2023年の立春は2月4日。
その前日の今日は節分の日だ。
節分と言えば高尾山！
節分と言えば、身近にある高尾山。
毎年節分の日に「高尾山節分会追儺式（ついなしき）」が開催されている。
今年も薬王院で節分会が執り行われるようだ。
その内容のサイトがあったのでご紹介。
高尾山の豆まきと言うと、芸能人も参加する。
その先頭に立っていたのが、私の記憶では歌手の北島三郎氏。
だが最近は参加が無いようだが、聞くところによると、足の指を折ったという話も。
「北島節」が聴けないのは寂しいが、CDで昔を懐かしむとしよう！
今年もお相撲さんや、潮田玲子さん、松本薫さん、柳家小さんさん、丘みつ子さんが豆まきに参加とか。
そうそう、八王子の芸者さん達や八王子車人形の人も参加していたな～！
車人形の演者には知人も居て、豆まきしていたのを思い出す。
元気に頑張っているかな？
色々な思い出のある薬王院の豆まき。
今年は、豆まき！を見に行きたいが、コロナ禍の今は避け、南高尾山稜の三沢峠～梅ノ木平手前～草戸峠～城山湖をグルっと歩きながら薬王院の豆まきを懐かしむ事とした。
前置きが長くなりました！
三沢峠～梅ノ木平
スタート地点はいつもの城山湖。
今日はダムサイトの駐車場に停めた。
朝10時半過ぎに到着したら、駐車場には車がいっぱい。
その前の城山湖（本沢ダム）
車を停めて、発電所脇の登山道へ向かいます。
その道から見える景色。
中央向こうに見える三角の山は大山だ。
久しく登って無い山。今度計画しよう！
登山道入り口より、榎窪山目指して長い坂道を登っていると、後ろからハイスピードで登ってくるオジサンに、あっという間追い越された。
私も時速４Km/ｈ程と、上り坂としてはかなり早めだったのに！
オジサンは小走りのように早く、あっという間に見えなくなってしまった。
坂の途中の楽しみが、木々の間から見える都内とダム方面。
今日停めた駐車場が見えるその向こうに都内が見える。
そしてスカイツリーが、微かに見えた！
25分程で榎窪山到着。
坂道は寒く、榎窪山で温度計を見ると5℃と肌寒い。
しかし、速足で登って来たので、気がつくとうっすらと背中に汗を感じた。
このベンチで水分補給していると、薬王院の方から「ほら貝と太鼓」の音が聞こえてきた。
豆まきは10時半と12時、さらに午後にも行われるらしい。
今聞こえてくる音は、その間のお囃子かな？
程なくして三沢峠に到着。
寒い今日は、休憩所には誰もいなかった。
高尾山の豆まきを見に行っているのかな？
さて、いつもは南高尾山稜の道を見晴台へ向けて行くのだが、今日は右の梅ノ木平方面へ下って行きます。
梅ノ木平手前までの長い下り坂
その道は杉の林の道。
下って行く道は北斜面。
寒いので、水溜まりが凍っていた。
滑らないよう、足元に注意しながら下って行きます。
その道沿いに、枯れた花がいっぱい。
冬のヤマアジサイだ。
花も綺麗だが、枯れた花の姿も美しい
三沢峠から20分程、ひたすら下ってきた所に休憩所。
その脇にあった案内板。
関東ふれあいの道の紹介だ。
作られてから月日が経過しているので、字が読みずらい。
詳しくはこちらを↓
休憩所を過ぎると、程なくして建物が見えて来た。
高尾グリーンセンターの建物だ。
お兄さん？１人、作業をしていた。
この辺りからは車道。
脇には綺麗な小川が流れていた。
スギ林がとても綺麗。
10分少々で分岐点に到着。
分岐点にあるお地蔵様にお参りしました。
さらに真っ直ぐ行くと、料亭「うかい亭」横を通って20号線の梅ノ木平に出る。
その道を高尾山口へ何度も行っているが、今日は高尾山は混雑しているので避けましょう！
今日はこの分岐点を登り、草戸峠経由して城山湖へ戻るコース。
素敵な女性との出会い
お地蔵様にお参りしていたら、草戸峠の方から下りてこられた女性一人。
少し立ち話をしました。
小田急相模原から横浜線の相原駅まで始発で来て、そこから歩いて草戸峠を経てここまで来たが、既に1万歩を超えたようだ。
この道は初めてで、ここまで誰とも会わなかったので、「人が恋しかった！」と会えたことを喜んで頂けました。
とても素敵な方でお話は尽きないが、今回は、高尾山口で美味しいストロベリースイーツ🍰を食べるのが主目的のようなので、話は次に合った時として、互いにエールを交わしてお別れしました。
斜面にポツンと不思議な施設
ここまでずっと下りの道。
これからは下った分登るのだが、草戸峠への道はロープが頼りの急坂だ。
頑張って登って行く途中、脇の斜面に祠のようなものがある。
更に拡大してみると・・・
郵便マークの「〒」らしき記号が見える。
以前来た時も気になり、調べたらこれは電話線に関連する設備らしい？
電話の通信電流が弱まるのを防ぐための中継施設（装荷線輪）かも？
知らなかったが、昔は電話も郵便も「逓信省」が管轄していたので、そのマークである「〒」が付いている
色々調べたが分かったのはここまでで、現在この施設が稼働しているのかどうかは不明。
気になる施設だね～
細い急坂は尾根道まで続いています。
10分程頑張って登ると、尾根道が見えて来た。
尾根道に到着だ！
左が今登って来た坂道。
右が高尾山口方面の四辻に続く尾根道。
ここからの尾根道は、砂利で滑りやすいアップダウンの道か続く。
転ばないよう注意しながらの山歩き。
草戸峠で聞こえた「薬王院のほら貝」
尾根道を草戸山方面へ歩くと、程なくして草戸峠に到着。
いつも休憩している人がいる草戸峠のベンチだが、今日は静かだった。
時間は丁度12時。予定通りに到着だ。
もう直ぐ草戸山だが、目の前に高尾山が見えるベンチは、豆まきの音が聞こえやすいので、ここで昼食を計画していたのだ。
今日はコンビニのパンとお握りで昼食。
食べていると、丁度12時に行われる高尾山の豆まきの音が聞こえてきた。
ほら貝や太鼓の音が、山に木霊する。
このコースを選んで良かった！
本当なら目の前で豆まきを見たいが、コロナ禍の今は音を聞くだけで我慢しよう。
そのために、ここへやって来たのだからね！
コロナ禍対策なのか？ほら貝の音もいつもの豆まきの時より小さく短かった？
パンもお握りも食べ終わる頃、音も静かになった。
次は午後１時３０分なので、それまでは待てない。
今年の豆まきの音鑑賞はこれで終わり。
準備をして草戸山へ向け出発です。
草戸山の混雑にビックリ！
10分程で、草戸山が見えて来た。
この坂を登った所が草戸山。
今日はここへ来るまで出会った人は2人だけ！と、とても静かだった！
草戸山もひっそりとしているかな？と思っていたら・・・
大勢の人が人が居てビックリ。
最近は、いつ来ても人も少なく静かだった草戸山。
なのに今日はベンチがすべて埋まっているではないか！
人数を確認してみると・・・
左のテーブル席に女性が4人。手前にオジサン一人。
こっちのベンチにもオバサンが4人。
食事を終え出発するオジサン1人。
さらに、四辻へ向け出発したお姉さん2人。
なんと、合計12人もいた。
高尾山が混雑しているから、こちらに来たのかな？
どちらにしても、賑やかな事は良いことだ。
賑やかすぎるのも困るけどね！
ベンチも埋まっているので、写真撮影が終えたら出発。
ここからのコースは、城山湖のダムを経由して駐車場に戻ります。
草戸山から直ぐ、長い下り坂が始まる。
階段は一段が高いので、膝に衝撃が辛い。
そこで階段脇の斜面を滑らないよう注意しながら下りました。
4つ程の階段を下りて、城山湖が見えてきた。
ここまで来たら今日の山歩きは終わり。
後は舗装された道を戻るだけだ。
今日の城山湖には暗い雲が漂っていた。
気が付けば、周りは杉花粉がいっぱい！
左の方は青空が見えていたが、杉の木を見てビックリ！
杉の木が黄色くなっているではないか！
そういえば・・・
歩き始めた頃から鼻水が止まらず、ティッシュが足りない程だった。
そうか！止まらない鼻水の原因は花粉だったのだ。
そのせいか、家に帰ってきても頭も痛いので、慌てて花粉症の薬を飲む程。
マスクは、今までコロナウィルス対策でしてきたが、これからは花粉対策としても外せない季節となってしまった。
時間で鍵が閉まるゲートを通過。
今の季節は午後4時閉門だが、時間は午後1時過ぎ。
閉門には余裕で戻って来れた！
ゲートを通過してすぐの所にある、金刀比羅神社。
今日無事に完歩出来たことを感謝し、「花粉症」と「コロナ禍」が酷くならないようお祈りしました。
神社から駐車場へ向かう道。
最後の緩やかな上り坂を歩き、ダムサイトの駐車場に戻りました。
時間は午後1時15分。完歩です。
駐車場の前に広がる城山湖(本沢ダム）
昨晩発電のため水を使ったのか、水位が低かった。
駐車場に戻った所で、高尾山の豆まきの音を聞きながらの山歩きは完歩。
お疲れ様でした～！
今日の記録
時間：2時間32分
距離：8ｋｍ
歩数：約13,000歩
コース
忘れ物のストック！
追記
帰る時、手すりに一組のストックが寂しそうに立掛けてあったのを発見。
近寄ってみると、それはモンベルのしっかりしたストックだ。
きっと良く山歩きをしている人の忘れ物だろう。
ストックを忘れる！と言えば、私も痛恨の忘れ物をした経験がある。
それは景信山に登った帰りに、小下沢の駐車所に戻る、靴を履き替えるために脇に立てかけたストックを、うっかり仕舞い忘れたのだ。
途中で気が付き、急いで戻ってみたが、30分も経っていないのにストックは消えていた。
きっと誰かが、可哀そうだから！と持ち帰ってくれたのかな？
愛用だったストック、誰かの役に立っていれば良いが！
この寂しそうなストックは、持ち主が引き取りに来てくれるのが一番良いのだが！
持ち主の手に帰れると良いね！
最後までお付き合い有難う御座いました。
