今回は桜を求めての旅。
今日は安曇野市豊科にある光城山へ出かけて来ました。
下から上まで桜の道が続く登山道。
桜を求めて登って来ました。
光城山の山頂は、満開の桜!
4月20日(水)
半年振りに出かけて来た長野。
朝、窓を開けると、天気は良さそうです。![]()
![]()

早速支度をして、出かけて来ました。
今日の予定は、安曇野の「光城山の桜」がお目当てです。
朝8時に出発し、諏訪インターから高速道路に乗って安曇野ICを目指します。
高速道路は空いていたので、オートドライブのスピードを80Kmに設定し、ハンドル操作だけでのんびり高速ドライブを楽しみました。![]()

無事、光城山の駐車場に到着。
しかし、既に第一駐車場は満車です。![]()
時間は9時15分だというのに、皆さん早いですね~。
ここは、桜の名所として名高い光城山。
登山道入口から山頂まで、1500~2000本ものソメイヨシノが植えてあります。
桜を見ながら登れるここは、大人気の山です。
今日は、桜咲く時期なので、特に混雑しているようです。
係員に誘導されるままに、少し先の第二駐車場に何とか駐車。
しかし、第二駐車場は、入口に大きな沼のような水溜りがありグチャグチャ。
タイヤは泥だらけになってしまった。![]()
![]()
無料なので文句も言えないが、ちょっと悲しかった。
無事駐車出来たので、準備して光城山の山頂を目指して出発。
第一駐車場脇にあった案内図。
第一駐車場脇にある登山道入口。
ここから桜を見ながらの登山開始です。
しかし、入口周りの桜は散り始めていました。
数日早ければ、丁度見頃だったのに…。
残念だな~!![]()
登って行く途中、樹間から北アルプスが一望。![]()

ここから見える景色は、素晴らしい!
ところで、久し振りの登山です。
休みない急な上り坂に、体がついて行かない。
途中、何度か息を整えながら頑張って登りました。![]()
少しめげそうな気持を元気づけてくれたのが桜の花。
登るにつれ、桜の花が少しずつ多く見られるようになってきました。![]()
何度か休憩を入れながら、35分程で山頂に到着。
頑張って登ったご褒美が凄かった。
そこには、ビックリする光景が広がっていました。
青空をピンク色に染める程の桜が満開でした。![]()
![]()

圧倒される凄さです。
目の前には雪を被った北アルプスの峰々。
右は白馬から蝶ヶ岳まで、3000mに迫る山が屏風のようにそそり立っていた。
透明パネルに山の形と山の名前が書いてある物がありました。
その山の形と、実際の山を透かして重ねると…
絵と実物がピッタリ!![]()
これなら迷わず山の名前が分かります。
ベリーグッド!![]()
北アルプスの山の名前を見ながら、景色を眺める事が出来ました。
広場に目を移すと…
更に一段高い丘があります。
行って見ました。
一段高い広場からの景色が、また凄かった。![]()

さらに小高い所に「光城跡」の案内。
これによると、「光城」は戦国時代に築城されたようです。
今は城の面影はなく、綺麗な桜の林となっている「光城山」。
やっぱり戦の「火花」ではなく、「桜の花」の方が良いですね。![]()
![]()
この桜を見て幸せに浸っていたら、ウクライナの悲惨な様子が、桜の向うに見えて来た。
今、戦の最中のウクライナは、桜どころではない。
毎日悲惨な様子がニュースとなって流れている。![]()
![]()
ウクライナの人達が、一日も早く花を楽しめる生活に戻る事を願うばかりです。![]()
ウクライナの戦は他人事とは思えない。
それは我が国も、ロシアと隣同士。
もし、日本がロシアから侵略を受けたら!と思うと、ぞっとする。![]()
![]()
戦争は悲惨さ以外何も残らない。
この光城山の桜と素晴らしい景色を見られる平和が、いつまでも続くことを願うばかりです。
この広場の一角に社があります。
古峯神社です。
早速お参りさせて頂きました。
「一日も早く戦争が終わりますように!」![]()
絵馬も飾られています。
ここにあった説明書き。
戦国の時代は、烽火台があったようですね。
それにしても、ここにも武田信玄の力が届いていたようです。
当時の戦も、大勢の人の命が無くなった事でしょう。
戦は空しさが残るだけ。
昔も今も、戦争は避けたい!無くしたい!![]()
社の入り口に、温度計が二つ。

1つは8℃。もう1つは10℃。
どっちが正しいのだろうか?
どちらにしても、光城山の山頂は寒かった。![]()
社から見える景色。
何処から見ても、桜と北アルプスのコラボは素敵です。![]()
広場では、素晴らしい景色を見ながら昼食をしている人達。
時間は10時15分。
昼食の時間には早いが、急坂を頑張って登って来たからか、お腹も空いています。
私達も、昼食としました。![]()
![]()
昼食していたら、だんだん広場に人が増えてきた。
混雑は避けたいので、そろそろ戻るとします。![]()
それにしても満開の桜は綺麗です。

満開の桜を楽しみながら歩いていたら、あちこちで鳥の声が聞こえます。
ウグイスではないようです。
ヒヨドリかな?
下山始めると、桜の広場へ登って来る人達が大勢。
皆さん頑張って登って来ます。
見上げた桜の木に、ヤドリギがあちこちにありました。
広場いっぱいの桜に別れを告げて、登って来た坂道を戻ります。
登る時は、急坂が大変で回りに目がいかないものです。
ユックリ下る坂道には、いろいろながお花が咲いていました。
ドウダンツツジ
イカリソウ
山野草は難しい。
花の名前に悩みながら下っていたら、道に倒れているオジサンがいました。
回りには3人程お仲間が心配そうです。
脈を診たり、肩をもんであげたり!
大した事無ければ良いが、心配です!
それ程標高が高い山ではないけれど、長い急坂は、運動していない人には、結構きつい。
無理をせず、自分のペースで休みながら登る方が良さそうだね。
まだまだ、つづれ折の道が続きます。
大分下って来ました。
眼下には街並みが箱庭の様です。
ダンコウバイの黄色い花が咲いていました。
フデリンドウ
花は多くは無いが、所々に咲いていて、気持ちを和らげてくれました。
この辺りまで来ると、桜の花はすっかり散っています。
標高の違いで、こんなにも桜の開く時期が変わるのですね!
桜に代わってヤマブキの花が綺麗です。
この登山道、登る時より下る時に注意が必要です。
足元が細かい砂利で、とても滑るのです。
恥ずかしながら、前回来た時に、私はこの砂利に足を取られ、滑って転んでしまいました。![]()
![]()
あれッと思った時には、顔が地面を擦っていた。
その時、眼鏡を落としてしまい、レンズに傷を付けてしまい、眼鏡を作り治すことに。
この光城山は、標高差がそれ程でもないので、運動靴で来る方も多い。
でも、靴底に溝が無いので滑りやすい。
ここは、登山靴がお勧です。
私も前回の経験から、今回は登山靴。
前回よりは安心して下山できました。
低山だからと言って、侮ってはいけませんね。
麓の駐車場に近づくと、ツルニチニチソウの花がいっぱい。![]()

疲れた体と心を癒してくれました。
第一駐車場に到着。
更に下った所にある、第二駐車場に戻って来ました。
朝来た時は5台ほどだった広場には、15台以上の車が停まっていました。
相変わらず、出口付近はドロドロ。![]()
注意をして駐車場から脱出。![]()
![]()
駐車場から見る光城山。
登山道沿いの桜が頂上へ続いています。
また来年、桜を見に来られる事を願いつつ、次の目的地へ向かいました。
今回の記録
時間:約2時間(休憩含)
距離:1.7Km
満開の光城山登山に
ここまでお付き合い有難う御座いました!![]()





