8月も明日で終わり。
今年の夏は異常に暑かった。
朝からエアコンを点けた毎日だったが、今朝はとても涼しい！
涼しいと言うより肌寒く、長袖を着たいほどだ。
天気予報を見ると、今日は曇り、最高気温も27℃と涼しい。
その涼しさに誘われて、庭へ出て見た。
見て歩く植木には、今年の猛暑や戻り梅雨で傷ついた庭木が・・・
猛暑を耐えた庭木
シュンラン。
特に気になる所は無い。
何とか猛暑を乗り切ってくれたようだ。
ナンテン。
異変は見られず元気だ。
しかし、実が焦げ茶色。
これから秋に向けて赤くなるかな？
ちょっと心配。
ナンテンに似た実。
アオハダ？ 名前を忘れてしまった。
カリンの実も大分大きくなっていた。
この実でカリン酒作ろうかな？
ヒメシャラの木
葉の間を見ると、実が付いていた。
この実は、秋になり葉が落ちても殻が残る。
ソヨゴ
秋になると真っ赤に染まる。
猛暑で葉焼けしてしまった植木
シャラが実を付けていた。
この実も、ヒメシャラと同じで、葉を落としても殻が残る。
それにしても、大分葉が痛んでいる。
毛虫だろうか？
もしそうなら駆除しないと！
葉が全体に黒ずんでしまったものも。
全体が葉焼けして、息も絶え絶えのようだ。
大丈夫だろうか？
こんな姿は初めて見た！
ギボウシの葉先も焼けていた。
この葉焼けは、色々な木でも起こっていた。
ヤマボウシも・・・
マロニエの葉も・・・
ひと回りして見ると、今年の猛暑は庭木にとっても大変だったようだ。
早々と葉を落とす白樺
目を下にやると、先日掃いたばかりの庭に枯葉がいっぱい。
この葉の落とし主はシラカバ。
庭を造る時白樺を希望したら、植木屋さんに「この地域では枯れやすいよ！」と言われた。
でも、大好きな白樺をどうしても庭に欲しかったので、3本植えて貰った。
しかし、残念なことに2本枯れてしまい、最後の1本となってしまった。
やっぱりこの地域では、白樺は育ち難いのかな？
その最後の一本の白樺の葉だ。
やっぱり暑い地方にシラカバは合わないのかな？
特に猛暑の今年の夏。
白樺には拷問だったのかもしれない。
最後の1本、頑張れ～！
真夏に伸びた？新芽
葉焼けもせず、猛暑を耐え抜いた元気な庭木もあった。
しかし、雨が多かったからか、その育ち方に少し異変が・・・
ツバキ
硬い葉は焼けてなく、とても元気そうだ。
しかし・・・
どうした訳か、この季節なのに新芽がいっぱい伸びている。
梅雨時に、綺麗に剪定したのに？
この時期にこれほど伸びるとはビックリだ！
新芽が出ていたのは、ツバキだけではなかった。
アセビ
春に見せる真っ赤な新葉が、今出てきていた。
こっちのアセビも、いっぱい新芽が伸びている。
シラカシも新しい枝がいっぱい！
春秋2回の剪定で済むのに、今年は春以降三回も剪定を繰り返したが、また伸びている。
こんなことは初めてだ。
この症状は他の庭木でも見られた。
先日まで頑張って咲いていたガザニア。
そろそろ花も終わりかな。
見ると、葉先が焼けている。
こんな異常気象の中、バラの花が元気に咲いてくれた。
一株だが、代わる代わる咲き、今4輪咲いている。
今年は猛暑で、雨の日が多かった。
人間は熱中症になってしまうが、庭木も葉焼けや栄養不足で葉がかれてしまう。
また、雨が多かったせいか、生育もおかしい。
人間はエアコンの効いた部屋に逃げ込むことが出来るが、エアコンの無い外の植木は逃げることが出来ないし！
異常気象に備えよう！
地球の異常気象は更に酷くなりそうだ。
人間も大変だが、植木にとっても試練の日々が増えそうだ！
出来るだけ、その厳しさを和らげてあげる方法を考えるか？異常気象にも耐える植木を考えるか？
庭の管理も、今までとは違った方法を考えさせられそうだ。
取敢えず、人間や庭木にとっても、早く涼しい秋が来ることを待つばかり！
今日の天気予報を見ると・・・
これから一週間、雨が降ったり止んだり。
この雨が、植木にとって恵みの雨となれば良いが！
今沖縄には大型台風が近づいている。
秋になると、関東地方にも台風がやって来る。
台風は風も大変だが大雨ももたらす。
大きな災害が起こらならないよう、祈るばかりです。
台風に備え、雨対策、風対策、そして備蓄品の確認等、災害に備えて準備をしようと思います。
最後までお付き合い有難う御座いました。
