8月4日(水)
蓼科湖を後にして、向かった先は杜鵑峽(とけんきょう)
ここは、地元の方でも知らない方がいる峡谷です。
以前、近くのコンビニで、杜鵑峽の事を聞いてみた時のことです。
20代の店員さんは。、名前も場所も知っていませんでした。
そういう意味でも蓼科の隠れたスポット?のようです。![]()
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こういった所は、コロナ禍の今、人が少なく安心して楽しめます。![]()
ビーナスラインから、河童の湯の案内がある所を右折。
しかし、その曲がり角に、「この先通り抜け出来ません」の案内。
前回来た時、河童の湯からの帰り道は通れた道です。
取り合えず、いける所まで行って見ました。
行って見ると、通行止め表示の所が杜鵑峽の入り口。
ラッキーです。
駐車場は傍にありますが、そこはお店の駐車場。
杜鵑峽の駐車場は有りませんから、道路の端に邪魔にならないよう車を停めました。
早速車を道脇に停めて、ウォーキング・スタート。![]()
この案内の最後に、
「小鳥たちが多く、谷間に響くそのさえずりは、優れた景観と共に元気を回復させてくれる。」
と書いてありました。
元気を回復とは、今の私には最適です。
さあ!頑張って歩きましょう。![]()
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ここが入り口です。
ピントがボケてしまったが、アオガエルがいました。
早速アオガエルがお出迎えですね!![]()
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少し登ると吊り橋。
2019年11月に来た時は、吊り橋の板は今にも崩れ落ちそうで怖かった。![]()
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(その時の写真)
今回行って見ると、木で出来た足元の板は、スチール製に変わっていました。
これなら安心ですね!![]()
向う側は大きな岩で行き止まり。
何処へ降りるのだろう?と心配になってくる。![]()
橋の上から見る「滝の湯川」の流れ。
橋を渡り切ると大きな岩が立ちはだかっています。
その手前を左側の岩を渡りながら降ります。
滑らないよう注意しながら、ユックリ橋から降りました。![]()
ここから水辺を川上に歩いて行きます。
この湯川の上流は、朝一番で行ってきた、蓼科大滝につながっています。
地図を見ると、この流れは北横岳や蓼科山そして二子山辺りから流れ出ているようです。
流れはどこまでも清らかで、触って見るととっても冷たかった。
冷たい川の水でタオルを濡らして、首に巻いてみました。
暑さも忘れる程、冷たく気持ち良かった!![]()
上流へ進むと、深い谷となります。
道もなくなり、岩場に鉄杭とロープ。
気を付けないと、足を滑らしそうで怖い。![]()
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小さいお子さんを連れては来れない場所ですね!
だんだん谷は深くなります。
そう言えば、入り口の所にこんなことが書いてありましたね。
左岸は蓼科高原の溶岩。右岸は八子ヶ峰溶岩で、両溶岩の接触凹谷部を滝の湯川が流れ、何十万年かの長い年月の浸食によってこの峡谷が出来たものと考えられる。
両岸が数十mに及ぶ断崖で、滝の湯川がその間を、渕となり、また、激流となり岩を噛んで流れ下る。
何十万年も前に出来た岩が目の前にあるのです。
自然って凄いですね!![]()
その素晴らしさを楽しみながら、さらに上流へ進みました。
両側が溶岩の岩場を進むと、今度は上り坂です。
久し振りの山登りは、結構足にきつかった!![]()
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息を整えながら登って行くと、タイミング良く東屋。
ここで小休憩しました。
周りには、鳥やセミの鳴き声が響いています。
素敵な杜鵑峽です。![]()
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東屋を過ぎると、遊歩道。
林の道を進みます。
鳥の鳴き声を楽しみながら進むと、広い道に出ました。
右に行くと、ビーナスラインから河童の湯への道(先ほど通った道)です。
穏やかな林の道は、先ほどまでの渓谷や登山道とは違い、とても軽快です。
別荘地のような中を歩き、県道に出ました。
ここからは、舗装路を歩いて、車を停めた杜鵑峽入り口まで歩きます。
この先のカーブにあるお店が「蓼科杜鵑峽・東屋」さん。
(写真は2019年秋に撮影したもの)
この東屋さんでは、お店の横で養殖している岩魚をはじめ、美味しい食材を使った串焼き料理が楽しめるそうです。
送迎もあるようなので、お酒飲む方でも安心ですね。
コロナ禍が治まったら、一度は行って見たいと思っています。
お店の前を左の方へ大きく曲がった所が、杜鵑峽入り口です。
左の赤い車が停まっている所は、東屋さんの駐車場。
道路の真っすぐ向こうに見えるのが、杜鵑峽入り口。
今回は、歩いている途中、誰一人とも会いませんでした。
夏休みでも、流石にここは知る人ぞ知る秘境なのかもしれませんね!![]()
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無事、車に戻って来ました。
車に乗ろうとしたら、ボンネットに一匹のバッタ。
よく見ると、このバッタは羽が退化しているようです。
もしかしたらミカドフキバッタと言うバッタかな?(未確認)
フキバッタの仲間は主に山地に住み、翅が退化して飛ぶことの出来ないそうです。
長い自然の中で、飛ぶ事が必要なくなったバッタもいるのですね。
自然って奥が深いですね!
杜鵑峽の場所などはこちらから
杜鵑峽の記録
距離:約1.4Km 時間:35分
野趣いっぱいの渓流と鳥やセミが鳴く素敵な山道でした。
紅葉の季節もお勧めです。![]()
ただし、足元は滑りやすく急坂もあります。
小さいお子様や足腰に自信のない方にはお勧めできません。
お出かけするには、滑り難い登山靴などの方が安心ですよ。
さて、時間は11時45分になろうとしています。
ここから直ぐ近くに「河童の湯」があります。
お湯に入って汗を流したい所ですが、今日は夏休み期間中。
お客さんも多い事が予想されます。
そろそろお腹も空いてきました。
ここから直ぐの所にあるお蕎麦屋さん「みつ蔵」でお昼にしたいけど、平時でも長い行列が出来る人気のお店です。
コロナ禍が治まるまでは、お風呂も外食も控えるとします。![]()
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温泉も、食事も、今は我慢我慢ですね。
我慢しながら、宿泊先へ戻りました。
戻った後、午後はのんびりしていました。
嫌な雲です。
そのうち、あっという間に大粒の雨が音を立てて降ってきました。
今台風が二つ来ているようです。
これも台風の影響だろうか?
災害が起こらなければ良いですね。
最近の雨は心配です。
皆さんも、台風や大雨にお気を付けくださいね!!
最後までお付き合い有難う御座いました。![]()



























