像を作る」と言っていた天狗像。
小仏城山の新名物だね!
今年1月に倒壊した小仏城山の天狗像。新天狗が完成したようですよ👺#小仏城山 #高尾山 https://t.co/fWuDQJrt9M
— 高尾山マガジン(高尾山ファンサイト) (@MtTakaoMag) June 23, 2021
向こうに小仏城山の名前の標識。標高670.3m
昔の天狗像は、標識の左わきにあった。
広場のベンチに腰掛けて小休憩。
そこでビックリしたことが目の前に!
それは、テーブルの上にスマホを置いておいたら、見る間にスマホの液晶の上に花粉がいっぱい。![]()
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周りでは、あちこちで大きなクシャミが途切れなかった。
酷い花粉の状態では、長居はできない。
新しい天狗にも会え、記念撮影したので退散。
戻る道脇に、梅の花と桜の花。
その向こうに、茶色く染まった杉の木がいっぱい。
タオルを頭から被って退散だ。![]()
クシャミと鼻水に悩まされながら、小仏峠に戻って来た。
小仏峠入口駐車場へ戻ろう。
20分程で駐車場。
朝より車が多い。
戻った車を見てビックリ。![]()
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車が埃汚れのように花粉がいっぱい。
窓には粉を蒔いたように、びっしりついているのを見て恐怖を感じた。![]()
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花粉を飛ばさないよう、静かに車に乗り込む。
家に着いたら大分落ちてはいたが、それでも車全体的に花粉。
これほど酷い花粉は初めて。
花粉の飛散量は、例年比で100%から200%と非常に多いと言うが、この花粉を見て納得。
車の花粉は、毛羽たきで落とすとまた飛び散るので、疲れているが洗車した。
洗車後は自分の体もシャワーで洗い流し、鼻うがいをして、やっと落ち着いた。
花粉の飛散が早く納まらないと、悲惨な事になる。![]()
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早く納まってくれることを願うばかりです。
今回の記録
距離:5.8Km、時間:3:50(休憩含)
歩数:約12.200歩
コースと標高
最後までお付き合い有難う御座いました。![]()
追記:
帰りは梅が咲く道を戻りました。
車で行くと駐車場に困るけれど、見事な梅の花はとても綺麗。
そろそろ散り始めている木もあるので、観梅するなら早めが良いようです。



















































