4月28日(水)
久し振りに、南高尾山稜を歩きに行って来ました。
前回訪れたのが、3月31日
約1ヵ月振りの南高尾山稜です。
月に数回訪れていたが、最近は少し控えていました。
理由は、以前と比べ人が多くなったから。
道が狭い山道は、道を譲りあわなければならない所も多数あります。
そして、意外とマスクをしていない人も多い。
そんな訳で、コロナ禍の今は、人が多い事がとても気になります。
そんなことから、自然と避けていました。
人が多くなった理由として考えられるのが、先日南高尾山稜が「NHK・BS」で紹介されていたからかも。
TVの影響は凄い!
その番組は、
コロナ禍の今、心配なことはあるが、それでもこの南高尾山稜は素敵な所。
我慢できずに行ってきました。![]()
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9時15分に駐車場に到着。
車の数はそれほど多くありません。![]()
準備をして出発!
駐車場脇のアジサイが満開!
道脇にも小さな花がいっぱい。
ムラサキサギゴケ
小さな花も、近寄って見ると可愛いです。![]()
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本沢ダム発電所脇の道。
人は居ないが、ツツジが満開。![]()
ここが登山道入口。
城山湖一周の入口でもあり、南高尾山稜へ続く道です。
そこに、新しいお知らせが吊るしてありました。
毎年行われている、「さがみ風っ子トレイルランニング」の中止のお知らせ?と思ったら、違いました。開催のお知らせです。
コロナの感染者数が減らない今、開催するの?大丈夫?
そんなことを考えてしまう、最近のコロナ感染者数。
HPを見てみると、徹底した感染予防対策をしたうえでの開催決定のようです。
このイベントを楽しみに、体を鍛えている人もいるでしょう!
その人達の楽しみが無くならないよう、早く新型コロナが治まればいいですね。
ここからは、榎窪山まで坂道です。
頑張って登ります。
坂道の途中、根本の土が無くなった大きな木。
今度、大きな雨台風が来たら、倒れそうです。
そんな道を、息を整えながら登っていくと、道脇に変わった葉を発見!
離れていると分からないが・・・
近寄って見ると、この植物の葉は少し変わっています。
なんと、葉の中央に小さな花が咲いています。
この植物の名前は「ハナイカダ」
標高700m以上の山で見られるらしいが、ここはそれほど高くはない。
確か、この道の上の榎窪山の標高が420m
ここで見られるとは、ラッキーです。![]()
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この花は、いずれ実をつけるようです。
写真を撮っていたら、坂を下ってきたご婦人がこの花を見て・・・
「高尾山にある!と言われたけど、見ることが出来なかったので、ここで見られて嬉しい!」
と喜ばれていました。
このご婦人、山歩きを趣味としているようですが、最近、運転免許を返納されたようです。
今は、山に来るのもバス利用。しかしバスは麓まで。
不便になったけど、歩くことが多くなり良かった!と笑顔。
今回も、津久井湖沿いを通る国道から登って来たそうです。
その距離は約3km、坂道なので60分近くかかりそう。
耳も少し遠く、お年?に見えるが、足取りも軽くとても元気です。
歩くということは、健康に良さそうですね。
私も頑張ります!![]()
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坂道の途中から唯一、景色が開けた所。
そこからは、都内・横浜方面が見えます。
楽しみの景色も、今日は霞んでいました。
ところで、今日はランニングをしている若者がとても多かった。
6月6日に行われるトレイルランニングに参加する人達でしょうか?
でも気になるのが、走っている皆さんは、誰一人マスクをしていない。
マラソンすると息継ぎも激しくなる。
そうするとマスクして走ることは苦しく、外したくなりますよね!
気持ちは分かります。
でも、私の方がマスクをしている口元に、さらにハンカチを当てたい気持ちになってしまう。
こんなことで、暗い気持ちになってしまう自分も嫌になる。
早く、そんな事に気を遣わず、自然を楽しめるといいですね。
そのためには、ワクチン接種をするしかない。
いつ早くワクチン接種のお知らせが届くことを祈るばかりです。![]()
マスクの事はさておき、歩いていて目に留まったのがこれ!
白い小さな玉みたいな花を付けた植物。
こちらにも、葉が違うが、小さな粒のような花の植物。
これは、「コゴメウツギ」
この蕾も、もう少しすると小さい花となります。
花が咲いたころ、見に来たいですね!![]()
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派手さはないが、小さな花芽を楽しみながら登り切った所が榎窪山。
ユックリと野草を楽しみながら、30分程で到着。
水分補給して、直ぐ出発。
5分程で三沢峠。
いつも何組か休憩している峠のベンチだが、今日は誰も居ません。
三沢峠から15分弱で、彫刻のフクロウがある休憩所に到着。
先客が一人。
ここも休憩せず通過。
この先に、ツツジが咲いている所があります。
少なめだが咲いていました。![]()
時には、この辺り一面咲き揃う時もあるが、今年は控えめです。
木の根がいっぱいの林を登ると、そこに休憩所。
そこには龍の彫り物があります。
今回は、その龍の彫り物を見に来ました。
龍の彫り物は、先日、NHK・BSで南高尾山稜が紹介されたとき、途中の休憩所にあった「フクロウの彫り物を」彫った人(伊藤さん)が彫った物です。
その伊藤さんが、フクロウの次に掘ったのが、この龍の彫り物。
昨年松頃より、彫っていました。
その龍がこちら!
前回、ここに来た時、伊藤さんに運良くお会い出来、お話も出来ました。
彫り物は全て出来ていたのですが、その時は目を加工していました。
今日見ると、その目には赤と黄色、そして黒の瞳が出来ていました。
倒木の形を生かして彫り上げた龍は、目が着色されたことで、まるで生きているようです。
この口から、炎を吹き出しそうですね!
あとから来られた3人組のご婦人達。
マスクもしないで、大きな声で会話を楽しんでいます。
一人が、この龍の口に手を差し込んで、びっくりしたような顔をしながら写真を撮っていました。
誰もが、童心に戻って楽しみたくなりますね!![]()
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気持ちは分かります。![]()
でも、密になっていますよ。![]()
マスクはしましょうね!
広場の隅に、シャガの花が咲いていました。
シャガの花と龍の彫り物のツーショット!
絵になりますね!
お元気なご婦人達です。
ここで休憩をされるようです。
休憩はしたので、早々に退散するとします。
今日の目的は、この龍に会うためです。
目的は達成したので、ここで折り返しです。
帰り道も山野草を楽しみながらの山道です。
アオキがいっぱい。
小さい花が咲いています。
「ジュウニヒトエ」も咲いていました。
フクロウの彫り物がある休憩所まで戻ってきました。
今度は誰も居ません!![]()
時間は11時5分前。
少しお腹もすいてい来たので、パンで早めの昼食としました。
一人のオジサンがやって来られました。
食べ終わっていたので、休憩終了です。
「キンラン」が咲いていました。
名前の通り、ひと際輝いていました。
榎窪山を通過して、そこから発電所の登山口までの長い下り坂。
途中に、「ホウチャクソウ」が咲いていました。
白い花が密集している白い花。
「ウラジロノキ」か「ミヤマガマズミ」だろうか?
野草の名前は難しい。![]()
花の写真を撮ってくるのは良いが、後で名前を調べるのが大変。![]()
ボケ防止には丁度良いかもね!![]()
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坂を下っていくと、道路の真ん中に毛虫が垂れ下がっていた。![]()
毛虫は苦手です。
触らぬ神に祟りなし。
そっと脇を通り抜けました。![]()
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下り終わった所に、ぱっと光が差したようにツツジの花。
控えめな山野草とは違い、パッと明るい!
駐車場に無事戻ってきました。
広い駐車場は、8割がたが埋まっていました。
高尾山ほどではないが、人気の場所です。
今日は、前回来た時より人が多かった。
ランニングしている人も。
昨年春に行われた一回目の「緊急事態宣言」の時は、この駐車場も閉鎖されました。
その時より、大幅に感染者が多い今ですが、その時より人出は多い。
私もそうだが、コロナ慣れしてしまったのだろうか?
そして、来るたびに、マスクをしていない人が多くなっているような気がします。
人にうつさない!うつされない!
私も気を付けようと思います。
久し振りの南高尾山稜でした。
以後、コロナ禍が治まるまで、ここに来るのは控えようと思います。
笑顔の口元を見ながら、話が出来る日が一日も早く来ることを願いつつ!![]()
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車に戻ったら、車のあちこちに毛虫がいっぱい。![]()
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桜の木の下に停めたのがいけなかったようです。
対句湖城山公園・根小屋地区のように、今は毛虫が発生する季節なのでしょう。
刺されないよう、そっと払い落としました。
今日の記録
距離:6Km、 時間:2時間11分
素敵な山野草がいっぱいの南高尾山稜でした。
最後までお付き合い有難う御座いました。![]()















































