11月7日(日)

秋の紅葉の時期は枯葉の季節。

 

枯葉の落ちた景色も、綺麗ですね!

 

しかし、綺麗に見える枯葉も落ちすぎると見た目も悪い。

 

枯葉の多い所の上を見上げると・・・

まだまだ枯葉の予備軍がいっぱい。ポーンあせる

枝を少し揺らすと、どんどん枯葉が落ちて来る。

 

ヤマボウシも綺麗に色いている。

そろそろ落ちて来そうです。

 

二日前に掃き掃除したのに、根本はこんなに枯葉だらけ!パー滝汗

 

植木の上にも・・・

 

もう少しすると、この木も葉を落としてきそう。

 

何故葉は枯れて落ちるのか?

当たり前の事だが、意外とその理由は分からないもの。

 

ちょっと調べて見ると・・・

落葉樹の葉は、植物が大きくなるために必要な栄養作り出す役目。

根から吸い上げた水と二酸化炭素を、太陽の光を使って必要な栄養を作るのが役目。
春になりると気温も高くなり、太陽光が長く葉に届き、活動も活発となり木の栄養を作ります。しかし秋以降は気温も下がり日照時間も減って来て、作り出す栄養も減ってしまう。

今まで頑張った葉も疲れ、栄養を作れなり葉っぱはしおれて、枝から落ちて枯葉となる。

そして翌春には、また新しい葉が木の栄養を作るために頑張る。

 

枯葉は木を守るため、一生懸命頑張って働いた姿なのですね。

 

そんな目で枯葉を見ると、どこか現役時代に頑張って働いたオジサン達の姿が重なって見えて来る。

 

現役時代は一生懸命働き、定年後家にいる事も増えた結果、粗大ごみと言われるオジサン達に・・・。ショボーン汗

 

そう考えると、目の前に落ちている枯葉は、自分を見ているようで可愛く思える。パー爆  笑

少しは優しい気持ちで、掃き集めてあげるとしましょう。パー

 

 

掃き掃除を始めようと準備をしていたら、常緑樹の枝が伸び放題。

もう11月です。

近所でも正月用の剪定作業をする植木屋さんを見かけます。

 

剪定すると落とした葉の掃除もしないといけない。

そこで例年より少し早いが、掃き掃除前に伸びた枝が気になる植木剪定をすることに!

 

まずは、シラカシ。

昨年、買い換えた電動バリカンは、刃をワンランク良い物にしたので、切れ味抜群。

気持ちよく剪定作業は進みます。

 

1本目のシラカシを順調に刈っていたら事故発生!びっくりあせる

 

その事故とは・・・

うっかり電気バリカンの電源コードを切ってしまったえーん

電動バリカンのコードは長く、取り回しが大変です。

 

どうしてもうっかり電源コードを自分の刃で切ってしまいがち。

前使っていたバリカンも何度も切ってしまい、コードには繋げた跡が何か所もあります。

 

新しいコードは切らないよう使おう!・・・と注意しながら選定作業をしていたのですが・・・

やってしまいました。ショボーン汗

 

駄目だな~、もっと注意しないと!と大反省。

 

早速修理ですが、何度も失敗しているので、修理は慣れたもの。

早速コードを繋ぎ治し、絶縁テープで補修しました。チョキウインク

 

見た目は悪いが、電気が通じれば元と同じように気持ちよくカット出来ます。

その結果がこちら。

 

シラカシ

 

ヤマモモ

 

アカシデ

 

アラカシ

 

アラカシやシラカシ

本当によく似ている木です。

 

見分け方は、葉の形のようです。

シラカシの葉は細かい鋸歯。アラカシは大きく鋭い鋸歯。

 

でも、遠目に見るとほとんど分からない。パー爆  笑

 

 

三脚に乗っての作業はこれで終わり。

あとは低木の刈り込みです。

 

刈り終わった所にやって来たカマキリ。

作業中に来て、カットされないで良かったね。パー爆  笑

 

これで、年内の剪定は終わりかな?と片づけを始めたら、ボサボサの木が目に入る。

ダイスギです。

今年はいつもより伸びています。

 

あまりにも凄いので、剪定始めちゃいました。

本来は、もう少し穂先をもっと伸ばすが、今回は全体的に短くカットしました。

 

終了後の姿がこちら。

かなり粗い剪定結果だけれど、疲れた腕ではこれが限界。

来年、もっと丁寧にカットするから許してね!

 

もう終わり!と用具をしまい始めたら、納屋の前にある茶ノ木がボサボサ。

もうこの際です。続けてカット。

これでスッキリ!チョキ

 

カットし終わった茶ノ木を見ると、小さな蕾がついていました。

 

数輪咲いていました。

花は下向きに咲き、花弁は5枚、沢山の雄しべが特徴です。

茶の木の花を見て、遠い昔の思い出が蘇ってきました。

 

茶ノ木の生垣を、最近見かける事が少なくなりました。

でも、昔はどの家も生垣は茶ノ木が普通でした。

 

その理由は、茶ノ木は刈り込むと綺麗です。

そして、茶ノ木の葉は飲むお茶として利用出来たからです。

 

茶ノ木は一石二鳥の植木だったのです。グッ

 

刈り取ったお茶は製茶工場へ持ち込み、そこでお茶にして貰っていました。

 

隣のオジサンは、自分でお茶を作っていました。

炭火を入れた大きなカマドの上に厚紙を貼った木枠を乗せて、その厚紙の上に蒸したお茶を広げ、手で何度も何度も手で揉んで製茶していました。

 

機械で作るのとは違い、針の様に細く揉んだお茶はとても美味しかった!

そんなことを、子供心に覚えています。

 

 

そして、思い出はもう一つ。

小学校の時に、皆で茶の実を集めたことです。

 

子供達は家の茶の実を集めて学校に持って行きました。

子供達が持ってきた茶の木の実は、倉庫にいっぱいだった。

 

後で聞いた話ですが、集めた茶の実は業者に販売し、学校の備品を購入していたようです。

当時、茶の実から油を採る業者がいたようです。

 

当時は、物がない時代です。

学校もいろいろ工夫をしてやりくりしていたのですね。

 

茶の実から絞られる油はとても凄い油のようです。

茶ノ木の油は、オレイン酸がオリーブオイルよりも多く、酸化し難いのが特徴の食用油・茶油のようです。オレイン酸が豊富で含有率85%、コレステロールを分解し動脈硬化・狭心症などを予防すると言われており、消化がよく内蔵(胃)への負担が軽く、健康を気遣った食生活に最高の茶油。

 

懐かし遠い思い出が蘇って来る茶ノ木です。

 

庭木の剪定の後、刈り落した葉を掃除して、植木も庭もスッキリ。

 

 

スッキリした我が家の庭は、少しだけ実りの秋でした。

まず、カリンの実。

葉がほとんど落ちた枝先に、いっぱい実が付いています。

 

蜂蜜漬けして、風邪で痛めた喉用に準備しましょう。OK

 

柚子もいっぱい。パーウインク

 

もう少しで、柚子湯や料理に使えそう。

温泉が大好きだけれど、柚子湯もいいですね。グッ

 

柑橘類というと、もう1本あります。

キンカンです。

 

見に行って見ると、実がいっぱい付いていました。

昨年、煤病にかかっていたキンカンですが、消毒した効果があったようです。

煤病の痕跡も消えていました。

 

既に黄色くなった実もありました。

キンカンも、蜂蜜漬けすると美味しい。

 

私は庭作業している時に、喉が乾いたらキンカンを摘まんで食べています。

熟したキンカンの皮はとても美味しいですよ!

 

食べられないが、赤い実が付いた植木が数本。

庭に色を添えています。

 

ソヨゴ

 

マンリョウ

 

ナンテン

緑色の葉に赤い色は映えますね!

 

庭の片隅に、毎年増えて困るのが皇帝ダリア。

太い幹ですが、ちょっとした風で倒れてしまう。

綺麗に咲かせようとすると、支柱で支えてあげなくてはならない。

そんな自立心の無い皇帝ダリアですが、咲いた時の花は見事ですね。

 

今日幹の先を見ると、蕾がいっぱい付いていました。

倒れずに、綺麗な花を見せてくれるか楽しみです。
頑張れよ!グーウインク

 

今年は綺麗な紅葉が、我が家も少ない。

これも異常気象のせいなのか、私の手入れが悪いのか?

 

それでも、少しだけ秋の気配がする庭をご紹介!

 

 

 

 

 

 

セージが頑張って咲いています。

 

 

ボケの花

可愛い花なのに、ボケと可哀そうな名前。

 

和名の木瓜(ボケ)は、果実が瓜(ウリ)に似ていることから、木になる瓜で「木瓜(もけ)」と呼ばれ、その後「ぼけ」に転訛したともいわれます。

 

理由は分かったが、もう少し可愛い名前を付けても良かったのでは?と思う程可愛い花です。

まだ小さいが、大きく育つよう手入れをしてあげようと思います。

 

私も「ボケ」ないよう、体を動かして老化防止に頑張ろうと思います。パー爆  笑

 

 

今日は朝8時半頃より始め、終わったのは午後2時半過ぎでした。

昼食も食べずの作業で、流石にお腹はペコペコ。

 

春が本格的な植木の手入れの季節です。

来春も自分で剪定出来るよう、健康管理を注意しようと思います。

 

最後までお付き合い有難う御座いました。

 

皆さんも、どうぞお身体ご自愛ください。バイバイ