1月1日(土)
今年最初の登山は上野原市の「八重山」。
例年元旦に八重山登山をしていたが、昨年はコロナ禍もあり越境しての登山は控えていた。
元旦に登る八重山は二年振り。
そして前回登ったのが昨年の9月14日、三か月ぶりの八重山です。
「初日の出」も綺麗な八重山ですが、路面凍結も心配なのでユックリ出かけました。
上野原中学校脇にある駐車場に10時半に到着。
しかし幸いなことに何とか停める事が出来た。
お正月登山される人も多いようだ。
八重山登山の楽しみは、山頂から見える富士山。
今日はどうかな?駐車場で富士山を探してみると・・・
見えました!![]()
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これなら山頂からの富士山が楽しめそう。![]()
登山道入り口。
さあ!今年も頑張って歩こう!![]()
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歩き始めると、道脇に沢山の案内カード。
その一つをご紹介。
この案内は、八重山をこよなく愛している「こばじーのブログ」さん手作り。
駐車場から歩き始めの登山道は、冷蔵庫の中より寒かった。
この寒さが、素敵なプレゼントをしてくれる。
それが「霜柱の氷華」![]()
探していると、案内がありましたよ!![]()
小川沿いの斜面に咲いているようだ。
行って見ると・・・ありました。![]()
綺麗に咲いていた。![]()
本当にお花のような形の「氷華」も!
この霜柱の華は、「シモバシラ」という植物に出来るそうだ。
以前、高尾山でよく見かけた霜柱の華。
高尾ビジターセンターの説明がありましたのでご紹介。
この場所を離れ、さらに山頂を目指して歩いていると、また案内があった。
その方向を探してみると、ありました。![]()
寒いからか、とても綺麗な「霜柱の華」です。
さらに歩くと、例年沢山の霜柱があった所。
左の方へ入った所だが、この場所に「氷華」は少ない様子。
それにしても、この小川沿いは寒い。![]()
襟を立てて防寒対策。
その寒さを表すように、崖にも霜柱がビッシリ。![]()
この道沿いに、大きなイチゴが落ちていた。
可愛そうなので、苔生した切り株の上に置いた。![]()
この辺りから登り坂。
頑張って登って行くと、斜面の上に展望台が見えて来た。
登る道向こうに朝日が眩しい。
光が射してくると、どんどん暖かくなってくる。
歩いて体も温まり、途中で上着を二枚脱ぐほどに暖かい。
陽の光って、有難いね!![]()
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歩き始めて30分程で、八重山展望台に到着。![]()
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屋根が5角形の素敵なデザインの展望台。
先客のご夫婦が休憩されていました。
それにしても静かな八重山です。
駐車場は満車状態だったのだが、何処を歩いているのかな?
ここから見える景色が素晴らしい。
「八重山」の中腹にある眺望の良い展望台で、目の前に富士山や丹沢山。
さらに富士山の反対側には陣馬山と大パノラマです。![]()
まずは、目の前の「元旦の富士山」。
雲一つ無く、クッキリとした姿の富士山。![]()
今年最初の富士山。
とても綺麗な姿を見られ、良い年となりそう。![]()
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しばし、綺麗な富士山に見惚れてしまった。![]()
スマホカメラなので、アップはここまで。
「もう少し大きく撮りたい!」と持ってきた双眼鏡にスマホを合わせて撮って見ましたよ。
雪の斜面に登山道がクッキリ~![]()
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画面中央に「談合坂PA」。
ここもスマホと双眼鏡で撮って見ると、駐車場は満車状態。
東の方を見ると、相模湖のプレジャーフォレストも見える。
写真だと分かり難いので、こちらもアップして見ると・・・
観覧車の向うに、保土ヶ谷の焼却場の煙突と煙が見える。
富士山に向かって丁度左後ろ側には「陣馬山」
スマホでも6倍まで撮れるが、その6倍で撮ってもギリギリ見える程度。
スマホに双眼鏡を合わせて撮って見ると、ボケてはいるけれど茶店も分かる。
富士山に向かって右の方には八重山・山頂。
葉を落とした樹々の間に、東屋が見える。
双眼鏡を使って撮ると、誰も居ない様子が分かる。
そろそろ、あの八重山・山頂へ行って見よう。
歩き始め、展望台直ぐ傍にある鐘。
今年最初の八重山です。
「安全登山」の願いを込めて、鐘を撞きました。
予想以上に大きな音は、富士山迄届きそう。
その大きさに、思わず周りを見回した。![]()
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展望台から20分程で八重山の石碑のある所に到着。
石碑には・・・
水越八重さんが昭和四年に、子供達に役立ててほしいと30ヘクタールの山林を寄付したことが書かれてある。
「子供ではないが楽しませてもらっています!」と感謝。![]()
尾根道の右下には「上野原カントリークラブ」のグリーンが見える。
元旦の今日は、流石にプレーしている人はいなかった。
尾根道を歩いて行くと、上り坂が現れる。
登り切った所が八重山・山頂。
標高531m
展望台から50分程。
ここからも富士山が目の前に見える。
ちょっとアップした富士山。
ここの東屋で昼食をしているご夫婦がいた。
お邪魔をしたくないので、写真撮って次の山頂の能岳へ向かう。
尾根道を歩くと、所々に野草を保護しているロープ。
ここは「シュンラン」が咲く場所なので、その保護が目的だろう。
分岐点に到着。
左が「新井バス停」や「虎丸山」方面。真直ぐが「能岳」頂上。
真直ぐ登って行くと、少し広くなった所が「能岳頂上広場」。
お子さん二人連れた若いご夫婦が昼食中。
お邪魔しないよう、写真撮影しました。![]()
標高542.7m
八重山より11m程高い能岳。
ここも富士山が目の前。
時間は12時過ぎ。
ここで昼食予定だったが、テーブルは一つだけ。
そこで八重山まで戻って昼食と決定。
能岳から八重山は下り道なので、あっという間に戻って来た。
時間は12時20分。15分位で戻れた。
さあ、富士山を見ながら山頂での昼食。
今日は「鴨だし蕎麦」と「自作のお握り」。
美味しい空気と富士山が最高のオカズ。
美味しく頂きました。![]()
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丁度食べ終わった時、一人のオジサン(?) いやいや、オジイサンが登って来た。
いつも、私の方から話しかける事が多いのだが、今回はこのオジイサンに声かけられた。
「どこから来なはったの?」
それをきっかけにお話をしを初めたが、お話好きのオジイサンは一人で話し始めた。
戦中に生まれ、ずっとこの地元に住んでいて、戦中の体験話も。
米軍機と日本軍の飛行機が衝突し、近くの山に落ちた話も。
お年をお聞きすると85歳。
とてもお元気だが耳が遠くて、耳元で大きな声で話さないと聞こえない。
だからか、聞くことより話し続けるオジイサン。![]()
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仕事を辞めた後はボランティアガイドもされたようだ。
山で出会ったアメリカ人のご主人の夫婦との出会いの話へ。
年末恒例の「第九の合唱付き」を英語で歌ったら、とても喜ばれた話へと限りなく続く。
手振り身振りのお話は楽しく、もっと聞いて居たいが、冬の陽も「つるべ落とし」。
影はどんどん長くなるので、程よい所でお別れしました。![]()
途切れないお話で、そのタイミングを見計らうのが大変だったけれどね!![]()
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昼食と元気なオジイサンのお話を楽しんだ後、駐車場へ戻りました。
駐車場近くの小川沿いは、相変わらず冷蔵庫状態。
それでも、午後の陽射しは優しく労ってくれました。
2022年元旦の八重山初登山。
無事に戻りました。![]()
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実は途中、2度ほど枯葉で滑って転んでしまった。
運動不足を感じる初登山でもありました。
もう少し山歩きをして、足腰鍛えないと駄目だね。
久し振りに歩いた八重山は、適度に登りもあり距離もホドホド。
本当に素敵な山でした。
八重山の事は、「こばじーのブログ」が毎日投稿しています。
いつもいろいろな事を教えてくれる「こばじー」さんとは、残念ながら会えなかった。
またの出会いを期待して、また歩きに来るとします。
元旦登山の記録
時間:3時間30分(昼食休憩含)
距離:5.1Km
元旦の八重山登山に、
最後までお付き合い有難う御座いました。























































