6月19日(土)の様子です。


朝から雨。

 

これでは歩きにも行けないし、庭掃きも出来ない。

家の中から、庭を見ていたら、一羽の鳥が窓際にやって来た。

何かをくわえてきて、啄んでいる。

そのうち、取り出したものをくわえて、飛んで行ってしまった。

 

慌てて網戸越しにスマホのカメラで撮りました。

 

残念ながら何という鳥なのかは確認できなかった。

本当に残念です。

 

 

何を食べていたのだろうか、気になります。

画質は悪いが拡大して見ると、何かの塊を突いている様子。

 

気になったので外へ出て、鳥がいた所を見ると・・・

殻のようなものがある。

 

何だろう?

ちょっと手で触って見るとしっとり濡れて柔らかい。


石の上に置き、向きを変えてみる。

 

なんと、それは雨に濡れた蜂の巣でした。

見ると、まだ蜂が残っていた。

 

蜂の巣を壊して、中の蜂を出してみると・・・

蜂はアシナガバチだ。

幼虫から成長し、もう直ぐ飛び立ちそうなくらいまで育っていた。

 

外へ出したが、まだ飛べるほど元気ではなかった。

アシナガバチは刺されると痛い。

可愛そうなので殺すことは出来なかったが、そのまま放置。

 

巣に残っていたもう一匹は、巣ごと捨てました。

 

そして午後、少し雨が上がってきました。

午後、のんびりコーヒーを飲んで寛いでいたら、外が急に慌ただしい。

 

何だろう?と外を見ると・・・

15羽位の鳥が、芝の虫を啄んでいる。

 

ムクドリの集団です。

 

そのうちの1羽が、窓際までやって来た。

そして、あっという間に、先ほど巣から取り出したアシナガバチをくわえて食べてしまった。

 

弱肉強食の世界を目の前で・・・。パーショボーン

 

ムクドリたちは、庭のあちこちで競い合って虫探し。

 

サツキの木の上に2羽います。

木につく虫をさがしているのだろうか?

 

いつも滑稽な動きを見せるムクドリ。

それは歩き方です。

 

ヒョコヒョコと足を持ち上げて歩く姿は何ともおかしい。口笛

こっちでもヒョコ、ヒョコ

 

こっちでもヒョコ、ヒョコ!

 

しばらく芝の虫を探していた一団は、キッチン側の窓下に移動。

今度はここで虫探しのようです。

 

行ったり来たり!

 

どっちへ行こうか考えているのかな?

行っては戻り、庭のあちこちをさ迷いながら、虫を食べていました。

 

 

ムクドリは、嫌われ者のようです。

集団で行動し糞を排泄するため、他の鳥と比較して嫌われている鳥です。

また街路樹でたくさんの野鳥が鳴き声を上げているのもムクドリが多い。

 

嫌われ者のムクドリだけど、昔は違ったようです。

雑食性の鳥で、主に昆虫やミミズ、両生類を食べます。田んぼや畑に被害を与える害虫も食べていたので、益鳥として知られていました。またかつては住みかも森や林の中であることが多く、現在より人に害を与えることは無かったようです。

 

でも、森林の開発などが進むにつれ、ムクドリの住みかはなくなっていき、やがて人間の居住区域に住処を移すようになってきた。エサも虫だけでなく果樹園の果実を食べることもあり、人間に害をもたらす鳥となってしまったのです。(生活110番より

 

この結果は、ムクドリが悪いのか、人間が悪いのか?

難しい所ですが、我が家では庭の虫を食べてくれるのは有難い。

他で悪さをしなければ良いのですが・・・。

 

 

我が家には色々な動物がやってきます。

以前はハクビシンが、庭の柿を食べに来ていました。

狸は今でも時々顔を見せます。

竹林には蛇。そして、ミツバチやアシナガバチなど、刺されて痛い目にあうことも。

 

長野へ行くと良く見かける鹿なども、今は駆逐される動物の一つ。

とても可愛い顔をしているのだけど・・・。

 

それらの動物は、生きるための行動が嫌われる原因になっている。

その理由は人間の都合なんですよね。

 

野生の動物と共生できる日が来ると良いですね。

 

 

そんなことを考えていたら、コロナ禍のニュースが流れた。

新型コロナウィールスは、何故こんなに蔓延しているのだろうか?

 

自然を壊さないよう努力しますから、早くコロナ禍を納めて下さい!お願い

 

そんなことを自然にお願いしたくなりました。

 

 

ちょっと考えさせられた、無名の鳥とムクドリの来訪でした。

 

 

最後までお付き合い有難う御座いました。バイバイ