4月29日(金)
今年も筍の生育が早いです。
筍が生え始めた頃は柔らかくてとても美味しい筍。
今年も近所や親戚にもお配りし、喜んで頂けました。
今回は旬が過ぎた筍と、その作業中にやってしまった怪我のお話です。
旬を過ぎた筍と怪我
今生えて来る筍は、当初から比べると大分硬くなる。
市場ではまだ筍は売られていますが、我が家では食べるのは終わりです。
出て来る筍をそのままにしたい所だが、竹が多くなり風通しも悪い。
さらに近隣にも迷惑をかけてしまう。
そこで、親竹として伸ばす筍以外は伐採します。
筍の成長は早いので、2~3日に1回のこの作業は結構大変。
処分するのは勿体ない!と人は言うが、出荷するのも人に配るのも大変なので、我が家では伸びる前に折ってしまいます。
と言う訳で、昨日も竹林での作業をしました。
まだ2日しか経過していないので、見に行くとビックリ。
もういっぱい筍が頭を出していました。![]()
黒くポツン!ポツン!と見えるのがすべて筍。
食べ頃の筍もチラホラ。
2日でこんなに伸びて来る。![]()
竹林を見回すと、1週間前に掘らずに残した筍が、3m以上に育っていた。
あっという間に伸びてこんなに成長しました。
この竹は次の親竹です。
筍の成長はビックルするほど早い。
1日数cm、成長期には1日で1mも伸びるそうです。
大きく伸びた竹の傍には、こんな小さな筍がいっぱい。
枯れた笹の葉を押し上げて、顔を出したばかりの筍。
これも数日後にはかなり伸びているので、今のうちにカット!
この位なら、足で蹴飛ばすと折れます。
笹を押し上げて二日ぐらいすると、この位に大きくなる。
この筍は、美味しそうなので今夜のおかずとしました。![]()
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顔を出したばかりの筍を倒した後の竹林。
あちこちに、今日倒した筍が転がっています。
筍を倒すと、あっという間にハエが何処からやって来る。
筍から流れ出す樹液が好物のようです。
あまりに凄いので、写真は控えます。![]()
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ちょっと怖い光景ですが、これも自然ですね!
これは結構大きな筍。
長さは60cmほどありそうです。
この大きさでは硬くて食べられないと思うが、同じ位の筍がスーパーに有りました。
小さい筍は笹の葉の下や竹の陰に隠れて、予想以上に見落としがち。
出来るだけ見落としが無いよう、何度も何度も竹林を行ったり来たりして探しました。![]()
作業が終わった所で、笹藪の手入れもしました。
その作業中、事故発生!
鎌で伸びた雑木や草を刈っていた時、小指をケガをしてしまった。
うっかり手袋を外して鎌で笹を切っていたら、笹の影に枯れていた折れた竹が小指に当たってしまったのだ。
小指をかなり深くえぐってしまい、血がダラダラと流れ出る。![]()
慌てて水道で傷口を流し、外皮消毒剤(マキロン)をタップリ掛けて消毒。
さらに絆創膏で傷口を押えました。
これで何とか血は止まったが、傷口は深く痛い。
しばらくしたら掌も腫れてきたので作業は終了。
普通なら、この手当で痛みも消えるのだが、翌日も小指は痛く、左手全体がむくんでしまった。![]()
こうなっては自分での治療は無理。直ぐに病院へ行きました。
医師は、傷治療の後「枯れた枝などには破傷風菌が付いている事が多いので、ワクチン接種しましょう!」と注射をしてくれました。
破傷風は、破傷風菌により発生し、罹った場合に亡くなる割合が非常に高い怖い病気。
注射してもらって一安心!![]()
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このワクチンは、コロナワクチンと同じで複数回の接種が必要。2回目は1か月後、3回目は半年後の計3回。
複数回注射が必要なことは、新型コロナワクチンと同じですね。
今の新型コロナワクチンも、いずれは「破傷風ワクチン」や「インフルエンザワクチン」のようになると良いですね。
小指の治療の終わった私の手は包帯でグルグル。![]()
二日目になっても痛みがとまりません。
処方薬は感染症を治療する抗生物質と痛みや炎症を和らげる薬の2種類。
痛み止めは、出来ればあまり飲みたくないので、飲まずに様子を見ていたが翌日の朝も痛い。
止むを得ず、我慢せずに飲んだら痛みは消えて随分楽になりました。
明日、包帯の取り換えで病院です。
その時も痛みがあるので、先生にその事を話すと、指にヒビが入っているかもしれないので、レントゲンを撮ることに。
結果は、ヒビは入っていませんでした。
取敢えず一安心。
ところで、明日からは祝日の連続。
祝日は病院もお休みなので、病院へ行かなくて済むよう、解放に向かっていれば良いのですが…。
今まで、こんな怪我はしたことなかったのに!
注意力が欠落した証拠ですね。
「歳なんだから、注意してよ!」
脇からそんな声が聞こえて来たが、反論も出来ません!![]()
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何にしても「今まで以上に注意が必要!」と反省。![]()
薬で痛みが消えているので、竹林の確認をしてきました。
1日経過したばかりなのに、もう次の筍が頭を出していました。![]()
明日は、また筍整理作業が必要です。
右腕は使えないので、左腕と足での作業となりそうです。
怪我をしないよう、十分注意をして作業をするとします。![]()
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竹林を見ていたら、回りに紫色の花がいっぱい咲いていた。
ひとつは「ハナダイコン」
もう一つは「ツルニチニチソウ」です。
花の回りには、雑草も生き生きと元気。
筍作業の後は、雑草との闘いが待っています。
これから秋まで続く雑草との戦いに負けないためにも、怪我をしないよう頑張ろう!![]()
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最後までお付き合い有難う御座いました。![]()













