先日、愛用していた電気ポットのパッキンが割れてしまった。
部品は有るのか?買い換えか?
結果は予想外の電気料金高騰対策で、電気ケトルを購入する事に!
今回はその顛末をご紹介
電気ポットは、生活に無くてはならい家電品。
我家で活躍してくれているのがこちら。
購入から11年、文句も言わず毎日お湯を沸かしてくれています。
沸き上がるとき、多少「ブツブツ」言うけれど、これは文句ではないよね!
このポットはなかなかの優れもので、省エネモードがあり、保温機能も十分すぎる程。
その名も優湯生!(ゆうとうせい)
このポットは本当に優等生だか、カルキはついてしまう。
時々クエン酸でカルキ取りを行っているが、それでもついてしまう。
昨日、その気になるカルキ取りをしていたら、蓋のパッキンがあちこち割れているのを発見してしまった。😵💧
ここまで割れていると、パッキン交換をしなくては!
部品は有るかな~?
電気ポットの補修用部品の保有期間は5年。
購入して10年以上経過しているから、対応部品は無いだろうな〜?と思いながらも、メーカーのHPで探してみた。
そして、調べてみてビックリ。
まだ対応部品は有った!
流石、象印さん!
早速注文しよう!と思ったが、ここでまた迷う。
それは、
パーツ代金¥770、送料¥330、代引き¥330、合計¥1430円。(税込)
新しいポットを買う金額の2割近い金額になる。
10年以上も使ったので、不調箇所もこれから出てくるだろう。
そう考えると、パッキンを交換するのが正解か不安になる。
やっぱり、10年以上使ったら買い替えた方が良いのな~?
そう悩み始めると堂々巡りに陥ってしまった。
しかし、もう一つ迷う事がある。
それは、昨今の値上げラッシュの中で、頑張っていた電気料金。
そこで我家の電気料金を調べてみた。
昨年と今年の1月で比較したら、
電気使用量=昨年比80%
節電を意識したからか、昨年より2割減っていた。
電気料金は、当然2割位安くなっている!と思いながら、価格をみると、
電気料金=昨年比128%
使用量が2割少ないのに、電気料金が1.28倍にも!
どうして!東電さん
何故なの?計算間違い?
早速、細かく明細を調べてみたら、昨年無かった「託送料金相当額」と言う項目が追加されていた。
この金額を今年1月の料金から引くと、かなり減る。
更に、もう一つ大きかったのが、燃料費調整だ。
この金額が、昨年1月はマイナスだったのが、小昨年2月より大きく増え続けて今月は1万円を超えていた。
我家の金額が増えた理由は、この二つの項目が原因のようだ。
金額はそれほど多くは無いが、廃炉負担金も以前は無かった項目もある。
託送料金の詳細はこちらを!
分かりやすいサイトがあるが、どうしたわけかリンク出来ない。
(PCならリンク出来るが、スマホだとリンクしない)
もしご興味ある方は、
「エコめがね 新託送料金制度」と入力して検索してみてください。
燃料費調整制度とは
使用量が少ないのに、昨年比で電気料金が大きく増えた理由は、この「託送料金相当額」と「燃料調整費」だった。
一番安定していると思っていた電気料金も、その都度新しい項目が増え、今年4月より、さらに値上がりしそうだ。
電気料金が上がってくるとなると、先行き不安になってくる。
と言って、電気が無いと生活出来ないので、言われた金額は払わざるを得ない。
年金が少しづつ目減りしている今、これだけ増えるとなると、生活のあちこちでさらに出費を抑えなくてはいけない。
お湯を沸かす事も、節電の1つ。
節電と言う視点で考えると、いつでもお湯が使える電気ポットと、その都度沸かす電気ケトルの電気代は、電気ケトルの方が電気使用量は少ないのは明白だ。
我家のお湯を使う時は、朝、昼、晩の食事と、時折お茶を飲む時だけ。
これなら常時お湯を保温している必要はない。
ならば使うとき沸かす、電気ケトルと言う選択肢もあるな~。
それに今の電気ケトルは、お湯の沸く時間が短く、待つストレスも少なそうだ。
ならば!と、これを機会に、我が家のお湯は電気ケトルで沸かすことに決定!
そこで、早速ケトル選びだ。
買い物に出かけた時に見ると、店頭にはいろいろな種類のケトルが展示されていた。その価格は安く、2千円もしない物もあった。
パッキン交換代金と変わらない価格にビックリ!
商品が多すぎて迷ってしまうが、「我が家の生活にスタイルに合う物」と言う視点で選ぶことに。
まず大きさだが、一度にお茶するのは二人なので、0.8Lあれば十分。
悩みながら選んだ結果、我が家にぴったりの物がこちら。(多分?)
タイガーのPCM-A081CB [0.8L]
価格は5000円もしなかった。
出来れば、メーカーは今までと同じ象印にしたかったが、残念ながら今回はタイガーとなった。
象印さん、ごめんなさい!
商品が決まったら、次は色選び。
色もいろいろあるが人気の白は避け、少し落ち着いた「ブロンドベージュ」とした。
やっと商品が決まり、いざ購入!
・・・と思ったら、ブロンドベージュの在庫がない。
違う店も調べてもらったが、白の在庫は山積みだが、この色だけ在庫が無く、次回の入荷は不明。
買うとなったら直ぐにも欲しいが、折角なので「ブロンドベージュ」が入荷するのを待つことに。
出かけたついでに、何度も入荷したかな~と見に行くが、なかなか入荷しない。
結局、決めてから2週間たった今日、やっと購入出来ました。
待ちに待った電気ケトルを購入でき、喜びもひとしお
早速、取り出して記念撮影!
内部の様子。
蓋
満タンの0.8Lを沸かすのに、4分強。
カップ一杯のお湯なら1分程で沸く。
電気で保温は出来ないが、「本体二重構造」で本体も熱くなりにくく 保温効果も高いので、急激に冷める事は無さそうだ。
本体が小さいので、ウッカリ倒して熱いお湯がこぼれたら?と言う心配も「転倒お湯漏れ防止構造」なので安心だ。
また蒸気がほとんど出ないので、周りが結露する事もない。
詳細はこちら
電気ケトルにして良かった事がもう一つあった。
それは、電気ポットに比べ、ケトルは小さいので、キッチンカウンター回りが広々となったことだ。
この事は生活のなかで、一番大きな変化だった。
それほど、電気ポットは大きかったのだな~と改めて感じた。
我が家にやって来た電気ケトル。
省電力でストレスなくお湯を使えそうなので、電気ポットと同じように愛用しようと思います。
それにしても、最近は色々な物の価格が上がっている。
物価の優等生と言われてきた「卵」も、大幅に上昇している。
いつになったら、価格を気にせず生活が出来るようになるのやら。
年金生活者としては、少しでも無駄を省き、生活コストを下げる努力をしながら、頑張ろうと思います。
最後までお付き合い有難う御座いました。