12月7日（水）
久し振りに、南高尾山稜を歩いて来ました。
前回来たのは8月8日で、4か月振りの南高尾山稜。
ご無沙汰していたのは、人気の南高尾山稜は歩いたり走っている人が多いので、密を避けていた事もある。
寒くなって来たので、歩く人も少ないだろう！と、行ってきました。
城山ダム発電所傍の梅園傍に車を置き、山歩きスタート。
発電所脇の登山道入り口から、延々と続く坂道を登って行くと、峰の薬師へ行く道との分岐点。
久し振りなので、今日は峰の薬師への道を経由して行くことに。
その分岐点少し手前で、懐かしい人と再会。
それは、八王子市椚田町のAさんご夫妻だ。
随分前にこのコースで顔見知りになり、それ以後、何度もお会いしていた方達だ。
ところが、春先にお会いして以来、出会うことが無かったので、お元気かな？と心配していたのだ。
今日お会いしたら、お顔は晴々として、とてもお元気そうで一安心。
少し立ち話をしたが、Aさん達もここで会う顔見知りの方が無くなられたようで、私と会えなかったので、心配をしていて下さっていたようだ。
コロナ禍の今、そんな心配が普通になってきてしまった。
互いに、元気そうなので「本当に良かった！」と、笑顔で談笑。
今日は城山湖脇の駐車場から、三沢峠まで行っての帰りの様子。
近況を話し合い、またここでお会いできる事を祈りながらお別れしました。
駐車場へ戻る後ろ姿は、本当にお元気そうだった。
またお会い出来る日を楽しみにしています！
お別れして、峰の薬師方面への道を進みます。
その道はとても狭く、一人がやっと歩ける道幅。
丁度、一組の登山グループが前にいた。
狭い道では追い抜けないので、ゆっくり後についてノンビリと進みました。
広い道に出た所に、見事なモミジが綺麗だ！
低地では、ほとんど終わりかけている紅葉だが、ここではもう少し楽しめそうだ。
今日は峰の薬師へは行かず、分岐点を南高尾山稜への道を進み、三沢峠に到着。
いつも休憩している人気の広場だが、誰もいなかった。
ここから南高尾山稜の道。
途中、とても綺麗な紅葉を見ながらの山歩きとなる。
登山道入り口からの上り坂は、風も吹いていて、冷蔵庫にいるような寒さだった。
今日はヒーターベストのスイッチを入れるほど。
しかし、南高尾山稜は太陽光が射しこんでいて、ポカポカと温かい。
予想通り、歩いている人は少なく、峰の薬師への道で出会った団体さんの外は2名と会っただけと人が少なくラッキー
快調にフクロウの彫り物のある休憩所に到着。
この休憩所も今日は静かだ。
今回のコースで、シンボル的なフクロウ。
更に少し歩くと、木々の間から富士山が見えた。
見晴らし台から見る富士山が楽しみだ。
更に歩いて行く道にも、モミジがあちこち綺麗だった。
西山峠を過ぎた所の休憩所（西山広場）
ここの広場には、倒木を上手に利用した龍の彫り物がある。
この彫師は、先ほどのフクロウ製作者と同じ方。
最近、小仏城山の「天狗像」を制作した方だ。
才能ある方は違うね！
歩いて行くと、足元に綺麗なモミジの落ち葉がいっぱい。
顔を上げてみると、青空を隠すほどのモミジだ。
今回歩ていると、斜面下の方からチェンソーの音が聞こえていた。
森林の間伐をしているのかな？
水源の森の維持も大変だな〜！
今日も元気に大垂水方面へ走り去る若者が私を追い抜いて行く。
元気だな～！頑張れ～
出発してから1時間半程で、見晴らし台到着。
ご婦人二人、ベンチでお食事中。
そのベンチは、冬の陽を浴びて
ポカポカだ。
この景色を見ながらの食事は最高だね。
右の方には富士山がばっちり！（赤丸）
その富士山をアップ。
山頂は厚い雪が積もっているようだ。
今日のゴールはこの見晴台だった。
そして、この富士山を見ながら昼食のつもりだったが、ご婦人たちがいるので、写真を撮り通過して、少し先の中沢山て昼食とした。
見晴らし台から10分程で中沢山に到着。
分岐点にあるベンチでは、6人の女性グループが昼食中。
私は、その分岐点上の中沢山山頂で昼食。
ここが、中沢山山頂の広場。
広場の中央には観音様。
今日も無事来られたことを感謝しました。
そして、お待ちかねの昼食です。
今日はお握り二つと、カップ麺（MARUCHAN QTTA シーフード味）
カニかま・ホタテ・イカや玉子等の大きな具がいっぱい。
シーフード味で美味しかった。
ゆっくり30分程昼食休憩した後、ここで折り返して戻ります。
10分程で見晴台まで戻って来た。
先ほどとは違うご婦人達が休憩中。
日差しを避けるように、手ぬぐいを頭に被るほど。
それほど、ここは暖かい。
左向こうには大山が見えた。
そして行きに見えた富士山は、雲の中だった。
山の天気はどんどん変わる。先ほど富士山見られて良かった！
先客が居るので、見晴らし台は写真を撮っただけで通過。
すれ違いの少ない帰り道も、歩きやすい。
来るとき気が付かなかった真っ赤な南天の実。
道に覆いかぶさるように、赤い実を見せていた。
途中の道脇にある石板。
ここは「関東ふれあいの道」
ここから梅の木平まで４Km。高尾山口まで12.2Km。
フクロウの彫り物がある広場まで戻って来た。
ベンチで水分補給していたら、目の前の木陰に可愛い花を発見。
リンドウの花だ。
開花時期は、8月～11月頃だと思うが、ずいぶん頑張って咲いていた。
三沢峠手前の小高い山頂は、いつもモミジが綺麗な所だ。
帰りはまき道を通らず、行って見た。
期待通り、見事な紅葉が満開だった！
下界では、モミジは既に終わりそうだが、ここはもう少し楽しめそうだ。
モミジを見て、山を下りた所が三沢峠。
帰りにも、三沢峠には誰もいなかった。
三沢峠からは、いつもなら榎窪山を経由して発電所まで長い坂道を下るのだが、今日は、来る時に通って来た峰の薬師への道を経由する事にした。
来た時に見たモミジをゆっくり楽しみながら！
分岐点から発電所への道は狭く急斜面。
転ばないよう注意しながら歩くが、陽の当らない道は冷蔵庫に入ったようだ。
リュックからベストを取り出して着るほど寒かった。
この寒暖差で風邪を引きそうだ。
途中1か所都内方面が見える所がある。
そこから微かにスカイツリーが見えた。（赤丸）
程なくして榎窪山から下ってくる道に合流。
大勢歩いている道は、本当に静かだ。
途中、城山湖が見えてるところまで下って来た。
「しろやまこ」の文字がクッキリ見える。
三沢峠から30分程で、発電所脇の登山道入り口に戻って来た。
発電所脇の道は、銀杏の葉が道を黄色く染めていて綺麗だ。
見上げてみる銀杏の木の枝には、葉が僅かに残るだけ。
秋の風情ももう終わりだよ！と、告げている。
車を停めた梅林脇まで戻って来た。
まだまだ車は沢山停まっている。
皆さん、どこを歩いているのかな？
車に戻り、4か月ぶりの南高尾山稜・中沢山往復完歩です。
さて、今日の記録。
距離：9.7Km、
時間：3時間19分（休憩含）
平均ペース：20分32秒
歩いたコース
久し振りに歩いたコースだが、アップダウンもそれほど無く、楽なコースと思っていた。
しかし、今回は随分疲れた～。
少々体調不良だからか、それとも体力が落ちたからか？
帰宅後、時間は早いが柚子湯に入った。良い香りが疲れを癒してくれた。
行く途中、久しぶりにお会いしたAさんご夫妻に心配されないよう、体力増強してまた歩きに来よう。
頑張るぞ～！
最後までお付き合い有難う御座いました。
