1月3日（月）
快晴でとても気持ち良い朝を迎えました。
こんな日には歩きたい。
そこで、今年２回目の山歩き、今年初の「南高尾山稜」を歩いて来ました。
城山湖脇の駐車場に、10時10分過ぎに到着。
駐車場はほぼ満車状態。
正月早々、山歩きに来ている人が多いのだろうか？
登山口から榎窪山への長い登りの途中、樹々の切れ間から見える都内。
三が日の空気は綺麗なためか、都内方面が綺麗だった。
スカイツリーもクッキリ！
登山口から35分で「三沢峠」に到着。
途中、大勢の人達とすれ違った。
その人達の出で立ちは、平日に出会う人達とは違っていた。
三が日のお休みに、家族やカップルで出かけて来た様子。
そして、殆どの人達がマスクをしていないのには驚いた。
今、コロナウィルスの新株「オミクロン株」の市中感染が出始めた。
感染者数も増えだし第６派が心配な時だけに、マスクをしていないのが気になる。
TVのニュースでも、コロナ慣れしてマスクをしていない人が多くなったようだ。
そのせいか、初詣での感染者も出て来る？ 心配です。
今日の予定は「金毘羅山」か「大洞山」辺りまで行くつもりだったが、マスクをしていない人を見て、道の狭い南高尾山稜を歩くのが不安になって来た。
見晴台からの富士山も見たいが、急遽コース変更。
三沢峠～梅ノ木平方面～草戸峠～草戸山のコースとした。
ここからは北斜面を下る道は陽が射さないので寒い。
歩きだしたら急にヒンヤリして来た。
その道は、崩落しそうな斜面や、数年前の大雨で崩落した所が多い。
ここも城山湖の崩落のように、崩れなければ良いが・・・
北斜面の坂道を下っていると、道に溜まった水が凍っていた。
滑らないよう、注意しながら下っていたら、後ろから走って近づく人の気配。
しかし、足音はするがなかなか姿が見えてこない。
しばらくしたら、６０歳以上と思われるオバサンが一人走って来た。
その歩みは遅く、私の歩くスピードより少し早い程度。
それでも、一生懸命腕を振りながら走っていた。
健康のために頑張っているのでしょう。
頑張れ～
私も負けずに、腕を振りながら下って行く。
１/３程下った所に東屋。
ここでしばし休憩！と思ったが、この辺りは一段と空気が違う。
まるで冷蔵庫に入ったようだ。
持ってきた温度計を見ると・・・
１１時を回ったというのにこの寒さだ。
夏はこの東屋で水分補給休憩するのだが、今回は休憩無し。
着ているヒータージャケットのスイッチを一段強くした！
道にロープの車両通行止めの所までやって来た。
ここは、春先にはバードウォッチングの人で賑わう所。
ここからの道は車道。
三沢峠から５０分程で、分岐点に到着。
そこにはお地蔵様が鎮座。
今日の山歩きの無事と、コロナ禍の早期の終息を願いました。
お地蔵様の前を右に登ると高尾山口から草戸山への道の途中の「草戸峠」に出る。
予定はここを登って戻るハズだったが、もう少し歩きたい。
そこで、またまた予定変更。
梅ﾉ木平まで行き、国道２０号線を相模湖方面に少し歩き、そこから南高尾山稜に戻る事に。
冷蔵庫状態の道沿いに小川が流れているが、その水も凍るほど寒い。
さらに気温は下がっているようだ。
寒いので、ヒータージャケットの温度を「強」にした。
うかい竹亭までやって来ましたよ。
道がやけに白い。
見ると凍っていた。寒いわけだ。
うかい竹亭の正月飾りが綺麗。
いつも流れている琴の音が聞こえない。お休みの様だ。
年始は1月6日(木)より営業らしい。
国道２０号線に出て、相模湖方面へ歩いて直ぐに「うかい鳥山」の案内が見えて来た。
そこを左に入ると、ここの道も真っ白。
山の影のこの辺りは、本当に冷えていそうだ。
車も真っ白。
転ばないよう、足元に注意しながら歩きましょう！
右側は「うかい鳥山」へ続く道。
「うかい鳥山」は、以前“ほたるの夕べ”に来たことがある所。
ホタルを見た事を思い出しながら、頑張って西山峠を目指す。
以前来た時、杉を伐採して裸の山が、植林をして綺麗になっていた。
冷蔵庫状態の北斜面の山道を登って行くと、樹々の間から光が射してきた。
ここを過ぎたあたりから、一変して道は細い山道。
光に照らされた周りの景色が凄かった。
この辺りは２０１９年９月の１９号台風で崩落した場所だが、更にひどい状態だ。
こんなになる程、１９号台風以後雨が降ったっけ？
西山峠を少し下って来た所は、ニリンソウの群生地。
その少し下の小川に架かる橋に到着。
いつ崩れてもおかしくない程ボロボロの橋だったが、新しくなっていた。
脇には、折れた枝や橋の残骸？が積み上げられていた。
その小川の上流にも倒木が・・・
この登山道周りは手が入れられていないのか、かなり荒れている。
この辺りもかなり寒く、足元は霜柱が凍っていた。
この道はいつも西山峠からうかい亭まで下っていた道。
その道を登って来るのは初めて。
下るのは楽だが、登りはかなりハードという事を実感。
寒かったハズなのに、途中からしっとりと汗を掻いてきたので、慌ててヒータージャケットを脱いだ。
荒れた登山道を、転ばないよう気を付けながら登り切った所が西山峠。
２０号線を曲がってから５０分程。
三沢峠から２０号線までと、ほぼ同じ時間だった。
この西山峠の直ぐ傍に龍の彫り物がある休憩所がある。
空いていたらここで昼食としよう！
行って見ました。
休憩所に１～２分程で到着。
お正月ですね！
龍にしめ縄が取り付けられていた。
ここには２か所のテーブルと椅子。
幸いなことに一人のオジサンだけ。
お腹も空いていたので、早速空いていたベンチでランチ準備。
今日は昨年河口湖へ行ったときに買って来た「吉田のうどん」とお握り。
初めて食べるカップの「吉田のうどん」は美味しかった。
尾根道の休憩所は陽が射しているが、風が吹き抜ける広場。
フーフー言いながら温かいうどんを食べたが、直ぐに体は冷えて来るほど寒い。
温度計を見ると５.８℃。
今日歩いている中で一番低い気温だ。
慌てて脱いでいたヒータージャケットを着て、スイッチを入れた。
ジッとしていると体は冷えて来るので、早々に出発。
ここから見晴台で富士山を！とも思ったが、人が多い南高尾山稜の道。
今日はこのまま戻ることに。
西山峠脇の休憩所から２０分程でフクロウの彫り物がある休憩所に到着。
１３時半過ぎのせいか、誰も居なかった。
そう言えば、歩いている人も少なかった。
この程度なら、コロナ感染の不安も少ない。
フクロウも穏やか！
人とのすれ違いもほとんどなく、三沢峠まで戻って来た。
ここは朝、梅ノ木平へ下って行った三沢峠。
一組のカップルが休憩中。
昼食以外休憩なしで来たが、ここでも休憩せず榎窪山を経由して本沢ダム発電所まで戻る。
帰りの道は本当に静かだった。
皆さん、昼過ぎには戻ったようだ。
そう思って駐車場を見ると、まだまだ車はいっぱい。
車の持ち主は何処へいるのだろうか？
賑やかな駐車場だが、城山湖は何処までも静かだった。
今日の記録。
時間：約４時間（昼食休憩含）
距離：約１０Km
最初予定していた金毘羅山か大洞山まで行くと11Km程なので、結果的に同じ位歩いたことになった今回の山歩き。
今回のコースは、後半の登りが予想以上に足腰に良い負荷で、違ったコースは気分も変わって楽しめた。
南高尾山稜周辺は、色々なコースが楽しめるね～。
コロナ禍が治まるまでは、土日祝を避けて歩きに来ようと思います。
最後までお付き合い有難う御座いました。
