7月10日（土）
ズーッと降っていた雨も止み、久し振りに曇り空。
明日も明後日も、予報は曇。
気になる芝生のシバフダケも今日は大丈夫そうです。
ついでに周りを見ていたら、空き地の雑草が酷いことになっている。
流石に何とかしないと大変なことになる。
今日は雨も降らない予報なので、早速、除草剤を撒くことに。
しかし、準備して行って見ると、除草剤撒くには草丈が長すぎる。
写真だと、草丈が分かり難い。撮り方が駄目ですね～！
長いものは膝丈もありました。
なぜこんなに長くなるまで放っておいたのか？
それには理由があります。
今年は、この空き地の雑草は、花が咲き綺麗だったのです。
小さな花がいっぱい咲きました。
その花はこちら！
「コウゲショウ」
明治時代に観賞用として移入されたものが日本全国に野生化した花のようです。
もう一つは「コマツヨイグサ」
この２種類の花が一面に咲いていたのです。
あまりに綺麗だったので、ついつい除草のタイミングを逸してしまったのです。
調べて見ると、このコマツヨイグサは大変な雑草だった。
その生命力の凄さは要注意外来生物に指定されているようです。
それだけ繁殖力が強いということですね。
その事は、我が家の空き地に咲いている数を見ても納得です。
駆除対象の雑草のようですが、一面に咲き揃うと結構綺麗なのです。
しかし、綺麗な花も終わり、膝丈まで伸びた姿は、ただの雑草です。
早く駆除しないいと見苦しい。
除草の方法は除草剤噴霧。
しかし、これだけ草丈が長いと除草剤は全ての葉にかからない。
除草剤が葉にかからないと効果は半減し、また伸びてしまう。
ここまで伸びたら除草剤噴霧では難しい。
除草剤が使えないとなると、残るは「刈り払い機」で刈り払うしかありません。
除草剤噴霧と比べて、労働力は何倍も大変だけれど、しょうがないですね！
早速、刈り払い機を用意して作業開始。
今回の草は、丈が長く太い茎もあります。
そういった場合チップソーを使いたい。
しかし、ここは以前駐車場として使っていたので、草の下は砂利。
低く刈るとなると、小石に刃が当たってすぐ駄目になってしまいます。
そこで、作業効率は下がるけれど、ナイロンロープを使いました。
これなら石に当たっても大丈夫。
しかし、ナイロンロープは注意が必要。
それはナイロンロープが石を弾くので、近所の家に石が飛んで迷惑をかけてはいけません。
良く植木屋さんが道路わき作業の時に、一人の方がベニヤ板を持って、飛ぶ石を避けている姿をよく見かけます。
そうすることが一番だけれど、一人作業ではベニヤを使うことはできません。
そこで、石が家の方に飛ばないよう、向きを変えたりと、注意して刈り取りました。
蒸し暑い今日はサウナ状態。
頭から足元に至るまで、汗を流しながらの作業です。
刈り始めて1時間程。
半分ほど終わった時に、隣の奥さんがジュースを持って来てくれました。
グレープジュースです。
汗を掻きながら作業している私を、見るに見かねて持って来てくれたようです。
今日は３０℃越えで湿度も８０％以上。
とても蒸し暑く、着ている物は汗でビッショリ。
猛暑の中で、水分補給も忘れての作業で脱水状態になりかかっていたのかも。
そんな時に、冷たいジュースは本当に嬉しかったです。
お隣さんのお心遣いに、心から感謝です！
美味しいジュースを頂きながら休憩しました。
それからは、元気も復活。
頑張って作業は進み、これが最後の草。
そして、全て刈り終わった空き地です。
スッキリです。
これで、秋頃まで大丈夫でしょう！
ホッとしていたら、早速ムクドリがやってきました。
本当にムクドリは、どこかで作業の様子を見ているようです。
作業が終わった途端にやってきましたよ！
餌にありつけると良いね！
それにしても長い草丈の除草は大変だった。
一度では刈れないので、上の方を軽く刈って、さらに根本を刈り込む。
草払い機を左右に動かすのにも力が要ります。
暑さと、草の凄さで流石に疲れた～。
次は、除草剤噴霧で済むように、草の状態を見ていないと駄目だね！
反省です。
草刈りを朝8時半頃より始めたが、もう時間は10時半過ぎ。
2時間もかかりました。
除草剤は枯れるまで数日かかります。
そして、背丈の高い草は立ち枯れで見苦しい。
疲れはしたが、刈り払い機での作業は全て刈ってしまうので、達成感は最高です。
綺麗になった空き地を見ながら、道具の片づけをして家に戻りました。
庭に戻ってホッとしたが、庭の植木が目に止まる。
前々から気になっていたシラカシです。
今年は春先に刈り込んだが、この長雨のせいか、また葉が伸びてしまったようです。
その姿は結構見苦しい。
このまま秋までは持ちません。
しょうがないですね。
汗をかいたついでです。
剪定作業始めちゃいました！
作業完了した「シラカシ」
これでスッキリ！
ホッとしていたら、軽トラックがやってきました。
近所のオジサンです。
トラックの後ろから取り出したのがスイカです。
毎年頂いている「デンスケスイカ」
今年も見事な出来ですね！
春に筍をお届けしたお返しです。
久しぶりにお会いしたので話が途切れない。
スイカの話から、話題はワクチン接種の話となりました。
私よりも高齢なオジサンは、既に2度のワクチン接種を終えています。
副反応もほとんど無かったようです。
ワクチン予約が一番大変だった！とオジサンの言葉。
LINEもパソコンも出来ないオジサンは、止む無く子供にお願いしてやっと予約が取れたそうです。
確かに！年寄りには予約を取るのが一番大変ですよね！
次の話は車の免許書き換えの話。
オジサンは後数年で80歳を超えるお年。
認知症の検査の話や講習の話に続きました。
今でも元気に畑作業をされているオジサンの乗っている車は軽トラック。
軽トラックはオートマではなくマニュアルです。
オートマよりマニュアルの方が、高齢者の事故問題の一つとなっているアクセルとブレーキの誤操作は起こり難そう。
車が無いと農作業も出来ないし、運転を見ていても、当分は大丈夫そうです。
私の周りのお年よりは、本当に元気です。
今日の天気での立ち話は、サウナに入っているのと同じ。
作業中でなければ、家に入ってお茶でも飲みながらのお話ですが、それも無理。
それに、コロナ禍の今は密になる事も避けるためにも、外での話は仕方ない。
蒸し暑い今日は、当然話している間にも汗が額から流れてくる。
久し振りにあったオジサンとの話は尽きないけれど、暑さに負けて、ホドホドのお話しでお別れしました。
疲労も限界に近いが、剪定作業は続きます。
一度気になると、他の木も気になります。
続けて剪定したのが「ヤマモモ」
スッキリしました。
そして次が「モチノキ」
1本のつもりが、結局3本の剪定作業となりました。
いつもなら、休憩なしで行う程度の量ですが、流石に体が動いてくれない。
1本剪定する間に体は動かなくなり、２～３度石に腰を掛けて休むほど。
こんなに体力無かったっけ？と思う程、体が動かない。
私もすっかりオジサン？と落ち込みました。
自分ではいつまでも若いつもりなのですがね～！
体は正直ですね！
そろそろ植木屋さんにお願いしなくてはいけないな～！
そんなことを、つくづく感じた除草作業と庭木の剪定でした。
作業が終わり、水を被ったように濡れたな作業着を脱ぎ、シャワーを浴びました。
スッキリしたところで、早速スイカを割って頂きました。
今日は汗を掻いたからか、濃い塩気が欲しい。
いつになく塩をタップリ振りかけて、頂きました。
疲れた体に、頂いたデンスケスイカは、甘くてとても美味しかったです！
最後までお付き合い有難う御座いました。
